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底無し

  日中、用事があったので、朝方早々と確定してしまいましたが、判断ミスでしたね。8420が1月あるいは2月以降のポイントであり、ここを割ってしまったので、チャート上のテクニカルなポイント以外は落としどころがありません。
  買い方の皆さんはそろそろ、真剣にロスカットを考えるべきところでしょうね。次は8100あたりで止まるのかどうか?
  その一方で、早々と為替介入というような声が上がっています。朝方ドルが上昇したのは、介入催促のようにも見えました。あと、ドル・円は200日線。
  また、先物が8490をつけたのは余分。これは意味があるのかどうなのか? ショート目線でいいと思いますが、注意も必要です。

逆の発想

  月足を見て、相場をイメージできない人はそもそも、トレードの能力が一部欠如していると思います。要は向いていないということです。そこは自分を律することができないと、いずれ痛い目に遭うので、引き返すことも勇気だとおもった方がいいですね。
  日経先物の月足を逆さにして考えれば、ちょっと見やすいかも。単純なテクニカル的には8100~7800が抵抗帯になっていて、そこから7000までは空白地帯です。普通に考えるとイケイケなんですけどね。
  だから相場をひっくり返すのは難しいのですが、ここで大規模な金融緩和なんかが行われたら、無理やり、値を吊り上げられるので、テクニカルは成り立たなくなってしまいます。
  そういうリスクも頭に入れて行動しなければならないので、一筋縄ではいかないのです。

NOTICE!

  皆さん十分警戒態勢をとられているとは思いますが、某CFD業者(欧州系)から以下のような内容のメールが送られてきました。どのタイミングで大きな動きがあるかは分かりませんが、もしかするとこういうメールが来る自体、カウントダウンなのかもしれません。
  ご参考までに。
 
(添付開始)
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2. ギリシャのユーロ離脱時の対応について
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ギリシャのユーロ離脱についてはメディア等で様々な憶測が飛び交っていますが、
万が一現実となった場合、金融市場の混乱等により、ギリシャ証券取引所に上場する銘柄
および
ユーロ関連通貨ペアの取引が非常に困難となる可能性があります。そうした事態が発生し
た場合、
弊社では下記のような対応を取らせていただきますので、予めご了承ください。

●ギリシャ関連のCFDの保有建玉を強制決済します。
●ユーロからの換算レートは、弊社が取得可能なレートで実施されます。
●通常時よりもロールオーバー処理に時間を要することが予想されます。

(添付は以上)

気になること

  数日前のウオール・ストリート・ジャーナルだったと思いますが、ギリシャの再選挙は、保守政党が事前の世論調査で優勢という結果が報じられていました。
  そうなると巷間言われている、ギリシャユーロ離脱、崩壊のシナリオは予想に反して、起きない可能性があります。茶番でしょうけど、“ポジティブ・サプライズ”の可能性もあるのです。
  この辺、細かな情報丹念に追って、読んでいかないと、足元をすくわれかねません。