2012年7月5日のマーケット予想

株:米株式市場休場
4日の米株式市場は、独立記念日のため休場だった。欧州株式市場では、米株式市場が休場だったことや、5日のECB理事会を控えて様子見ムードが広がり、小動きの展開となった。
本日の東京市場では、米株式市場が休場だったことや、今晩のECB理事会を控えて様子見ムードが広がるとの声がある。株式市場の予想レンジは、9,050円−9,150円となっている。

為替:ユーロが下落
4日の外国為替市場では、6月ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)改定値で、ドイツのサービス部門PMIが49.9と、景気の拡大・縮小の分岐点となる50を割り込んだことや、5日のスペイン国債の入札を控える中、同国の国債利回りが上昇したことなどが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台後半、ユーロドルは1.25ドル台半ばとなっている。
本日は、ECB理事会(政策金利の公表)に注目が集まっている。経済指標の発表では、6月全米ADP雇用報告(予想:+10.0万人)、6月ISM非製造業景気指数(予想:53.0)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.40−80.20円となっている。

商品:米商品市場休場
4日の米商品市場は、独立記念日のため休場だった。
市場では、5日のECB理事会や、6日の雇用統計に注目を控えて、様子見ムードが広がっており、東京の夜間取引でも、動意に乏しい展開となっている。