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2月21日のポイント

  今晩(20日)の米国市場は休場。先物もドル・円も一応、吹かしておいて、値幅、時間調整をした感じです。今週はいろいろと欧州関係でイベントがありますね。週間を通じて、小休止するかもしれません。
  基本的には上目線です。ちょっと嫌な調整の入れ方をしていますが、“演技派”だとみています。上昇途上の調整と、本格的な反転モードに入った時の値動きについて、今から考えておいてもいいかもしれませんね。
  今週はあまり値動きには期待していません。

寝苦しい

  今年は寒さが厳しい日が続きます。以前にも「冬バテ」という題で書いたのですが、私はとにかく寒さに弱いです。中でも一番つらいのが、寒くてなかなか寝つけずに、睡眠不足になってしまうことです。夏場、暑くて寝苦しいというのの逆バージョンですね。
  北海道に住んでいたときには、下手をすれば凍え死んでしまいかねないので、一晩中暖房をつけっぱなしにして、部屋を暖かくして就寝していたので、気にはならなかったのですが、こちらでは下手に暖房を入れると、かえって中途半端な温度になってしまい、それはそれで寝苦しいし、電気代を支払うのもばかばかしいので、暖房を入れないようにしています。
  羽毛布団や羊毛布団、毛布などを駆使して、それなりに武装してのですが、どうしてもうすら寒くなってしまうんですよね。寝室自体が、日中あまり日が当たらず、リビングなどと比べると室温が低いという事情もあります。夜は外気が0度近くまで下がり、それに合わせて部屋も冷えることもあるので追い打ちをかけますね。
  毎年1月、2月がこういう季節なのですが、今年は気温が下がる時期が早く、12月中旬ごろからずっとこの状況ですからね。体力の消耗が激しいです。1月中旬ごろ、一瞬のどからくる風邪の症状が出ましたが、普段なら、わざと症状を悪化させて、デトックスを図るのですが、さすがに今年の冬はきついし、いろんな面で日常生活に差し障りがあるので、軽症の段階で風邪薬を飲み、未然に抑え込みました。
  「風邪は引きはじめが肝心」と宣伝していますが、本当にそのとおりですね。3日間も薬を飲めば、風邪の症状はほぼ吹っ飛びました。11月にものどからくる風邪をやっているので、もう勘弁してほしいですね。
  寒さも、もうそんなに長くは続かないとは思いますが、安心していると、今度は花粉の季節です。これもつらいんですよ。最近は症状はやや軽くなりましたが、鼻が詰まって眠れなくなる日が年に数日あります。以前は寝ているときもくしゃみが止まらず、起きていても鼻が詰まりっぱなしで、1カ月ぐらいもその状態が続くことがありました。
  すでに寒さによる寝不足で、体力が落ちている時期でもあるので、とりわけ体にこたえますね。 花粉症から風邪に発展する場合もあるので、要注意なのです。
  私の信頼する主治医によると、体質的に温度が下がると、体の免疫が低下するということなので、秋から冬、春先にかけては、やっかいな季節です。晩秋の風邪にはじまり、花粉症に終わるという、私にとってはさんざんな目に遭う時期です。
  唯一よかったのは、ダイエットが続いていること。全身の脂肪が、前年と比べて10キロも減ったので、寒さが一段とこたえましたし、ごくたまにでしたが、ひどい空腹に悩まされたこともありましたけど、自制がきき、非常に安定した状態です。食生活に細かく気を使うようになりましたしね。
  5月でダイエットを始めてから丸1年になりますが、このままキープできればいい形で迎えられそうです。まだまだつらい季節が続きますが、ダイエットがうまくいっていることだけが、心の支えです。

