株:NYダウ続落
24日の米株式市場は、独9月IFO景況感指数が101.4と5ヶ月連続で低下したことや、米建機大手キャタピラーが業績見通しを引き下げたことなどが嫌気され、続落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比20.55ドル安の13,558.92ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落していることや、為替市場で円高基調が継続しており、輸出関連株などにとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,985円となっており、株式市場の予想レンジは、8,950円−9,050円となっている。
為替:ユーロが下落
24日の外国為替市場では、ドイツの経済指標が悪い内容だったことや、スペインのデギンドス経済相が、支援要請を急がないとの考えを示し、同国の国債利回りが上昇したことなどが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.29ドル台前半となっている。
本日は、7月米S&Pケース・シラー住宅価格指数(予想:前月比+1.1%)、9月米消費者信頼感指数(予想:63.2)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.30円となっている。
商品:NY原油反落
24日のNY原油先物取引は、ドイツの経済指標が悪い内容だったことや、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の11月限の終値は、前営業日比0.96ドル安の1バレル91.93ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比13.40ドル安の1オンス1,764.60ドルで引けた。