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値を消す

  1ドル77.10台に突入。8月4日午前10時過ぎの為替介入ポイントが77.10近辺なので、これで介入効果はチャラになったことになります。
  過去、繰り返し行ってきた為替介入でつみあがったドルはすべて含み損を抱えることになります。野田さんまた介入するんですか? あなたが総理大臣になって、日本は幸せになるんでしょうか? 「あれは米国への手切れ金だった」と一言言ってくれれば、全面的に支持しますけどね。

8月9日のポイント

  もはやテクニカルでは動けないのですが、一応、ポイント(となりそうな価格)を下に掲示しておきます。暴落でいいんじゃないですかねぇ。もう。いまさら取り繕ったって仕方がないですよ。ダメなものはダメ。
  米大統領が、世界の人たちの前でひざまずいて、許しを請うぐらいのことをしなければ、米国に対する信頼なってそう簡単に回復しないでしょうね。
  引き続き、為替動向に要注意ですが、日本は先日の介入で投入した4.5兆円をすってしまったわけで・・・。

10870
10780
10670
10560
10480
10330
10310
10200 直近高値
10160
10130
10110
10070
10050
10040 震災後戻り高値
10010
9980
9930
9910
9880
9850
9830
9790
9750
9730 
9710 6月28日高値
9690 
9670
9660
9650
9630 
9600
9580
9550
9520~9530
9430~9440
9360~9370
9310
9280 38.2%押し
9200
9000 50%押し
8710 61.8%押し
8400
8320 76.4%押し
7800 震災後安値

やってはいけない

  これまで腫れ物に触れるような扱い、または馬鹿どもによって完全に無視されてきた、米国の債務問題ですが、もう避けて通れなくなってしまいました。誰が見ても、破綻状態だし、どんなマジックをつかっても、借金の返済のあてはない。現実を直視せざるを得なくなってしまったのです。そして、これからの焦点は、どのような形で米国が国家破産するか、そのプロセスです。
  中国は公式には、米国の債務問題についてはコメントしていませんが、共産党の機関紙「人民日報」は、「アジア諸国は米経済の混乱の最大の犠牲者になる」と、かなり手厳しく批判しています。中国は表向き、米国債の最大の保有者であるので、債権者として当然の反応ですね。
  ひるがえって日本。野田財務相は「市場の安定」のために「今後も米国債購入を継続する」のだそうです。馬鹿ですか? 価値がゼロになる紙切れ(電子化されていてそもそも実体がないか?)を買い支えてどうしようというのか?
  為替介入とともにやってはいけないのは、米国債の購入です。このまま抱きつき心中でもするつもりか? 米国を蹴落としてでも生き残る道を考えるべきです。
  ギャンブルで借金まみれの多重債務者に、追い貸しする馬鹿はどこの世界にもいません。粛々と取り立て、貸しはがしして、自殺するのを待てばいいわけです。それでも生き続けたいというのなら、マグロ漁船でも、臓器売買でもやればいい。そこまでやる勇気があればの話ですが。
  そんなこと、「ナニワ金融道」の世界と同じじゃないですか? 国家レベルになれば、何か事情が変わるというのでしょうか?
  まあ、米国に頭が上がらないから仕方がないとはいえ、野田とか与謝野という輩は、売国奴ですね。「米国債は魅力的な金融商品」なんですって。じゃあ、別にG7で緊急会合する必要はないわけですよね。「君、国売り給うこと勿れ」です。超A級戦犯として記憶しておきましょう。
  東日本大震災は米国と手を切るいいタイミングだったわけです。復興資金が必要なわけだし、東北に限らず、どこも地方は疲弊しているので、米国債をさっさと売り払って景気対策をやればよい。「トモダチ」とか言って、気持ち悪く抱き着かれてしまった。10兆円くらいはやるから、米国債さっさと売らせてくれと言えばいい。今からでも遅くはないと思うのですが。
  しかし、しばらくはだましだましやるんでしょうかね。ドルもダウも米国債もしぶとく、下げ渋って、ある時、一気に暴落するというパターンか?
  米国をどうやって支えるかというよりは、破産後のことを考えておく必要がある。中国はそれなりにダメージをうけるのでしょうけど、これを奇貨として、欧米の優良資産を荒らしまわる算段ですよね。われわれも情け容赦なくやるべきです。
  中国、ロシアが軍隊をつかって、取り立てをやるのならば、追随すべきです。ここで情けをかけても、何のメリットもない。もはや欧米に明日はないのです。

米国と決別のチャンス

  産経新聞によると、来月前半に予定されていた、日米首脳会談の日程調整を事実上拒否しているとのこと。菅首相の退陣時期が不透明であることや、「脱原発」の方針について、不快感を示しているのが理由らしいです。
  おそらく、産経さんは米国の恫喝に屈して、菅首相に退陣勧告をした上で、日米同盟の重要性をこんこんと説くんでしょうけど、いいチャンスはないですか。さっさと米国と決別しましょうよ。
  今、日本が米国債を売り払ったら、米国は最後です。二度と国際社会ででかい顔をできなくなる。中国は米ドルを見限る準備はできているようですね。
  米国が土下座して首脳会談開いてくれというのが筋でしょう。別に日米首脳会談開く理由などないですよね。我々は我々で粛々と国益を守るために活動をすればいい。こっそり米国債を売却して金を買えばいい。ただそれだけ。
  首脳会談を開けなくて、困るのは米国の方です。こんな無礼なことをされてまで、米国におもねるひつようはない。いつでも「ドル売り」介入すればいいのです。
  馬鹿だね、アメリカさん。

借金してでもドルを買え???

  ドル・円のポイントは77.82。ここを割り込むか? 介入で買い支えるのかというところ。素直に暴落でいいと思うのですが、介入の二文字がちらつくので、ポジションは下手にとれません。
  今朝のテレビ東京「モーニングサテライト」にNYから出演した、バカ林じゃなかった若林某。ドルは、(来年初頭に)74円台まで下げて、その後、130~140円まで戻すという大胆予想。藤巻某もこの期に及んでまだ似たようなことをいってますよね。
  若林某は為替ゴロみたいですね。で、「私なら借金してでもドルを買う」んだそうです。是非やってください。楽しみだなぁ。結末が。
  テレビ東京って、これ予想外したら責任あるでしょう? 米国の圧力で、わざとドルを買うように仕向けているのか? 結構、大問題ですよね。しかし、テレ東は胡散臭いコメンテーターを使いすぎですよね。日経先物のシステムトレードの帝王、田中某とか、昔起用していたし、審査しないのか? あまりにも見識がなさすぎです。
  何度も強調しますが、米ドルは、破綻国通貨です。なぜ流通しているのか不思議なくらいの状態です。無責任な言動に注意しましょう。