株:NYダウ反発
12日の米株式市場は、前日EFSF拡充案を否決したスロバキア議会が、週内にも可決されるとの見通しが伝わったことや、EU欧州委員会が、厳格な自己基準の採用で大規模な資本増強を促す方針を表明したことなどを受けて、欧州債務危機に対する懸念が和らぎ、買いが優勢となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比102.55ドル高の11,518.85ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,815円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが上昇
12日の外国為替市場では、欧州圏の債務危機に対する懸念が和らいだことや、堅調な株式市場を背景に、ユーロや豪ドルなどの資源国通貨が上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台前半、ユーロドルは1.37ドル台後半となっている。
本日は、豪8月雇用統計(予想:失業率5.3%、就業者数+1.0万人)、英8月貿易収支(予想:-88.0億ポンド)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.50−77.50円となっている。
商品:NY原油反落
12日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、株式市場が堅調に推移したことが強材料となる一方、国際エネルギー機関が石油市場月報で、2011年と2012年の世界石油需要を前月予想から下方修正されたことが悪材料となるなど、強弱材料が交錯する中で、前日終値を挟んで値動きの荒い展開となった。中心限月の11月限の終値は、前営業日比0.24ドル安の1バレル85.57ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、インドの婚礼シーズンや中国の国慶節を控えて、現物需要が高まるとの期待感を背景に、買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比21.60ドル高の1オンス1,682.60ドルで引けた。
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2011年10月12日のマーケット予想
株:NYダウ反落
11日の米株式市場は、本日引け後から本格化する米企業決算が堅調となるのではないかとの期待感などから、買いが入る場面がある一方、スロバキア議会によるEFSF拡充案の採決が遅れ、否決されるのではないかとの観測が浮上したことや、複数の格付け会社がスペインの主要銀行の格付けを引き下げたことなどが悪材料となるなど、強弱材料が交錯する中で、前日終値近辺で揉み合う展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比16.88ドル安の11,416.30ドルで引けた。
本日の東京市場では、スロバキアでEFSF拡充案をめぐる採決が否決されたことや、タイの豪雨による洪水で主要メーカーの工場が操業停止となっていることなどが悪材料視されており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,745円となっており、市場の予想レンジとしては8,600円−8,800円となっている。
為替:スロバキア議会によるEFSF拡充案の否決
11日の外国為替市場では、スロバキア議会によるEFSF拡充案が否決されるのではないかとの観測が広がり、ユーロが下落し、ユーロドルは一時1.36ドル台を割り込んだ。その後の投票で、EFSF拡充案は観測通り否決されたものの、首相が野党に対して協力を要請する意向を示し、再度行われる採決で可決される見通しが広がったことから、安心感が広がり、ユーロが買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台半ば、ユーロドルは1.36ドル台半ばとなっている。
本日は、英9月失業率(予想:5.0%)、ユーロ圏8月鉱工業生産(予想:前月比-0.7%)などの経済指標の発表や、米FOMC議事録(9月20,21日分)の公表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.00円となっている。
商品:NY原油続伸
11日のNY原油先物取引は、欧州債務危機をめぐる不透明感などが嫌気され、下落して始まったものの、午後に入り、フィラデルフィアの製油所が一時稼動を停止したとの報道や、イラン人らが駐米サウジアラビア大使の暗殺計画を企てていたことが明らかになり、中東の地政学的リスクが強まるとの思惑から、買い戻しが入り、中心限月の11月限の終値は、前営業日比0.40ドル高の1バレル85.81ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、前日相場が急騰した反動で、利食い売りが優勢となり、反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比9.80ドル安の1オンス1,661.00ドルで引けた。
11日の米株式市場は、本日引け後から本格化する米企業決算が堅調となるのではないかとの期待感などから、買いが入る場面がある一方、スロバキア議会によるEFSF拡充案の採決が遅れ、否決されるのではないかとの観測が浮上したことや、複数の格付け会社がスペインの主要銀行の格付けを引き下げたことなどが悪材料となるなど、強弱材料が交錯する中で、前日終値近辺で揉み合う展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比16.88ドル安の11,416.30ドルで引けた。
本日の東京市場では、スロバキアでEFSF拡充案をめぐる採決が否決されたことや、タイの豪雨による洪水で主要メーカーの工場が操業停止となっていることなどが悪材料視されており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,745円となっており、市場の予想レンジとしては8,600円−8,800円となっている。
為替:スロバキア議会によるEFSF拡充案の否決
11日の外国為替市場では、スロバキア議会によるEFSF拡充案が否決されるのではないかとの観測が広がり、ユーロが下落し、ユーロドルは一時1.36ドル台を割り込んだ。その後の投票で、EFSF拡充案は観測通り否決されたものの、首相が野党に対して協力を要請する意向を示し、再度行われる採決で可決される見通しが広がったことから、安心感が広がり、ユーロが買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台半ば、ユーロドルは1.36ドル台半ばとなっている。
