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2012年2月22日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
21日の米株式市場は、ギリシャのデフォルト回避に向けて、1,300億ユーロのギリシャ向けの第2次支援策が承認されたことを好感し、NYダウは一時2008年5月以来の13,000ドル台に乗せた。ただ、その後は利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小する展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比15.82ドル高の12,965.69ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が小幅の上昇にとどまったことや、最近の上昇基調を受けた利益確定の売りが出やすいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,480円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,400円−9,500円となっている。

為替:ユーロが上昇
21日の外国為替市場では、ギリシャへの第2次支援策が承認されたことを受けて、ユーロが堅調に推移した。NY終値ベースで、ドル円は79円台後半、ユーロドルは1.32ドル台半ばとなっている。
本日は、注目される経済指標の発表などもなく、取引材料に欠ける一日となっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.30−80.00円となっている。
 
商品:NY原油続伸
21日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、イランが英仏企業向けの原油輸出を停止したことなどを背景に、大幅続伸となった。中心限月の3月限の終値は、前営業日比2.60ドル高の1バレル105.84ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇に連れて、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比32.60ドル高の1オンス1,758.50ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月21日のマーケット予想

株:米株式市場休場
20日の米株式市場は、プレジデンツデーのため、休場となっている。欧州株式市場では、ギリシャ向けの第2次支援が承認されるとの期待感が広がる中で、堅調に推移した。
本日の東京市場では、米国市場が休場となるなど、取引材料に欠ける一日となる中で、このところの上昇を受けた利益確定の売りが出やすいとの声がある。株式市場の予想レンジとしては9,400円−9,550円となっている。

為替:ユーロが上昇
20日の外国為替市場では、ギリシャ向けの第2次支援が承認されるとの期待感が広がる中で、前週末に引き続きユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台半ば、ユーロドルは1.32ドル台前半となっている。
本日は、20日から行われているユーロ圏財務相会合のギリシャ支援の決定の動向に注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.30−80.00円となっている。

商品:米商品市場休場
20日の米商品市場は、プレジデンツデーのため、休場となっている。
なお、欧州の原油市場では、イランが英仏向け原油輸出を停止すると発表したことなどを背景に買いが優勢となり、北海ブレンド先物相場が昨年6月以来の1バレル=120ドルを突破して引けている。  

                                                                                          

2012年2月20日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
17日の米株式市場は、ギリシャの債務問題をめぐり、20日のユーロ圏財務相会合で1,300億ユーロのギリシャ向けの第2次支援が承認されるとの見通しが広がったことなどを好感し、続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比45.79ドル高の12,949.87ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,480円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,350円−9,500円となっている。

為替:ユーロが上昇
17日の外国為替市場では、ギリシャへの第2次支援が20日のユーロ圏財務相会合で承認されるとの見方が広がる中で、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台半ば、ユーロドルは1.31ドル台半ばとなっている。
本日は、ユーロ圏財務相会合の動向に注目が集まっている。また、本日は米国市場が休場となっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.30−80.50円となっている。

商品:NY原油続伸
17日のNY原油先物取引は、ギリシャへの追加支援に対する期待感が強まったことや、イラン核開発をめぐり、欧米が制裁姿勢を強めていることなどを背景に買いが膨らみ、3日続伸となった。中心限月の3月限の終値は、前営業日比0.93ドル高の1バレル103.24ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、中国人民銀行が、金輸入のため、外貨準備高の一部を金の購入に使った可能性があるとの報道などをきっかけに上昇する場面があったものの、その後は、利益確定の売りが優勢となり、反落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比2.50ドル安の1オンス1,725.90ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月17日のマーケット予想

株:NYダウ反発
16日の米株式市場は、週間新規失業保険申請件数が34.8万件、米1月住宅着工件数が69.9万戸となり、いずれも市場予想を上回る良好な内容だったことに加えて、ギリシャ政府筋が、20日のユーロ圏財務相会合でギリシャへの第2次支援が承認されるとの期待感が広がったことなどを好感し、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比123.13ドル高の12,904.08ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,370円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,300円−9,450円となっている。

為替:ユーロが上昇
16日の外国為替市場では、ギリシャ政府報道官が、20日のユーロ圏財務相会合で民間債権者との債務交換開始が承認されるとの見方を示したことや、米経済指標の改善などを受けて、リスク資産への投資が活発化し、ユーロや豪ドルなどの資源国通貨が上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台後半、ユーロドルは1.31ドル台前半となっている。
本日は、米1月消費者物価指数(予想:前月比+0.3%)、米1月景気先行指数(予想:前月比+0.5%)などの経済指標の発表が予想されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.30−79.30円となっている。

商品:NY原油続伸
16日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、米経済指標の改善などを好感し、買いが優勢となった。中心限月の3月限の終値は、前営業日比0.51ドル高の1バレル102.31ドルで引けた。
NY金先物取引でも、原油相場の上昇などに連れて、続伸となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比0.30ドル高の1オンス1,728.40ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年2月16日のマーケット予想

株:NYダウ反落
15日の米株式市場は、ギリシャの債務問題をめぐり、ユーロ圏財務当局者が、ギリシャへの第2次支援の一部またはすべてを延期する方策を検討していることを明らかにしたことや、1月米鉱工業生産が前月比横ばいとなり、市場予想を下回ったことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比97.33ドル安の12,780.95ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,235円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,150円−9,300円となっている。

為替:ユーロが下落
15日の外国為替市場では、ユーロ圏当局者がギリシャへの第2次支援の一部またはすべてを延期する方策を検討していることを明らかにしたことを受けて、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.30ドル台半ばとなっている。
本日は、米1月住宅着工件数(予想:+67.0万戸)、週間新規失業保険申請件数(予想:36.5万件)などの経済指標の発表が予想されている。また、引き続きギリシャの債務問題をめぐる動向にも注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−78.80円となっている。

商品:NY原油反発
15日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比20万バレルの減少となり、市場予想に反して取り崩しとなったことや、イランが欧州連合による原油の輸入禁止措置への報復として欧州6ヶ国への輸出を停止したとのイランテレビ局の報道などを背景に買いが優勢となり、中心限月の3月限の終値は、前営業日比1.06ドル高の1バレル101.80ドルで引けた。
NY金先物取引でも原油相場の上昇などに連れて、反発となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.40ドル高の1オンス1,728.10ドルで引けた。