タグ別アーカイブ: マーケット予想

2012年3月26日のマーケット予想

株:NYダウ反発
23日の米株式市場は、米2月新築住宅販売件数が31.3万戸と市場予想を下回ったことなどが嫌気され、下落して始まった。ただ、その後は、原油相場の上昇を背景に、エネルギー株などに買いが入り、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比34.59ドル高の13,080.73ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となる一方で、利益確定の売りも根強いことから、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,930円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,900円−10,050円となっている。

為替:ドルが下落
23日の外国為替市場では、米国の住宅関連の経済指標が悪化したことなどを受けて、ドルが下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は82円台前半、ユーロドルは1.32ドル台半ばとなっている。
本日は、3月独IFO景況感指数(予想:109.6)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては82.00−82.80円となっている。

商品:NY原油反発
23日のNY原油先物取引は、欧州の大手石油会社が、7月からのイラン産原油輸入停止を先取りする形で、同国からの購入を縮小し、イラン産原油の輸出が3月に日量30万バレル減少する可能性があるとの見方を示したことや、国際エネルギー機関の事務局長が、現時点で戦略石油備蓄を放出する必要はないとの見方を示したことなどが買い材料となり、反発して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.52ドル高の1バレル106.87ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル安が進行したことや、原油相場の上昇に連れる展開となり、4日ぶりに反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比19.90ドル高の1オンス1,662.40ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年3月23日のマーケット予想

株:NYダウ続落
22日の米株式市場は、3月HSBC中国製造業購買担当者景況指数速報値が48.1、ユーロ圏3月購買担当者景気指数が47.7と前月から低下し、中国と欧州の景気減速懸念が強まったことが嫌気され、NYダウは3日続落となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比78.48ドル安の13,046.14ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場の下落や為替市場の円高基調などが株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,935円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,900円−10,050円となっている。

為替:円が買われる
22日の外国為替市場では、日本の2月貿易収支が+329億円と予想外に黒字となったことを受けて、円が買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は82円台半ば、ユーロドルは1.32ドル近辺となっている。
本日は、米2月新築住宅販売件数(予想:32.5万戸)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては82.00−83.00円となっている。
 
商品:NY原油反落
22日のNY原油先物取引は、中国とユーロ圏の経済指標が悪化したことや、欧米の株式市場が下落したことなどが嫌気され、続落となった。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.92ドル安の1バレル105.35ドルで引けた。
NY金先物取引でも、中国の経済指標の悪化を受けて、同国での金塊需要が減退するとの懸念が強まったことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比7.80ドル安の1オンス1,642.50ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年3月22日のマーケット予想

株:NYダウ続落
21日の米株式市場は、2月中古住宅件数が459万戸と市場予想を下回る悪い内容となったことや、中国の景気減速への警戒感が広がる中で、住宅関連株やエネルギー株を中心に売りが優勢となり、NYダウとS&Pは下落して引けた。一方で、ソフトウエアのオラクルの決算が好調だったことを受けて、ハイテク株に買いが入り、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は上昇して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比45.57ドル安の13,124.62ドルで引けた。
本日の東京市場では、NYダウが下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が10,000円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,950円−10,100円となっている。

為替:ユーロが下落
21日の外国為替市場では、スペインの財政再建を巡る懸念が高まる中で、同国の10年債利回りが1ヶ月ぶりの高水準となったことが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は83円台前半、ユーロドルは1.32ドル台前半となっている。
本日は、ユーロ圏3月製造業PMI(予想:49.5)、米週間新規失業保険申請件数(予想:35.4万件)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては83.00−83.80円となっている。

商品:NY原油反発
21日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が120万バレル減と予想外の取り崩しとなったことなどを好感し、反発して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.20ドル高の1バレル107.27ドルで引けた。
NY金先物取引では、ここ最近の下落を受けた安値拾いの買いが入る一方で、為替市場でドル高が進行するなど、強弱材料が交錯する中で、同意薄の展開となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比3.30ドル高の1オンス1,650.30ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年3月21日のマーケット予想

株:NYダウ反落
20日の米株式市場は、2月住宅着工件数が69.8万戸と市場予想を下回ったことや、豪英資源大手BHPビリトン幹部が、中国の鉄鉱石需要が今後伸び悩むとの見通しを示し、中国の経済成長が鈍化するとの懸念が高まったことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比68.94ドル安の13,170.19ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が10,045円となっており、株式市場の予想レンジとしては10,000円−10,150円となっている。
 
為替:ドルが上昇
20日の外国為替市場では、中国の経済成長が減速するとの懸念が高まる中で、豪ドルなどの資源国通貨が下落し、ドルが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は83円台半ば、ユーロドルは1.32ドル台前半となっている。
本日は、注目される取引材料がなく、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては83.00−84.00円となっている。

商品:NY原油反落
20日のNY原油先物取引は、サウジアラビアのヌアイミ石油相が、供給不足の際には、増産する用意があると述べたことを受けて、イラン制裁に伴う供給ひっ迫懸念が後退し、急落する展開となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比2.48ドル安の1バレル105.61ドルで引けた。
NY金先物取引でも、原油相場の下落に連れた売りが入ったことや、世界最大の金輸入国であるインドで、輸入関税の引き上げに反対するストが発生し、同国の現物取引が滞っていることなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比20.30ドル安の1オンス1,647.00ドルで引けた。 

                                                                                          

2012年3月19日のマーケット予想

株:NYダウ反落
16日の米株式市場は、3月ミシガン大消費者信頼感指数が74.3、2月鉱工業生産が前月比変わらずとなり、市場予想を下回る内容だったことや、前日までの上昇を受けた利益確定の売りが出る中で、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比20.14ドル安の13,232.62ドルで引けた。
本日の東京市場では、前週末の米株式市場が小幅な値動きだったことなどから、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が10,035円となっており、株式市場の予想レンジとしては10,000円−10,100円となっている。

為替:ドルが下落
16日の外国為替市場では、米2月消費者物価指数コア指数が前月比+0.1%と市場予想を下回ったことを受けて、FRBが緩和政策を早期に転換するとの思惑が後退したことから、ドルが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は83円台半ば、ユーロドルは1.31ドル台後半となっている。
本日は、注目される取引材料がなく、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては83.00−84.00円となっている。

商品:NY原油反発
16日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安が進行したことや、イラン産原油の供給をめぐる懸念が強まる中で、買いが優勢となり、3日ぶりに反発した。中心限月の4月限の終値は、前営業日比1.95ドル高の1バレル107.06ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、金の最大消費国であるインドが金に対する輸入関税を2倍の水準に発表したことが嫌気され、下落して始まった。ただ、その後は、為替市場でドル安が進行したことから、買戻しの動きが強まったものの、プラス圏を回復するには至らず、中心限月の4月限の終値は、前営業日比3.70ドル安の1オンス1,655.80ドルで引けた。