自分自身は割と片付け上手な方だと思っていましたが、物が多いとどうしても、部屋中にあふれかえってしまい、部屋全体がもっさりとした重い空気になってしまいます。特に夏季は梅雨からの流れで、どうしてもカビをもらってしまうので、物が片付かないだけで、それがいやな臭いの原因になってしまうので、定期的に片付けをしておく必要がありますね。
今回を本を重点的に片付けています。最近、書店に行っても、読みたいと思う本はなくなりましたね。昔は書店に行くとわくわく感があったのですが、本当に知りたいということがなくなりつつある。
リーマン・ショック以来、その傾向が強まったと思います。経済予測本などまず読む気も起こりませんからね。普段からマーケットを見ていればそれだけで事足りる。米国が国家破綻して、世界恐慌が起きる。そして世界は新しい秩序へと動き出す。ただそれだけのことです。
普通に考えるとシンプルなことなんだけれども、なかなか、結論に行き着くまでには大変な労力が必要だし、ましてや他人に自分の考えを伝えようとなると、砂をかむようなむなしさを感じざるを得ない。
まあ、分かる人だけが分かればいいんですけどね。でも、やっぱり、明らかにおかしなことを言っている人にはつっこみを入れざるを得ないわけです。まして、朝から「米国の債務問題に道筋がついて、市場の懸念が払しょくされれば・・・」云々と言っている、大手金融機関のアナリストコメントなどを聞いていると、ついちょっかいを出してしまいたくなる。それが人情というものです。
暑いさなかに物を片付けようと思い立ったのは、やはり、金融情勢が不穏になっていることがあります。早いうちに過去のしがらみを断って、頭をクリアにして、次の時代に進んでいかなければならないと思っています。