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金利イベント

  金利イベントなので、日経平均とドル・円は必ずしも、シンクロして動くとは限りませんのでね。理由は各自で考えてください。これが自分で理解できないならトレードをやる資格はありません。イベント後、ドルが上昇してダウが下がる可能性だってあるのです。もちろん逆や一致して動く可能性だってある。
  それにしてもアジア時間に嫌がらせをしてきますね。寄り付き興奮して買っちゃった人も多いのではないでしょうか。

前倒し

  一部の報道で日銀の追加金融緩和観測について情報が流れているようです。それを受けて動意づいているようです。
  強引に崩壊を回避するかどうか? あや戻しで終わる可能性もあるので神経を使う局面です。

あきらめの悪い人たち・・・

  買ってる連中は馬鹿じゃないのかね。金融緩和で噴き上げを期待しているんでしょうけど、ここで買うのはギャンブルでしょう。こんなところで仮に、ギャンブルで勝っても全然ほめられたものではありません。
  ギャンブルで勝ち続ける自信のある人なら別ですが、自己管理できないなら、勝っても負けても破滅への一歩です。

長期休暇モード

  ドルが崩れ気味に推移しています。ドル・円が不穏な動きをしているというのは、先週金曜日あたりから指摘してきたとおりです。ピンと来ていなかった方が多いでしょうね。こういうところでわずかな兆候に気付けなければ、1円ですら勝ち逃げできないでしょうね。センスないといっていいと思います。
  政策介入相場であることは常々指摘していますが、政局がらみのニュースには反応しやすいのです。だから「サルコジ」「サルコジ」と指摘してきたとおりです。これもみなさん鈍感でしたね。微妙な時期に小沢判決もありますね。
  日本のニュースでは緊迫感が伝わりませんが、欧州は再び、金融問題の火が手が付けられない水準まで燃え上がっています。
  分かりやすいところでは、金融市場はこの1、2年巧妙に危機を回避してきましたが、5月6日の「Xデー」をどう回避するか。フランス大統領選、ギリシャ国民議会選の「ダブル選挙」です。
  両国ともに財政緊縮策に反発して、反対勢力が勢力を伸ばす、あるいは現政権がまさに転覆する可能性が高まっています。フランス大統領選の第1回投票結果に刺激されて、ギリシャでも財政緊縮に反発する機運が高まるかもしれません。まさに相乗効果ですね。
  欧米主導の金融資本主義の限界と矛盾が露呈し、人々が気づき始めているということです。この辺は米国の傀儡で建国され、米国のマシーンとしてしか機能できなくなった韓国とは違うところです。
  連休中は素直に休んだ方がいいと思います。分かり易い場面がくれば、全力投球すればいい。ただそれだけです。
  この数週間の動きから、何も感じ取れなかった人は、トレードの道はあきらめた方がいいでしょうね。