今週の予定

【8日(月)】
08:50 日6月国際収支統計
14:00 日銀7月景気ウォッチャー調査
19:00 OECD6月景気先行指数

【9日(火)】
11:00 中国7月消費者物価指数
11:00 中国7月鉱工業生産、小売売上高
17:30 英6月鉱工業生産
21:15 加7月住宅着工件数
21:30 米4~6月期非農業部門労働生産性、単位労働コスト(速報)
27:15 米連邦公開市場委員会(FOMC)、政策金利発表
米国3年債入札

【10日(水)】
15:00 独7月消費者物価指数(確報)
18:30 英中銀、四半期インフレ報告
21:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
23:00 米6月卸売在庫
時間未定 中国7月貿易収支
米国10年債入札

【11日(木)】
08:50 日6月機械受注統計
10:30 豪7月雇用統計
21:30 加6月新築住宅価格指数、国際商品貿易
21:30 米6月貿易収支
21:30 米新規失業保険申請件数
米国30年債入札

【12日(金)】
18:00 ユーロ圏6月鉱工業生産
21:30 米7月小売売上高
22:55 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)

何がやりたいのか?

  米国が国家破綻すると、間違いなく世界の経済システムは変革を余儀なくされることと思います。次の時代はどういうシステムになるのか? 今の派手な金融資本主義と比べると、地味で地道な努力を求められると思います。
  現在のシステムは、中央銀行(その大本はもちろんFRB)が紙切れ(紙幣)を発行して、その取り合いをさせる。金を持っているか、多く稼げたか、稼ぐ能力があるかで、その人の社会的な立場、地位、資源を支配できる能力(所得)が決まっていました。
  日本人は真面目なので、正攻法でものづくりをこつこつとやることで、紙切れをゲットし、エコノミック・スーパー・パワー(経済大国)の地位に上り詰めたわけです。まあ、日本の台頭を大目に見てきた米国の国策によるところも大きいのですが、日本の技術力、繊細なものづくりのセンス、勤勉さが大きく貢献したことは間違いないでしょう。
  米国は現在の世界の経済システムを築き、それを支配する元締めなのですが、真っ当なやり方では、競争力を維持できず、紙切れを稼ぐ能力を失ってしまった。そこでインチキを考えたわけです。金融を支配して、アンフェアなルールを押し付けることで、優位な立場を築こうとした。
  彼らのもくろみは見事に成功し、日本の経済はかなり弱体化させられてしまった。1990年代後半から始まった北海道拓殖銀行や山一證券の破たんに象徴される、金融不況は、まさに彼らの思うツボでした。
  そして、小泉、竹中といった手下を使って、「構造改革」とか、「郵政民営化」を実行させることで、金融力による日本支配を完成させたわけです。
  また、並行して、日本のハイテク技術を韓国や台湾に流出させるように仕向け、日本人が得意としていたものづくりの面からも丸腰にさせようとした。
  ただ、ものづくりに関しては、生産効率が日々劇的に向上し、価格競争も激化しているので、米国が介入しようが、しまいが、消耗戦に入ることは目に見えていました。そこは、見誤らないようにしたい。
  日本市場のニーズにこたえるには、例えば自動車ならば、トヨタ自動車だけでいい。トヨタの足りない分をホンダがやる程度でしょうか。電機ならばパナソニック1社で十分だし、残りを東芝がやるくらい。投入する労力に対し、高い生産を挙げられるわけですから、どんどん仕事がなくなっていくわけです。
  これが世界規模で起きるなら、どうなるか? 電機の分野では、サムスン1社で用は足りるし、中国市場があるのでハイアールが生き残るぐらいでしょうか。自動車なら現時点で一応、トヨタが優位ですが、新興市場で強いフォルクス・ワーゲンあたりが世界を席巻し、ほかのメーカーは不要になってしまう可能性があります。
  金融資本主義の論理とあいまって、世の中、どんどん効率化が進み、仕事がなくなっていくわけです。そこで、格差社会や貧困といった悲劇が起きる。
  来たるべき金融恐慌の後、考え直すべきなのは、いかに生産効率化の恩恵を広く分け与えるかでしょうね。それと、金融カジノのルールを支配している一部のインサイダーがもうけを独占する、イカサマも是正しなければならない。
  世の中、ほとんど仕事しなくても、物を生産できるようになっていく、その動きは今後も止まらなくなるでしょうね。その事実を広く知らせるべきで、一部のインサイダーがそうした情報を独占して、他人を不幸に陥れることで暴利をむさぼる時代には終止符を打つべきです。
  そして私たちも発想を変えなければならない。人間の人生なんて、地味なものですよ。1000年前、1万年前と大して違うわけではない。
  退屈な世の中で、何をすべきか? あるいは何がしたいのか? それを一生考え続けること。そして、何かを見つけ出すことが大切になるのではないでしょうか。

日経平均始値9169.67円

外国人売買動向
買い 11100000株
売り 28700000株
差し引き 17600000株売り越し

日経平均先物前日比120円の9160円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反発。

デイトレード値動き注目銘柄
1407 ウエストホールディングス
8136 サンリオ
3632 グリー
3092 スタートトゥデイ
3116 トヨタ紡織
4819 デジタルガレージ
2766 日本風力開発
7606 ユナイテッドアローズ
2229 カルビー
7522 ワタミ
8871 ゴールドクレスト

