先物は上は、9420円でぎりぎりブロックしてきましたね。中途半端に買い意欲が強いので、面倒です。これまでサポートとなってきた9370円を割りましたが、まだ、9360円、9350円が残っている。明確に下抜けない限り、追随は難しい。
9420円をつけたあたりで、レジスタンスで売って、ショートキープなら、引っ張る価値はありますが、こんなにせせこましい値幅で、しかも、出来高もないので、様子見が無難。
欧州関係で、材料が出れば、上下に振る可能性があるので注意。特に、格付け関係で相場操縦する可能性が大。本当に食えない相場です。
ドル円も基本下向きだが、80.50近辺まで戻してもおかしくない。特に今日は月曜日なのでね。
寄り付きから、先物の動きを注意深く、ウォッチしたのは2年ぶりぐらいですが、動きはとってもわかりやすいですね。見せ板のインチキも健在でした。
9360円、9400円がポイントなので、上はレジスタンス9400~9420円、下はサポート9350~9360円の間で、サンドイッチになることは当然、分かりましたね。9時5分ごろでしたでしょうか、9400円に1200枚の見せ板が、一瞬、出たのも面白かったですね。
しかし、先物とはまともにかかわらないのが正解。9370円で下げ止まったところで当然、9380円ロングでしょうけど、安全にいくなら、この動きでは、9390円か、欲張って9400円で返済するのがせいぜい。1ティック、2ティックしか取れない。リスクと比べると、割に合わないですね。本当にまともに付き合うと馬鹿らしい。あらためて認識しました。
あとは時間的に、動きそうな時間帯としては、為替の仲値が決定し、中国市場が開く、午前10時半以降、欧州市場をにらんで午後1時~午後2時以降でしょうか。月曜日なので、大きな動きは期待薄。イベント前ですしね。21日はギリシャの内閣に対する信任投票もあるらしいです。これも重要。
外国人売買動向
買い 14200000株
売り 8600000株
差引き 5600000株売り越し
日経平均先物前日比プラス50円の9390円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は続伸。
NYダウ 12,004.36 +42.84
ナスダック 2,616.48 -7.22
NY原油 93.01 -1.94
デイトレード値動き注目銘柄
2766 日本風力開発
6298 ワイエスシイ
1407 ウエストホールディングス
9501 東京電力
2138 クルーズ
6305 日立建機
4825 ウェザーニューズ
9514 ファーストエスコ
2405 フジコー
6255 エヌ・ピー・シー
4651 サニックス
3858 ユビキタス
8136 サンリオ
9697 カプコン
2432 ディーエヌエー
2371 カカクコム
6297 鉱研工業
株:NYダウ続伸
17日の米株式市場は、ギリシャの債務問題をめぐって、ドイツとフランスが結束して取り組む考えを示したことを受けて、ギリシャの債務不履行回避に向けた議論が進展するとの期待が高まり、上昇して始まった。ただ、6月ミシガン大消費者信頼感指数が71.8と市場予想を下回る悪い内容だったことから、上値は限定的となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比42.84ドル高の12,004.36ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は上昇したものの、為替市場でドル安・円高となっており、強弱材料が交錯する中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,365円となっており、市場の予想レンジとしては9,300円−9,450円となっている。
為替:ユーロが上昇
17日の外国為替市場では、ギリシャの債務問題について、フランスとドイツが、民間部門の自発的参加を盛り込む追加支援策の支持を表明したことを受けて、ギリシャの追加支援が実現するとの期待感を背景に、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は80円近辺、ユーロドルは1.43ドル近辺となっている。
本日は、注目される経済指標の発表がないことや、21,22日のFOMCを控えて、様子見ムードが強まるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.50−80.50円となっている。
商品:NY原油続落
17日のNY原油先物取引は、米経済指標が悪い内容だったことや、週末のポジション調整の動きなどを背景に、売りが優勢となり、一時91.84ドルまで下落した。その後は、為替市場のドル安・ユーロ高を受けてやや下げ幅を縮小したものの、中心限月の7月限の終値は、前営業日比1.94ドル安の1バレル93.01ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、為替市場のドル安基調や、米国の景気先行きに対する不透明感が強まる中で、安全資産としての金が引き続き買われ、続伸して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比9.20ドル高の1オンス1,539.10ドルで引けた。
先週末のシカゴ日経先物終値は9380円でなく、9365円でしたね。9350~9360あたりがサポートとなるか、レジスタンスになるかに注視したい。9340円以下で寄り付くのか、9370円以上で寄り付くのかがまずはポイント。
下は直近安値9310円をどうするか。上は昨日述べた通り、9400~9420円が抵抗帯になる可能性が高く、超えるにはエネルギーが必要。