本日は、英9月失業率(予想:5.0%)、ユーロ圏8月鉱工業生産(予想:前月比-0.7%)などの経済指標の発表や、米FOMC議事録(9月20,21日分)の公表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.00円となっている。
商品:NY原油続伸
11日のNY原油先物取引は、欧州債務危機をめぐる不透明感などが嫌気され、下落して始まったものの、午後に入り、フィラデルフィアの製油所が一時稼動を停止したとの報道や、イラン人らが駐米サウジアラビア大使の暗殺計画を企てていたことが明らかになり、中東の地政学的リスクが強まるとの思惑から、買い戻しが入り、中心限月の11月限の終値は、前営業日比0.40ドル高の1バレル85.81ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、前日相場が急騰した反動で、利食い売りが優勢となり、反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比9.80ドル安の1オンス1,661.00ドルで引けた。
2011年10月11日のマーケット予想
株:NYダウ反発
10日の米株式市場は、独仏首脳が欧州圏の債務危機解決に向けて、同圏内の銀行の資本増強を進める方針で一致し、包括的な対策を10月末までに提案する考えを表明したことを受けて、欧州圏債務危機解決への期待感が広がり、買いが優勢となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比330.06ドル高の11,433.06ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,790円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが上昇
10日の外国為替市場では、独仏首脳の会談を受けて、欧州圏の債務危機が解決に向かうとの期待感が広がる中で、ユーロが買われる展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台半ば、ユーロドルは1.36ドル台前半となっている。
本日は、注目される経済指標の発表がないことなどから、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.00円となっている。
商品:NY原油続伸
10日のNY原油先物取引は、独仏首脳が銀行の資本増強を進める方針で一致するなど、欧州債務危機の解決に対する期待感が広がったことや、米株式市場の上昇に連れて、大幅続伸となった。中心限月の11月限の終値は、前営業日比2.43ドル高の1バレル85.41ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などが好材料となり、反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比35.00ドル高の1オンス1,670.80ドルで引けた。
10日の米株式市場は、独仏首脳が欧州圏の債務危機解決に向けて、同圏内の銀行の資本増強を進める方針で一致し、包括的な対策を10月末までに提案する考えを表明したことを受けて、欧州圏債務危機解決への期待感が広がり、買いが優勢となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比330.06ドル高の11,433.06ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,790円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが上昇
10日の外国為替市場では、独仏首脳の会談を受けて、欧州圏の債務危機が解決に向かうとの期待感が広がる中で、ユーロが買われる展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台半ば、ユーロドルは1.36ドル台前半となっている。
本日は、注目される経済指標の発表がないことなどから、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.00円となっている。
商品:NY原油続伸
10日のNY原油先物取引は、独仏首脳が銀行の資本増強を進める方針で一致するなど、欧州債務危機の解決に対する期待感が広がったことや、米株式市場の上昇に連れて、大幅続伸となった。中心限月の11月限の終値は、前営業日比2.43ドル高の1バレル85.41ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などが好材料となり、反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比35.00ドル高の1オンス1,670.80ドルで引けた。
2011年10月7日のマーケット予想
株:NYダウ続伸
6日の米株式市場は、欧州連合が域内銀行の資本増強計画を明らかにしたことや、ECBはこの日の理事会で国債買い取り枠の拡大と資金供給オペを通じた新たな流動性供給策に踏み切るなど、欧州債務問題の進展に対する期待感が高まったことに加えて、週間新規失業保険申請件数が40.1万件となり、市場予想より良好な内容となったことなどを背景に、銀行株などを中心に買いが入った。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比183.38ドル高の11,123.33ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,590円となっており、市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
為替:ユーロが上昇
6日の外国為替市場では、ECBがこの日の理事会で新たな流動性供給措置を講じることを発表したことを受けて、欧州の債務問題が進展するのではないかとの期待感から、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台後半、ユーロドルは1.34ドル台半ばとなっている。
本日は、日銀の金融政策決定会合(政策金利の発表)が予定されている。米国時間では、注目の米9月雇用統計(予想:失業率9.1%、非農業部門雇用者数+6.0万人)の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.20円となっている。
商品:NY原油続伸
