株:NYダウ続伸
7日の米株式市場は、6月ADP全米雇用報告が前月比+15.7万人、米新規失業保険申請件数が41.8万件となり、市場予想より良好な内容だったことに加えて、米有力チェーン店の既存店舗売上高が前年同月比+6.9%となり、個人消費に対する期待感が高まったことなどを背景に、小売株などを中心に買いが優勢となり、続伸した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比93.47ドル高の12,719.49ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が10,195円となっており、市場の予想レンジとしては10,050円−10,250円となっている。
為替:ユーロが上昇
7日の外国為替市場では、ECB理事会で、予定通り政策金利を0.25%引き上げたことや、ECB理事会後のトリシェ総裁の記者会見で、物価安定への上振れリスクに関するすべての動向を引き続き「非常に注意深く監視する」と述べ、数ヶ月以内に追加利上げがある可能性を示唆したことや、ポルトガル国債について、最低信用格付け基準の適用を停止する方針を示したことなどを好感し、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は81円台前半、ユーロドルは1.43ドル台半ばとなっている。
本日は、6月米雇用統計(予想:失業率9.1%、非農業部門雇用者数+8.0万人)の発表が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.70円となっている。
商品:NY原油反発
7日のNY原油先物取引は、米雇用関連の経済指標が堅調な内容だったことなどから、買いが膨らみ、一時99.42ドルの高値を付けた。その後は、EIAの週間在庫統計で原油在庫が前週比90万バレル減と減少幅が市場予想より小さかったことが嫌気され、やや上値を削る展開となった。中心限月の8月限の終値は、前営業日比2.02ドル高の1バレル98.67ドルで引けた。
NY金先物取引では、為替市場でのドル安・ユーロ高を材料に買われる一方、米国の経済指標の改善や堅調な株式市場を受けて、リスク回避の動きが後退し、安全資産としての金を処分する動きが広がるなど、強弱材料が交錯する中で、ほぼ横ばいで引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比1.40ドル高の1オンス1,530.60ドルで引けた。
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2011年7月7日のマーケット予想
株:NYダウ反発
6日の米株式市場は、6月ISM非政情業景況指数が53.3と市場予想を下回ったことや、中国人民銀行が預金金利と貸出基準金利を0.25%引き上げると発表したことを受けて、今後の世界経済の減速懸念が強まり、朝方は軟調に推移した。しかし、午後に入り、トラック輸送大手コン・ウェイが景気回復を受けて、従業員手当てを再開する方針を明らかにしたことや、週間チェーンストア売上高が前週比+1.5%と堅調だったことから、輸送株や小売株などを中心に買いが膨らみ、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比56.15ドル高の12,626.02ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は上昇したものの、シカゴ先物市場の日経平均先物が10,050円と前日の日経平均株価を下回っていることや、前日までの上昇を受けた反動から利食い売りが出やすいのではないかとの声がある。市場の予想レンジとしては10,000円−10,150円となっている。
為替:ユーロが下落
6日の外国為替市場では、中国人民銀行が今年3回目の利上げに踏み切り、世界経済に対する懸念が強まったことや、根強い欧州圏の債務問題を背景に、ユーロが下落し、ドルやスイスフランが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.43ドル台前半となっている。
本日は、豪6月雇用統計(予想:就業者数+1.5万人)、英5月鉱工業生産(予想:前月比+1.1%)、6月ADP全米雇用報告(予想:+6.8万人)などの経済指標の発表に加えて、ECB理事会、英中銀金融政策決定会合が開催され、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.50円となっている。
商品:NY原油反落
6日のNY原油先物取引は、中国が今年3回目となる利上げを行ったことを受けて、中国の景気先行きに対する懸念が強まったことや、為替市場のドル高・ユーロ安などが嫌気され、反落して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比0.24ドル安の1バレル96.65ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日格付け会社がポルトガル国債を投資不適格級に格下げするなど、欧州の財政不安が高まっていることや、米国でも政府の債務上限引き上げを巡る議論がまとまらず、不安視されていることなどを背景に、安全資産としての金買いが膨らみ、続伸した。中心限月の8月限の終値は、前営業日比16.50ドル高の1オンス1,529.20ドルで引けた。
