タグ別アーカイブ: 戦略

7月27日のポイント

  26日午後11時現在、ダウは軟調に推移している。ケース・シラー住宅価格指数、6月新築住宅販売件数は、それほど下振れてはいないが、米経済の低迷を裏付ける内容。コンファレンスボード消費者信頼感指数は、予想を上回ったものの、特筆すべきものではない。
  ポイントというべきポイントはない。異常事態が続くということを忘れないこと、それだけだ。来週末の雇用統計、さらには8月15日と目されるXデーまで、のらりくらり動くものと思っておいた方がいい。あまり相場にかじりつく必要もないだろう。精神衛生上よくない。
  ドルの暴落を騒いでいるのは日本ぐらいのもので、米国株や米国債が下がらないことには、危機感を共有しにくいと思う。
  私のイメージとしては、暴落→介入→暴落→介入・・・のようなものを想像していたが、だらだらとやるのだろう。政治がからむ相場はかかわりにくい。市場原理にまかせれば、みんなハッピーだと思うのだが・・・。

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10040 震災後戻り高値・全値戻し
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9790 フィボナッチ61.8%戻し
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9710 6月28日高値
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9670 フィボナッチ50%戻し
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9580 フィボナッチ38.2%戻し
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9430~9440
9360~9370 
9310 直近安値

小浜さん

  先物もFXも午前10時の小浜さんのスピーチで動意づきました。先物は10040でとりあえず止めています。これは強いラインですが、支えきれるのかどうか?
  ドルがとてもこんなところで下げ止まったとはいえない形勢。ちょっと手を出せないですね。
  小浜さんはやはり失脚しちゃうのでしょうかね。下げるところまで下げて介入待ちですな。これは。

Xデーは8月15日か?

  米国の債務上限問題のリミットは8月2日ということですが、なんだかんだ理屈をつけて、あっさりと通過してしまう可能性があります。
  むしろ本当にやばいのは、米国債の償還が集中する8月15日という説が有力です。リーマン・ショックは日本が休日の時に起きましたが、お盆休みどころでない騒ぎになるかもしれません。

7月26日のポイント

  まずは明日未明の米国の債務問題をめぐる協議次第でしょうかね。妥結するにせよ決裂するにせよ何らかの結論が出ないことには手出しのしようがありません。
  ポイントはこれまでのものを踏襲しています。基本はレンジ相場です。夕方の日経先物の動きを見る限りは日本株に対する買い意欲は強いと思います。
  ただ、ドルが徹底的に下げてくれない限りは、値動きが信用できません。もしかすると、米国時間の取引終了にかけて、ダウ、ドルが暴落し、オセアニア時間にさらに下げ、日本市場の動向をちょっと様子見して、9時半とか10時に介入とかいうパターンがあるかもしれませんね。あくまでも妄想ですが。


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明日荒れるかな

  先物もFXも先週末、結構、底堅い感じで引けていますけれど、どうなることでしょうか。米国の債務問題は一つの山場。オバマ大統領はマーケットの反応を慎重に見極めたい意向です。
  オセアニア、アジア時間は米国の日曜日日中にあたるので、この間、暴落を演じて、夕方にかけて急転直下、何らかの妥協案が飛び出すというパターンか?
  もし明日、ドルが暴落したとしても日銀は介入しにくいでしょうね。米国の事情で相場が動くわけですから、まずは対応を見極めないといけない。米国がある程度方針を打ち出した時点で協調介入というのはあるかもしれないですね。ただし、介入規模は相当しょぼいでしょうけど。
  面倒くさいのは先週末終値付近でうろうろすることです。方向感が分からないので、そういう場合は、触らないのが無難。出方次第ですね。明日の対応は。