不覚

  歯科なんて、高校生の時に行ったきりでこの十数年、縁がありませんでした。しかも割と日々のデンタルケアには力を入れてきたので、「虫歯なんてないよ」と高をくくってきたのですが、先日、私が住んでいる区の制度を利用して、無料検診に行くと、3本も虫歯がみつかってしまいました。慢心は一瞬で打ち砕かれてしまい、まったくもって不覚でした。
  歯石除去や細った部分の歯の矯正などもやっておいた方がいいということなので、これから2カ月ほど、歯科医のお世話になることになります。わざわざ時間を割いて通院するのは面倒なのですが、これから先、激動の時代に突入するにあたって、「体が資本」であることは言うまでもないので、良くない部分は徹底的に治しておいた方がいいと、むしろポジティブに考えています。
  私が定期的に通う、絶大なる信頼を置く漢方医によると、虫歯菌が体内に回ることで、心筋梗塞などの悪さをするとのことなので、その意味でも、虫歯が見つかって良かったと思います。しかもいずれも初期の虫歯だったので、削り取る部分は少なくて済むようです。
  歯科検診を受けていなかったら、おそらく、「俺は虫歯には絶対にならないよ」と豪語して、ある日突然、深刻な自体に見舞われるなんてことになっていたでしょうから、そう考えると背筋が凍る思いで、区の制度は本当にラッキーでした。
  昨年から続けている大掃除、身辺のさまざまなことのリストラ、ダイエットは現在も続行中で、今年一年は、激動と次の時代に備えて、しっかり準備をしておきなさいということなんでしょうね。ささいなことではあるのですが、運命的なものを感じています。
  まさか歯に問題があるとは思ってもみなかったのですが、素人診断ではだめですね。定期的に診てもらって、悪い部分を早めに摘み取っておいた方が後々、深刻な事態になって、時間や費用をかけるよりもいいということでしょうね。
  基本的には、米国なんかを見ていると、医療というのはわざと病気を仕立てるというインチキで成り立っていると思っています。がんの即効薬なんてもっと出てきてもいいと思いますが異常に遅いですし、2~3年前のインフルエンザ騒動なんて、騒いでいるのは日本だけで、高いワクチンを米国から買わされる口実みたいなもんですよね。
  今回受けた区の無料歯科検診制度も地元の歯医者さんを儲けさせる側面が大きいと思いますが、程度の問題ですよね。医師と患者がお互いにハッピーになれるのなら、それはそれでいいと思います。私は虫歯を見つけてくれて本当に感謝しています。
  ちなみに私の漢方の主治医は西洋医学とはまったく異なる方法で患者を診察し、問題を解決するとともに、その人の能力を高め、運気を上げていくような治療方法です。普通の人から見ると、宗教ががかっているので、なかなか理解できないでしょうが、私は結果を実感しているので満足しています。その医師は人気が殺到し、予約がとりづらいので、よほど信用している人でないと、紹介するようなことは絶対にしません。
  まあでも、「自分のことは自分自身で守る」のは基本ですし、その考えに基づいて、これまで行動してきたのですが、思わぬ落とし穴もありますね。今回の歯科検診で痛感しました。
  自治体が住民の健康の面倒まで見るというのは、日本的な発想で、金もかかるのでいかがなものかと、思っていましたが、最低限のおせっかいはあってもいいのかなと認識を改めつつあります。大きい政府には大反対ですが、誰かが強制的に半強制的に口出しして、直さないといけない部分もあるはずで、そのあたりは民間の力も活用しつつ、柔軟に考える必要があるのでしょうね。

2月20日のポイント

  週末深夜に9500円到達。ドル・円もいよいよ10月の介入後最高値を抜ける局面に入りつつあります。欧州財務相会議やら何やらありますが、いったん欧州危機は収束する方向なのでしょうね。おそらく。
  200日線を超えたので、少なくとも目先1、2カ月は堅調が予想されます。乗り遅れた人はどうしようもないですね。かなり強い上昇なので、押し目を入れても根拠があって、根拠はないような感じです。エントリーポイントは各自探すより仕方ありません。建玉を少なくして、ロスカットの管理をしたうえで乗るくらいの対策しか考えられません。
  先週は上か下かどちらに抜けるか重要局面であることは、事前にお示しした通りです。2月13日に日中ありえないところで900枚買い。さらに翌14日は追加金融緩和決定で1000枚買いなんかもでて決着がついたのですが、その日は9100止まりでした。ポイントの9150は超えなかった。で15日に9300まで上昇。
  わざわざ待ってくれていたのに、14日か15日の早い段階で乗れなければ、トレーダーとしては失格です。ズドンと落ちるか、爆上げかどちらかしか選択肢はあり得ない局面で、大チャンスだったわけですが、踏まれた人、乗り遅れた人は先物からとっとと撤退したほうがいいでしょうね。半年後か3年後か、来週かわかりませんが、今度同じような状況に直面しても、同じ失敗を繰り返すだけの話です。その前に資金溶かして撤退か?