6日の米株式市場は、6月ISM非政情業景況指数が53.3と市場予想を下回ったことや、中国人民銀行が預金金利と貸出基準金利を0.25%引き上げると発表したことを受けて、今後の世界経済の減速懸念が強まり、朝方は軟調に推移した。しかし、午後に入り、トラック輸送大手コン・ウェイが景気回復を受けて、従業員手当てを再開する方針を明らかにしたことや、週間チェーンストア売上高が前週比+1.5%と堅調だったことから、輸送株や小売株などを中心に買いが膨らみ、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比56.15ドル高の12,626.02ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は上昇したものの、シカゴ先物市場の日経平均先物が10,050円と前日の日経平均株価を下回っていることや、前日までの上昇を受けた反動から利食い売りが出やすいのではないかとの声がある。市場の予想レンジとしては10,000円−10,150円となっている。
為替:ユーロが下落
6日の外国為替市場では、中国人民銀行が今年3回目の利上げに踏み切り、世界経済に対する懸念が強まったことや、根強い欧州圏の債務問題を背景に、ユーロが下落し、ドルやスイスフランが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.43ドル台前半となっている。
本日は、豪6月雇用統計(予想:就業者数+1.5万人)、英5月鉱工業生産(予想:前月比+1.1%)、6月ADP全米雇用報告(予想:+6.8万人)などの経済指標の発表に加えて、ECB理事会、英中銀金融政策決定会合が開催され、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.50円となっている。
商品:NY原油反落
6日のNY原油先物取引は、中国が今年3回目となる利上げを行ったことを受けて、中国の景気先行きに対する懸念が強まったことや、為替市場のドル高・ユーロ安などが嫌気され、反落して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比0.24ドル安の1バレル96.65ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日格付け会社がポルトガル国債を投資不適格級に格下げするなど、欧州の財政不安が高まっていることや、米国でも政府の債務上限引き上げを巡る議論がまとまらず、不安視されていることなどを背景に、安全資産としての金買いが膨らみ、続伸した。中心限月の8月限の終値は、前営業日比16.50ドル高の1オンス1,529.20ドルで引けた。
2011年7月6日のマーケット予想
株:NYダウ反落
5日の米株式市場は、7日のECB理事会や週末の雇用統計を控えて、動意薄の展開となる中で、ナスダックは上昇したものの、NYダウは6日ぶりに反落して引けた。NYダウは6日ぶりに反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比12.90ドル安の12,569.87ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が同意薄の展開だったことや、シカゴ先物市場の日経平均先物が10,005円と前日の日経平均株価と同水準となっており、動きづらいとの声がある。市場の予想レンジとしては9,900円−10,050円となっている。
為替:ユーロが下落
5日の外国為替市場では、格付け会社ムーディーズがポルトガルの長期信用格付けを4段階引き下げ、見通しもネガティブとしたことを受けて、欧州の債務問題に対する不安が広がり、ユーロが下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.44ドル台前半となっている。
本日は、6月ISM非製造業景況指数(予想:54.0)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.50円となっている。
商品:NY原油反発
5日のNY原油先物取引は、英投資銀行バークレイズ・キャピタルが、世界的な需要の高まりに伴い、2012年のWTI先物の相場見通しを引き上げたことや、米国の経済指標が堅調だったことなどを背景に買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比1.95ドル高の1バレル96.89ドルで引けた。
NY金先物取引では、格付け会社ムーディーズが中国の金融機関の地方政府に対する債権が、当局の推計を大幅に上回る可能性があると指摘し、中国の金融システムに対する不安が広がったことや、ポルトガルの格付けが投機的等級に引き下げられ、欧州債務問題をめぐる警戒感などから、安全資産としての金買いが膨らみ、大幅反発した。中心限月の8月限の終値は、前営業日比30.10ドル高の1オンス1,512.70ドルで引けた。
