被災地の経済活動を復興させるためには今、何が必要なのだろうか——。行動経済学の分野で活躍する経済学者、米アリゾナ州立大学の田中知美助教授は、東日本震災後、支援物資を携えて宮城県気仙沼市を訪れた。自らの目で現地を歩き、問題の解決策を探るためだ。
震災から1カ月以上経った今、被災地の経済活動を復興するために求められる視点とは何か。まずは「被災者に購買力をつけ、被災地での購買活動を活発化させることが望ましい」と田中助教授は指摘する。義援金の支給方法や有効な土地利用の方策について、海外で起きた災害支援の事例などを例に挙げながら具体的な支援策を提言する。
筆者は東日本大震災後、2度にわたって気仙沼市に支援物資を持っていき、3つの避難所を訪問し、避難所の運営者や被災者にインタビューした。
石田・純一(いしだ・じゅんいち)
1954年1月、東京生まれ。57歳。早稲田大学在学中に米国留学を経て25歳で俳優デビュー。88年の『抱きしめたい!』をはじめ、バブル期に数々のトレンディドラマで活躍。2009年12月にプロゴルファーの東尾理子さんと結婚。近著に脳科学者である茂木健一郎さんとの対談をまとめた『茂木先生が石田純一の「幸福脳」を解剖したら』がある。日経マネーで自らの運用と家計に関するエッセイ「風が吹いたら掛け金を積もう」を連載中。
オフィシャルブログNo socks J life
今回の東日本大震災で地震保険をはじめ、保険について考えている人も多いのではないでしょうか。
平時にこそ復興考えよ!
ハーバード大学で行われている危機管理合宿は目から鱗の連続である。最も驚いたことの一つは「復興策まで平時に準備しておくのが最新の危機管理である」ことだ。
危機は以下の段階で進行していく
1.準備
2.発生・拡大
3.収束
災害や事故は、対応の過程で人災に変わり深刻化する。そして最悪の事態を迎える。しかし、なんとか収束する。その後、復興に向かう。
そして、以下の投資こそが危機管理だ。
1.準備への投資
2.危機が発生した後、その対応への投資
3.危機が終息した後、復興への投資
最後の復興まで先読みして準備しておくのが、今の最先端の危機管理なのだ。
外国人売買動向
買い 12100000株
売り 8800000株
差引き 3300000株買い越し
NYダウ 12,479.88 -26.11
ナスダック 2,825.88 +5.72
NY原油 112.28 -0.01
日経平均先物前日比マイナス60円の9620円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反落。
デイトレード値動き注目銘柄
2766 日本風力開発
4819 デジタルガレージ
4751 サイバーエージェント
1712 ダイセキ環境ソリューション
3843 フリービット
3092 スタートトゥデイ
4185 JSR
2413 エムスリー
6676 メルコホールディングス
8574 プロミス
3823 アクロディア
株:NYダウ反落
25日の米株式市場は、紙パルプ大手のキンバリークラークが2011年の利益見通しについて、予想レンジの下限を引き下げたこと、自動車部品大手ジョンソン・コントロールズが日本の震災の影響で4-6月期の収益が押し下げられるとの見通しを明らかにしたことなどが嫌気され、終始軟調に推移した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比26.11ドル安の12,479.88ドルで引けた。
今週の東京市場では、国内企業の決算発表が本格化するため、その動向に注目が集まっている。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,660円となっており、市場の予想レンジとしては9,550円−9,750円となっている。
為替:小幅な値動き
25日の外国為替市場では、欧州市場がイースターマンデーのため休場となり、市場参加者が限定的だったことに加えて、市場の注目が26、27日の米FOMCに集まる中で、様子見ムードが広がり、小幅な値動きとなった。NY終値ベースで、ドル円は81円台後半、ユーロドルは1.45ドル台後半となっている。
本日は、2月S&Pケース・シラー住宅価格指数(予想:前月比-0.3%)などの経済指標が発表されるものの、市場の関心はFOMCとその後のバーナンキFRB議長の会見に注目が集まっているため、本日も様子見ムードが強まるのではないかとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.00−82.00円となっている。
商品:NY金続伸
25日のNY原油先物取引は、シリアやイエメン、ナイジェリアなどの政情不安を背景に、一時113.48ドルの高値を付けたものの、その後は、利食い売りが優勢となり、上げ幅を削る展開となった。中心限月の6月限の終値は、前営業日比0.01ドル安の1バレル112.28ドルで引けた。
NY金先物取引では、中東・アフリカ情勢が深刻化していることから、安全資産としての金を買う動きが広がり、一時1,518.10ドルの史上最高値を付けた。その後は、利食い売りが優勢となり、上げ幅を削ったものの、史上最高値を更新して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比5.30ドル高の1オンス1,509.10ドルで引けた。