泣き言

  2012年3月期決算企業の4~12月期決算発表はほぼ一巡しましたが、日本の主力とされる輸出企業のトップの口から出てくる言葉は、「円高我慢できない」「日本で生産できない」。そしてさらには、「グローバルで競争するためにTPP・・・」。もうとにかく辟易とさせられます。
  円高なんて今に始まった話ではないし、グローバルに活躍する企業のトップや幹部ならば、欧米が財政破綻、金融危機をきっかけに崩壊することくらいは察知すべきだし、情報収集が甘すぎます。漫然と事態の推移を見過ごし、何ら手を打たなかったならば、刑法でいえば「背任」という犯罪に当たるくらいの行為だし、民法上ならば「善管注意義務違反」として、株主代表訴訟や損害賠償請求の対象になるでしょう。
  日本の企業経営者なんてそんなレベルなのです。欧米が大不況に陥ることを予見できず、新興国の経済成長の波には乗れず、無能な連中の集まりと言っていいでしょう。そんな連中が、政府に対してあれこれ注文をつけたり、就活中の若者に対しては「最近の若者は・・・」とか偉そうな口をたたくわけです。
  世界情勢、経済情勢を的確に把握し、一足先に行動をとるのが本来、経営者のあるべき姿だし、これこそ、まさに世界基準でしょう。ですが、残念ながら、日本企業のトップや幹部はそういう、いわば“当たり前”の資質を持ち合わせないまま、役人と同じで年功序列で出世していくのです。
  私たちは日本企業を信じて、世界で躍進することを疑わず、多少の横暴は許してきたわけです。しかし、もうそろそろ我慢の限界ではないでしょうか。
  いくら国内経済が低迷しているからといって、エコポイントやら補助金をつけないと売れないというのはもはや終わっていますよね。資本主義でもなんでもない。マイルドな社会主義じゃないですか。
  しかも、電機業界なんて、エコポイントが切れた瞬間、元の価格では売れなくなってしまい、エコポイントの分だけ、製品を値下げせざるを得なくなりました。それならば、最初からエコポイントなんて導入しなければよかったのではないか、とさえ思います。あれだってかなりの財政負担になるのですから。本当に馬鹿ですよね。
  エコカー補助金にしたって、自動車は日本の主力産業なんですよ。まあ、国内生産をつなぎとめるためにやむを得ないとはいえ、こんなこといつまでも続けられませんよ。自然な経済原理に反する行為を行えば、いずれはしっぺ返しを食らいます。
  円高なんて、簡単に予想できたことでしょう。出張して「世界経済入門」「為替分析」の講座でもしてやりたいぐらいですね。まずは米国と日本の関係をしっかり認識すべきでしょうね。その上でどのように貢がされているか、搾取されているか、企業トップの方が一般の私たちよりも情報が入る立場にあるはずなんですけどね。基本的には要領はいいし与えられた仕事はこなせるんでしょうけど、応用が利かないというか、単にバカなんでしょうね。勘も鈍いし。
  確かに1ドル=100円はおろか、90円よりも下にもぐってしまい、急速に円高が進んだのは、この1、2年ですが、ずっと円安傾向は続いていたし、米国の財政、経済状況から考えると、いずれはこうなるだろうと予測できなければ企業を経営する資格はないと言っていいでしょう。
  以前から、日本のメーカーは東南アジアなんかを中心に、生産の海外シフトを増やしていたわけだし、要は、為替リスクをヘッジするために、通貨が安くなりそうな国に工場を建てればいいわけです。もちろん質の良い労働力や政治の安定、インフラの整備されているという条件が必要なのですが、この時代に、各国は企業誘致に力を入れているわけで、探せばそれなりにあるでしょう。
  1ドル=70円程度で何をうろたえているんでしょうかね。それなりに対策を打てば、やっていけると思うのですが、いまさら泣き言をいっている連中は、何をやってものろまで、後手後手に回るのでしょう。日本国内では威張っていられましたが、海外に出たら通用しないようなレベルなのです。円高うんぬんよりも、無能さをもっと反省したほうがいい。
  企業トップなんて、黒塗りの車に乗り、仕立ての良いスーツを着て、立派なように見えますが、賢い人はまずいないし、ただ単に運が良かったとか、人柄が良いというだけでその立場にいるわけです。だれか、一人でも反省する人はいないんですかね。
  もう一度、はっきり言っておきます。円高で泣き言をいうような奴は企業を経営する資格はないし、さっさと役職を退き、有能な人にポストを譲るべきです。