カテゴリー別アーカイブ: 日経225ニュース

日経225先物に特化したニュース・情報です。

脳の働き

  株式にせよ、指数先物にせよ、FXにせよ、コモディティーにせよ、トレードは頭脳プレーです。私の知る限り、勝ちを重ねられるプレーヤーは、脳の働きが、ほかの人より優れている人が多いです。
  脳の働きといっても、いろいろとあって、生まれついて勝負運が強い人とか、チャートのイメージ力がすごい人、予知能力が優れている人、ファンダメンタルを中心に理詰めで考える力がある人、危機察知能力があって大きく負け越さない人などなど、人それぞれですね。
  特殊能力を持っている人は、脳の特定の部位に流れる血流量が、普通の人と比べて、飛びぬけて多いのだそうです。トレードに限らず、人それぞれ個性や能力の違いがあるのは、人によって血液の巡りのよい脳の箇所が違うからでしょうね。
  声が大きい人は、その人の脳の声帯を働かせる部位や、言語を発する部位の血流量が多いだけでなく、他人の脳の声を発する部位の血流量を委縮させる力があるのだそうです。だから、声の大きい人の主張や意見が通りやすいというのは、他人を犠牲にして成り立っているということがいえると思います。
  だから、人は他人の脳にも働きかける能力があるのです。例えば、一緒にいて楽しい人というのは、その人が自分の脳の楽しいと感じたり、わくわくしたりする部位の血流を増やしてくれる人と言えます。逆に自分とは肌が合わない人は、そうした部位の血流量を減らすことで、不快にさせる要素を持っているということになります。
  人だけでなく、自分が楽しいと思うこともそうですよね。楽しいものは脳にポジティブに働きかけてくれるし、逆に楽しくないものは、脳を委縮させてしまいます。音楽とか、食べ物とか、脳に影響を与えるものは様々です。好き嫌いとはそういうことではないでしょうかね。
  だから、日ごと心がけたいのは、脳に悪影響を与える人とか、物はなるべく避けることです。食べ物なんかまさに典型的ですよね。嫌いな食べ物は本能的に脳が拒絶するのです。だから、無理に嫌いなものを食べてはいけません。特にニンジンや、シイタケ、リンゴ、ナスといった食べ物は、人によってはうつ症状を悪化させる可能性もあります。もちろん、これらの食べ物が脳に好影響だという人もいます。
  だから、相性のいいもの、悪いものを識別する訓練が日ごろから大切ですね。そうしたことを意識すると、日常生活はかなり変わってくるのではないかと思います。
  トレードもそうですね。皆さんも、トレードに向いているかどうかも含めて、ご自身が何に向いているのか、どんな面で優れているのかということを考えてみるといいと思います。トレードへの取り組みが少しは変わってくるのではないでしょうかね。

11月17日のポイント

  ますます険悪です。このまま7000円台突入してくれた方が分かりやすいと思いますが。上値に未練がなくはないですが、もはやこの2、3カ月続いてきた、レンジを維持できなくなっています。
  基本的には「終わった」と思っています。ただ、面倒なのは、QE3とか突然「飛び道具」を出してくる場合ですね。まあ、ダウがこれだけ高ければ、政策を繰り出すことはないとは思いますが。
  豹変する可能性もあるのでねぇ・・・。難しそうです。

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10200 直近高値
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10040 震災後戻り高値
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9710 6月28日高値
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9520~9530
9430~9440
9360~9370
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9000 50%押し
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8710 61.8%押し
8660
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8360 76.4%押し
8310
8290
7800 震災後安値