6日のNY原油先物取引は、米経済指標が市場予想より良好な内容だったことや、欧米株式市場が堅調だったことに連れて、大幅続伸となった。中心限月の11月限の終値は、前営業日比2.91ドル高の1バレル82.59ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などが好材料となり、続伸して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比11.60ドル高の1オンス1,653.20ドルで引けた。
6日の米株式市場は、欧州連合が域内銀行の資本増強計画を明らかにしたことや、ECBはこの日の理事会で国債買い取り枠の拡大と資金供給オペを通じた新たな流動性供給策に踏み切るなど、欧州債務問題の進展に対する期待感が高まったことに加えて、週間新規失業保険申請件数が40.1万件となり、市場予想より良好な内容となったことなどを背景に、銀行株などを中心に買いが入った。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比183.38ドル高の11,123.33ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,590円となっており、市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
為替:ユーロが上昇
6日の外国為替市場では、ECBがこの日の理事会で新たな流動性供給措置を講じることを発表したことを受けて、欧州の債務問題が進展するのではないかとの期待感から、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は76円台後半、ユーロドルは1.34ドル台半ばとなっている。
本日は、日銀の金融政策決定会合(政策金利の発表)が予定されている。米国時間では、注目の米9月雇用統計(予想:失業率9.1%、非農業部門雇用者数+6.0万人)の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.20円となっている。
商品:NY原油続伸
6日のNY原油先物取引は、米経済指標が市場予想より良好な内容だったことや、欧米株式市場が堅調だったことに連れて、大幅続伸となった。中心限月の11月限の終値は、前営業日比2.91ドル高の1バレル82.59ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などが好材料となり、続伸して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比11.60ドル高の1オンス1,653.20ドルで引けた。
2011年10月6日のマーケット予想
株:NYダウ続伸
5日の米株式市場は、9月ADP全米雇用報告で民間就業者数が前月比+9.1万人と市場予想を上回ったことや、ドイツのメルケル首相がEFSFを銀行の資本増強に活用する可能性を示唆し、国内銀行の支援に前向きな姿勢を示すなど、欧州圏の金融不安に対する懸念が和らいだことなどを背景に、大幅続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比131.24ドル高の10,939.95ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,515円となっており、市場の予想レンジとしては8,400円−8,550円となっている。
為替:ユーロが上昇
5日の外国為替市場では、欧州圏の金融不安に対する懸念が和らいだことなどを背景に、ユーロが上昇したものの、その後は、6日のECB理事会を控える中で、様子見ムードが広がった。NY終値ベースで、ドル円は76円台後半、ユーロドルは1.33ドル台半ばとなっている。
本日は、英中銀金融政策決定会合、ECB理事会が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.20円となっている。
商品:NY原油急反発
5日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比470万バレル減、ガソリン在庫が110万バレル減と、事前の増加予想に反して取り崩しとなったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを好感し、4日ぶりに反発した。中心限月の11月限の終値は、前営業日比4.01ドル高の1バレル79.68ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などが好材料となり、反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比25.60ドル高の1オンス1,641.60ドルで引けた。
5日の米株式市場は、9月ADP全米雇用報告で民間就業者数が前月比+9.1万人と市場予想を上回ったことや、ドイツのメルケル首相がEFSFを銀行の資本増強に活用する可能性を示唆し、国内銀行の支援に前向きな姿勢を示すなど、欧州圏の金融不安に対する懸念が和らいだことなどを背景に、大幅続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比131.24ドル高の10,939.95ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,515円となっており、市場の予想レンジとしては8,400円−8,550円となっている。
為替:ユーロが上昇
5日の外国為替市場では、欧州圏の金融不安に対する懸念が和らいだことなどを背景に、ユーロが上昇したものの、その後は、6日のECB理事会を控える中で、様子見ムードが広がった。NY終値ベースで、ドル円は76円台後半、ユーロドルは1.33ドル台半ばとなっている。
本日は、英中銀金融政策決定会合、ECB理事会が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.30−77.20円となっている。
商品:NY原油急反発
5日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比470万バレル減、ガソリン在庫が110万バレル減と、事前の増加予想に反して取り崩しとなったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを好感し、4日ぶりに反発した。中心限月の11月限の終値は、前営業日比4.01ドル高の1バレル79.68ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などが好材料となり、反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比25.60ドル高の1オンス1,641.60ドルで引けた。