タグ別アーカイブ: マーケット予想

2012年2月13日のマーケット予想

株:NYダウ反落
10日の米株式市場は、ギリシャ第2次支援の受け入れの条件となる経済改革案について、ギリシャ政権与党の1つである国民政党派運動党首が賛成票を投じることができないとの考えを示したことや、ユーロ圏財務相会合でギリシャ追加支援の正式決定を先送りするなど、ギリシャ情勢の行方をめぐる不透明感が強まり、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比89.23ドル安の12,801.23ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は下落したものの、東京時間13日早朝にギリシャ議会が第2次支援の受け入れの条件となる経済改革案可決したことは、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,040円となっており、株式市場の予想レンジとしては8,850円−9,050円となっている。
 
為替:ユーロが下落
10日の外国為替市場では、ギリシャ情勢をめぐる不透明感が強まる中で、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.31ドル台後半となっている。
本日は、注目される経済指標の発表などはなく、引き続きユーロ圏の動向に注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
 
商品:NY原油反落
10日のNY原油先物取引は、国際エネルギー機関が石油市場月報で、世界の石油需要見通しが先月に引き続き下方修正されたことや、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の3月限の終値は、前営業日比1.17ドル安の1バレル98.67ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどを背景に売りが優勢となり、反落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比15.90ドル安の1オンス1,725.30ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月10日のマーケット予想

株:米株式市場続伸
9日の米株式市場は、ギリシャ向け第2次支援の受け入れの条件となる経済改革案について、政府と連立与党が合意したことを受けて、同国のデフォルト懸念が後退したことや、週間新規失業保険申請件数が35.8万件と市場予想より良好な内容だったことなどを好感し、3日続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比6.51ドル高の12,890.46ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が堅調だったことや、為替市場で円安が進行していることなどから、輸出関連株などを中心にプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,030円となっており、株式市場の予想レンジとしては8,950円−9,050円となっている。

為替:ユーロが上昇
9日の外国為替市場では、ギリシャ向け第2次支援の条件となっている改革案について、ギリシャ政府と連立与党が合意したことや、ECBドラギ総裁がユーロ圏の景気について、一時的な安定化の兆候がみられるとの見解を示したことなどを受けて、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.32ドル台後半となっている。
本日は、英1月生産者物価指数(予想:前月比+0.1%)、2月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:74.5)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−77.80円となっている。
 
商品:NY原油続伸
9日のNY原油先物取引は、ギリシャのデフォルト懸念が緩和し、欧州経済の先行き不安が後退したことや、好調な米経済指標を背景に買いが優勢となり、3日続伸となった。中心限月の3月限の終値は、前営業日比1.13ドル高の1バレル99.84ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比9.90ドル高の1オンス1,741.20ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月9日のマーケット予想

株:米株式市場横ばい
8日の米株式市場は、ギリシャ向け第2次支援の受け入れの条件となる経済改革案について、政府と連立与党との協議が難航していると伝わったことが嫌気され、下落して始まった。ただ、その後は、メディア大手ウォルト・ディズニーやタイム・ワーナーの決算が好調だったことなどを受けて買戻しの動きが強まり、米株式市場はほぼ横ばいで引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比5.75ドル高の12,883.95ドルで引けた。
本日の東京市場では、前日の米株式市場がほぼ横ばいだったことや、シカゴ先物市場の日経平均先物が9,000円と前日の日経平均株価と同水準となるなど、方向感がなく動きづらいとの声がある。株式市場の予想レンジとしては8,950円−9,050円となっている。

為替:ユーロが下落
8日の外国為替市場では、ギリシャ向け第2次支援の受け入れの条件となる経済改革案について、政府と連立与党との協議が難航していると伝わったことが嫌気され、ユーロが小幅に下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円近辺、ユーロドルは1.32ドル台半ばとなっている。
本日は、ECB理事会、英中銀金融政策決定会合が予定されており、市場の注目が集まっている。また、引き続きギリシャ問題への対応の動向には注意する必要がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.50−77.30円となっている。

商品:NY原油続伸
8日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比30万バレル増となり、積み増し幅が市場予想を下回ったことなどを好感し、続伸となった。中心限月の3月限の終値は、前営業日比0.30ドル高の1バレル98.71ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、前日までの上昇を受けた利食い売りが優勢となり、反落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比17.10ドル安の1オンス1,731.30ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月8日のマーケット予想

株:NYダウ反発
7日の米株式市場は、ギリシャ政府が1300億ユーロの第2次支援の受け入れをめぐり、同政府が連立与党に提示する合意文書を準備していると報道されたことをきっかけに、ギリシャの債務問題打開への期待感が膨らみ、買いが優勢となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比33.07ドル高の12,878.20ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,940円となっており、株式市場の予想レンジとしては8,900円−9,00円となっている。

為替:ユーロが上昇
7日の外国為替市場では、ギリシャへの支援が合意されるとの期待感が広がる中で、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台後半、ユーロドルは1.32ドル台半ばとなっている。
本日は、取引材料に欠ける一日となっているものの、引き続きギリシャの債務問題の動向には注意する必要がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.50−77.30円となっている。

商品:NY原油反発
7日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安が進行したことや、カナダのアルバータ州北部にあるオイルサンドプラントが予定外の改修工事のため操業を停止したことなどを背景に、買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の3月限の終値は、前営業日比1.50ドル高の1バレル98.41ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安が進行したことや、原油相場の上昇に連れて、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比23.50ドル高の1オンス1,748.40ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月7日のマーケット予想

株:NYダウ反落
6日の米株式市場は、ギリシャ政府と民間債権者による債務減免交渉が難航していることや、ギリシャ首相府が、改革実行を協議する予定だった政治指導者の会合が延期されたと発表するなど、ギリシャの債務問題に対する根強い懸念がくすぶる中で、終日軟調に推移した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.10ドル安の12,845.13ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,910円となっており、株式市場の予想レンジとしては8,850円−8,950円となっている。
 
為替:ユーロが下落
6日の外国為替市場では、ギリシャの債務問題に対する懸念が強まる中で、ユーロドルが一時1.30ドル台半ばまで下落するなど、ユーロが軟調に推移した。NY終値ベースで、ドル円は76円台半ば、ユーロドルは1.31ドル台前半となっている。
本日は、豪準備銀行理事会(政策金利の公表、予想:0.25%の引き下げ)に注目が集まっている。欧米時間には、独12月鉱工業生産(予想:前月比-0.3%)や、バーナンキFRB議長の議会証言などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.00−76.80円となっている。

商品:NY原油反落
6日のNY原油先物取引は、ギリシャの債務減免交渉が難航していることや、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、反落となった。中心限月の3月限の終値は、前営業日比0.93ドル安の1バレル96.91ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高が進行したことや、前週末の好調な雇用統計を受けて、FRBによる追加金融緩和への期待感が後退したことなどが嫌気され、続落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比15.40ドル安の1オンス1,724.90ドルで引けた。