5日の米株式市場は、7日のECB理事会や週末の雇用統計を控えて、動意薄の展開となる中で、ナスダックは上昇したものの、NYダウは6日ぶりに反落して引けた。NYダウは6日ぶりに反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比12.90ドル安の12,569.87ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が同意薄の展開だったことや、シカゴ先物市場の日経平均先物が10,005円と前日の日経平均株価と同水準となっており、動きづらいとの声がある。市場の予想レンジとしては9,900円−10,050円となっている。
為替:ユーロが下落
5日の外国為替市場では、格付け会社ムーディーズがポルトガルの長期信用格付けを4段階引き下げ、見通しもネガティブとしたことを受けて、欧州の債務問題に対する不安が広がり、ユーロが下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.44ドル台前半となっている。
本日は、6月ISM非製造業景況指数(予想:54.0)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.50円となっている。
商品:NY原油反発
5日のNY原油先物取引は、英投資銀行バークレイズ・キャピタルが、世界的な需要の高まりに伴い、2012年のWTI先物の相場見通しを引き上げたことや、米国の経済指標が堅調だったことなどを背景に買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比1.95ドル高の1バレル96.89ドルで引けた。
NY金先物取引では、格付け会社ムーディーズが中国の金融機関の地方政府に対する債権が、当局の推計を大幅に上回る可能性があると指摘し、中国の金融システムに対する不安が広がったことや、ポルトガルの格付けが投機的等級に引き下げられ、欧州債務問題をめぐる警戒感などから、安全資産としての金買いが膨らみ、大幅反発した。中心限月の8月限の終値は、前営業日比30.10ドル高の1オンス1,512.70ドルで引けた。
2011年7月5日のマーケット予想
株:米株式市場休場
4日の米株式市場は、独立記念日のため休場となっている。欧州株式市場では、格付け会社S&Pが、フランスの発表したギリシャ債務の乗り換えについて、選択的デフォルトに相当する可能性があるとの見解を示したことから、銀行株は下落したものの、自動車大手VWがトラックメーカーを買収したことを受けて、自動車株などが買われ、続伸して引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が休場だったことで、様子見ムードが強まっており、動意に欠けるとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,985円となっており、市場の予想レンジとしては9,900円−10,050円となっている。
為替:様子見ムードが強まる
4日の外国為替市場では、米国市場が祝日のため休場となり、市場参加者が限られる中で、動意薄の展開となった。NY時間終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.45ドル台前半となっている。
本日は、豪準備銀行理事会で政策金利の発表(予想:据え置きで4.75%)が予定されており、市場の注目が集まっている。また、欧米時間では、ユーロ圏5月小売売上高(予想:前月比-1.0%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.30円となっている。
商品:米商品市場休場
4日の米商品市場も、独立記念日のため休場となっている。東京市場の夜間取引では、米国市場が休場となり、取引参加者が限られる中、動意薄の展開となっている。
4日の米株式市場は、独立記念日のため休場となっている。欧州株式市場では、格付け会社S&Pが、フランスの発表したギリシャ債務の乗り換えについて、選択的デフォルトに相当する可能性があるとの見解を示したことから、銀行株は下落したものの、自動車大手VWがトラックメーカーを買収したことを受けて、自動車株などが買われ、続伸して引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が休場だったことで、様子見ムードが強まっており、動意に欠けるとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,985円となっており、市場の予想レンジとしては9,900円−10,050円となっている。
為替:様子見ムードが強まる
4日の外国為替市場では、米国市場が祝日のため休場となり、市場参加者が限られる中で、動意薄の展開となった。NY時間終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.45ドル台前半となっている。