破綻国家

  このブログで、「破綻国家」というと、基本的には経済的にもはや再起不能状態になっている、米国のことを指していうことが多いですが、実は残念ながら、この日本も、破綻国家というにふさわしい状況に陥りつつあります。
  日本が破綻状態と言っても、経済的な意味合いではなく、自分で物事を決定したり、諸課題に適切に対処できないという意味です。
  まあ、米国の言いなりで、為替介入を繰り返し、貴重な資産を食いつぶしており、今後もヤクザのような国にカネを無心されるであろうことを考えると、経済的にも破綻しつつあると言えなくもないですが、基本的には米国をはじめ諸外国と比べると、経済状況は、はるかに健全であり、むしろ財政破綻危機などとあおって、増税を強行し、米国に貢ぐ財源をひねり出そうとする輩がいるので、財政、経済そのものの危機というよりは、そちらの方を警戒しなければなりません。
  東日本大震災や東京電力福島第1原発事故後の右往左往ぶり、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)をめぐる、ドタバタを見るにつけ、もはや、国家としての体をなしていませんね。
  以前に「日本再占領」(中田安彦著、成甲書房)という本を紹介しましたが、その中でウィキリークスによって流出させられた米外交光電を読み解く中で、米国が日本を積極的に従属させようとしているのではなく、むしろ日本の外務省や財務省の官僚、そして一部政治家がそれを望んでいるのだという構図が浮かび上がりました。
  日本は第2次世界大戦で、完膚なきまでに叩きのめされ、そこからいち早く立ち直るため、吉田茂首相が再軍備化をせず、軍事力を米国に依存し、経済復興を優先する「安保タダ乗り」の道を選んでから、対米従属路線が始まりました。
  これにより、バブル経済絶頂期まで半世紀近くにわたり、日本は未曽有経済発展を遂げ、「経済大国」として一目置かれる存在になり、その余韻は今でも残っているわけですが、一方で、自ら必要な軍事力を持つことを放棄したことで、国際的な発言力は限られ、米国の陰に隠れてしか、国際社会では行動できなくなってしまいました。
  また、東西冷戦が終了し、ソ連との軍事競争に勝利した米国は、その矛先を日本に向け始めます。日本の経済力を脅威に感じ、「敵国」として認識するようになったのです。
  1990年代後半以降、金融攻撃を仕掛けられ、大手銀行がバタバタと倒れていき、タダ同然の値段で、破綻した銀行が米国のファンドによって買いたたかれるようになりました。
  また、米国債というババをつかませて、円高にしてはしごを外し、資産価値を目減りさせるというデフレ攻撃や、米国債を買い支えさせ、自分たちは日本が貢いだ資金で、日本の優良企業を買いあさるというのもいまだに常套手段ですね。
  軍事力放棄、すなわち、自分たちの運命は自分たちで切り開くということをやめてしまったがために、大きな代償を支払わされることになってしまったわけです。
  先週末、ハワイで行われたアジア太平洋経済協力会議で、日本はTPP参加表明や、米軍普天間飛行場問題で、あらためて、日米合意順守を明言させられたわけですが、経済的にガタガタして、もはや国家としては終わりに近づいている米国に、この期に及んで、言われたい放題、やられたい放題というのは、日本自身の問題でもあるのです。
  TPPに関しては、中国が参加に前向きな姿勢を示すなど、急展開しつつあります。中国の動きは日本にとって吉なのか凶なのか、現在のところは、断言できません。ただ、言えるのは、自分で自分のことを決められない「破綻国家」など、だれもまともに相手にはしないし、カモにされるだけということです。中国は日本がまともに外交交渉ができる国であるとはみなしていません。
  だから、米国の動きだけでなく、中国に対しても、現時点では理不尽な要求に何もなすすべがないのが日本の現状です。ゼロからのというか、大きくハンディを背負って、外交交渉に臨まなければなりません。
  日本の国益を追求しようとしたら、ぶざまな格好をさらすしかないわけですが、そこからでもスタートし、少しずつでも前に進んでいかなければならないということです。その覚悟が、政治家や官僚、そして国民にあるのかは疑問ですが。
  まずは、日本が破綻国家であるとの自覚を持つべきでしょうね。

11月16日のポイント

  極めて険悪です。昨日、本日の攻防で、8560に節目ができましたね。8560-8660-8760-8880とほぼ100円刻みでラインができています。
  上値に未練があるような動きが随所で見られますが、その一方で、それらを無視して崩しにかかってきているような感じもあります。
  で、やっかいなのは、このまま下に抜けたら、落としどころがないということです。近々、何か大きな動きがあるのかもしれません。何が起きてもおかしくないので、積極的にポジションをとるのは危険ですね。うまく、順張りできれば別ですが。
  安全第一。こういうところで意地商いしても仕方がありません。

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