大昔にこのブログで「IRブレイク」なるキーワードを取り上げたことがありますが、そんな言葉、私も忘れていました。先物でデイトレをする際に、知っておくともしかするとお得かもしれない小技です。単なる都市伝説という噂もなきにしもあらず。
午前10時過ぎに9800を割ったのはまさにIRブレイクですよね。IRとはイニシャル・レンジのことで、午前9時台の値幅を意味します。本日の場合は9800~9850ですね。
IRの下限、あるいは上限を割るタイミングを見計らって、順張りする。本日の場合、9800でショートすれば、勢いで1ティックは抜けるわけです。
ちなみに私は、9800でショートしようとした瞬間、ラージ521枚の売りにかっさらわれて、エントリーしそこないました。とっても残念です。
昔の先物デイトレの教科書ではIRブレイクすれば、IR分だけ順方向に動くとされていますが、当たったためしはないという記憶があります。その考え方で行くと、本日の場合、IRは50円なので9750まで下げる可能性があるということです。
まあ、どこまで正しいかわかりませんが、IRブレイクに乗れば、1ティック抜ける可能性がかなり高いことは、経験則上言えると思うので、乗ってみる価値はあると思います。
ただ、あくまで日経先物のローカル・ルールであり、日中より、午後4時30分以降の方が、まともな動きをするご時世なので、いつまで、この法則(都市伝説)が通用するかは分かりませんので、念のため。