本日は、豪準備銀行理事会で政策金利の発表(予想:据え置きで4.75%)が予定されており、市場の注目が集まっている。また、欧米時間では、ユーロ圏5月小売売上高(予想:前月比-1.0%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.30円となっている。
商品:米商品市場休場
4日の米商品市場も、独立記念日のため休場となっている。東京市場の夜間取引では、米国市場が休場となり、取引参加者が限られる中、動意薄の展開となっている。
2011年7月4日のマーケット予想
株:NYダウ続伸
1日の米株式市場は、6月ISM製造業景況指数が55.3と市場予想を上回ったことや、ギリシャ議会が財政緊縮関連法案を可決し、ギリシャのデフォルト懸念が後退したことなどを受けて、買いが優勢となり、5日続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比168.43ドル高の12,582.77ドルで引けた。
本日の東京市場では、ギリシャ議会が中期財政計画の関連法案を可決し、ギリシャの債務懸念が後退したことや、米株式市場が上昇したことなどが、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,890円となっており、市場の予想レンジとしては9,750円−9,950円となっている。
為替:ユーロが上昇
1日の外国為替市場では、ギリシャの債務問題をめぐる懸念が後退したことから、引き続きユーロが買われる展開となり、NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.45ドル台前半となっている。
本日は、米国市場が独立記念日のため休場となっている。さらに、今週は、豪準備銀行理事会、英中銀金融政策決定会合、ECB理事会といった政策金利の発表や、米雇用統計が控えているため、本日は動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.30円となっている。
商品:NY原油反落
1日のNY原油先物取引は、中国の6月死蔵業購買担当者景況指数が50.9と前月から低下し、景気先行きに不透明感が強まったことから、一時93.45ドルまで下落した。ただ、その後は、米経済指標が良好な数字となったことが相場を下支えし、下げ幅を縮小する展開となった。中心限月の8月限の終値は、前営業日比0.48ドル安の1バレル94.94ドルで引けた。
NY金先物取引では、ギリシャのデフォルト懸念が後退し、安全資産としての金の魅力が低下したことや、原油など商品相場が下落基調だったことなどが相場の重しとなり、続落して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比20.20ドル安の1オンス1,482.60ドルで引けた。
1日の米株式市場は、6月ISM製造業景況指数が55.3と市場予想を上回ったことや、ギリシャ議会が財政緊縮関連法案を可決し、ギリシャのデフォルト懸念が後退したことなどを受けて、買いが優勢となり、5日続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比168.43ドル高の12,582.77ドルで引けた。
本日の東京市場では、ギリシャ議会が中期財政計画の関連法案を可決し、ギリシャの債務懸念が後退したことや、米株式市場が上昇したことなどが、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,890円となっており、市場の予想レンジとしては9,750円−9,950円となっている。
為替:ユーロが上昇
1日の外国為替市場では、ギリシャの債務問題をめぐる懸念が後退したことから、引き続きユーロが買われる展開となり、NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.45ドル台前半となっている。
本日は、米国市場が独立記念日のため休場となっている。さらに、今週は、豪準備銀行理事会、英中銀金融政策決定会合、ECB理事会といった政策金利の発表や、米雇用統計が控えているため、本日は動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.30円となっている。
商品:NY原油反落
1日のNY原油先物取引は、中国の6月死蔵業購買担当者景況指数が50.9と前月から低下し、景気先行きに不透明感が強まったことから、一時93.45ドルまで下落した。ただ、その後は、米経済指標が良好な数字となったことが相場を下支えし、下げ幅を縮小する展開となった。中心限月の8月限の終値は、前営業日比0.48ドル安の1バレル94.94ドルで引けた。
NY金先物取引では、ギリシャのデフォルト懸念が後退し、安全資産としての金の魅力が低下したことや、原油など商品相場が下落基調だったことなどが相場の重しとなり、続落して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比20.20ドル安の1オンス1,482.60ドルで引けた。