8月1日のポイント

  ドル・円は76円台からのスタートで、軟調な展開が予想されそう。先物は底堅いですね。シカゴ終値は9830とダウの軟調さをよそに、値を維持してきました。
  今週も米国の債務問題に何らかの方向性が出ると思われますが、どこに落としどころを求めるか、見えないですね。荒れるのか。先物の底堅さやマーケット・コメントを見る限りは、一段落したら、値を戻す可能性も頭に入れておく必要もあります。
  いずれにせよ20世紀に世界に君臨した帝国がどのようにして崩壊するのか、最終局面にあることは確かです。まともな相場つきを期待しない方がいいでしょう。
  米国では一般の人の金、銀の現物、先物取引やFXに規制がかかる方向のようです。まあ普通に考えれば、米国民ですら「ドル・ショート」の立場でしょうから、自国民が見捨てる通貨が買われる理由はない。ついになりふりかまわず、ドルの価格維持に動き出したということでしょう。
  繰り返しになりますが、劇的にドルや先物が上昇することはないでしょうけど、目先ちょっと勢いよく戻す局面もあるので要注意です。

10890
10870
10780
10670
10560
10480
10330
10310
10190
10160
10130
10110
10070
10050
10040 震災後戻り高値・全値戻し
10010
9980
9930
9910
9880
9850
9830
9790 フィボナッチ61.8%戻し
9750
9730 
9710 6月28日高値
9690 
9670 フィボナッチ50%戻し
9660
9650
9630 
9600
9580 フィボナッチ38.2%戻し
9550
9520~9530
9430~9440
9360~9370 
9310 直近安値