軍隊が必要な理由

  私は基本的には、憲法9条を擁護するべきだと思います。右寄りの人たちには受け入れがたいかもしれませんが、日本が平和国家であるというイメージは予想以上に世界に浸透しています。そして、それが日本に対する好印象につながっている。ただ、原下の国際情勢を考えると、やはり“最低限”の軍隊は必要だと考えます。
  何に対して軍隊が必要かというと、中国やロシア、北朝鮮、韓国ではなく、米国に対してです。借金を踏み倒そうとする輩に対して、どうやって取り立てるか? 暴力をちらつかせるしかありません。国益、権益、財産を守るには、軍隊が必要なのです。
  残念ながら、人間は立派な生き物ではありません。法的には債権者の権利は(もちろん債務者の権利も)守られていても、実際に債務を履行させられるかというと、そんなことはない。返す金がないふりをして、ちゃっかり財産を隠匿し、トンづらすることだってありうる。
  こうした“ならず者”に対しては、やはりしかるべき方法で対処しなければならないわけで、中国やロシアなどは、米国に対して「借金はちゃんと返せ、さもなくばニューヨークに核ミサイルを打ち込むぞ」くらいの脅しはやっているわけです。
  困ったことに、日本そして、米国の傀儡政権から始まった韓国などは、債権者に対して、債務者が軍隊を駐留させるという、奇妙な状況に置かれています。これは世界帝国と周辺国の関係でもあり、仕方がないのですが、「同盟国」だろうが「トモダチ」だろうが、他人は他人。すべて仮想敵だという意識を持つのが国家のあるべき姿ですが、吉田茂が「安保タダ乗り」などというケチなことを考えたばっかりに、米国に対しては絶対に頭が上がらないという、なさけない状況になってしまったのです。
  昨日の財務省の為替介入は、過去最大規模の4兆円ということですが、完全に盗人に追い銭ですよね。ろくに働きもせず、ばくちで身を崩して、借金を踏み倒そうとしている連中に金を投げてどうする? 米国に脅されてこういうことをしてしまうわけです。介入をやってしまった、菅、枝野、野田、与謝野、白川といった人たちは、売国奴です。決して忘れてはならない。
  輸出企業を守るという大義名分ですが、4兆円に見合う効果はあるのでしょうか? 円高だろうがそうでなかろうが、輸出企業全体で4兆円の利益を上げるというのは、至難です。そんな金があれば、復興に回せばいいし、こども手当だって見直さなくてもよくなる。
  そもそも、東日本大震災は、米国との関係を見直す好機だったはずです。国家の存立すら危ぶまれるダメージを受けたわけですから、「米国債を全部売り払って、国を再建します」と宣言すればよかった。しかし、震災直後につかつかとやってきた、ヒラリー・クリントンという凶暴バカ女に脅され、原発事故もあったものだから、すっかり縮み上がってしまい、封じ込められてしまった。
  債務者の方が力が強い場合、そして、極端に力に格差がある場合、借金を踏み倒す奴が強いという倒錯した関係になってしまうという、まさに好例ですね。
  軍隊を持たないことによる利益をこれまで最大限に享受したわけですが、これからはそういうわけにはいきません。いかに強い米国といえども、一国が世界中に軍隊を展開し、にらみを利かせるという時代はもはや終わったのです。とても財政的に持ちません。
  自分の身は自分で守る。そういう姿勢を貫いていれば、米国に対して、しかるべき権利を行使できたわけですが、それはかなわない。まあ、これはいまさら言ってみても仕方ないので、これから先どうするかですよね。
  米国が国家破産をしたら、米国内は混乱が起き、内乱状態に陥るでしょうし、世界的にもパワーバランスが崩れ、あちこちで小競り合いや紛争がおきるでしょう。
  日本の場合、原油や天然ガスを確保するルート、シーレーン防衛に空白が生じれば、経済的に大きな混乱をきたす可能性もある。これは真剣に考えなければならない問題です。
  中国の軍事力増強に対して、警戒感が強まっていますが、馬鹿みたいに軍隊を肥大化させた米国と比べると、まだまだかわいいものです。というか、今から空母を建造しても、アジア・太平洋地域の安定を維持するには不十分だし、間に合わないでしょう。それに、いくら経済が右肩上がりとはいえ、一国が軍事に回せる金など知れている。
  こういう理由もあって、日本は自前で、必要な軍事力を整備する必要があります。米国が破産して在日米軍が縮小、撤退ということになると、どれくらいのものが必要なのか、早急にシミュレーションしなければなりません。
  また、米国が国家破産した場合、中国、ロシアはどう出るか。債権確保のため軍隊を使って、米国の対外資産を差し押さえたり、場合によっては、米国に乗り込んでいくかもしれない。
  新しい世界秩序をつくるため、世界の安定を維持するため、かつてのベルリンがそうだったように、ニューヨークに人民解放軍やロシア軍が駐屯することだって、あるかもしれない。その時は、日本も行動する必要があるし、応分の負担を求められるでしょう。
  日本が軍事力を増強するならば、その原因は米国にあると考えるべきではないでしょうか。

レンジ下抜け

  かつてならダウ500ドル安ともなると、出来高を伴って、ボラティリティーも上がるのですが、落ち着いてますよね。9300~9800のこのところのレンジを下抜けています。しつこく買いが入りますが、先に展望があるわけでもない。
  願わくば、ドルが元の位置に戻ってほしい。雇用統計で76円台に下げれば面白いんですけどね。介入に効果がないということが証明されれば、馬鹿げた行為に歯止めがかかることにもなる。

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