寝苦しい

  今年は寒さが厳しい日が続きます。以前にも「冬バテ」という題で書いたのですが、私はとにかく寒さに弱いです。中でも一番つらいのが、寒くてなかなか寝つけずに、睡眠不足になってしまうことです。夏場、暑くて寝苦しいというのの逆バージョンですね。
  北海道に住んでいたときには、下手をすれば凍え死んでしまいかねないので、一晩中暖房をつけっぱなしにして、部屋を暖かくして就寝していたので、気にはならなかったのですが、こちらでは下手に暖房を入れると、かえって中途半端な温度になってしまい、それはそれで寝苦しいし、電気代を支払うのもばかばかしいので、暖房を入れないようにしています。
  羽毛布団や羊毛布団、毛布などを駆使して、それなりに武装してのですが、どうしてもうすら寒くなってしまうんですよね。寝室自体が、日中あまり日が当たらず、リビングなどと比べると室温が低いという事情もあります。夜は外気が0度近くまで下がり、それに合わせて部屋も冷えることもあるので追い打ちをかけますね。
  毎年1月、2月がこういう季節なのですが、今年は気温が下がる時期が早く、12月中旬ごろからずっとこの状況ですからね。体力の消耗が激しいです。1月中旬ごろ、一瞬のどからくる風邪の症状が出ましたが、普段なら、わざと症状を悪化させて、デトックスを図るのですが、さすがに今年の冬はきついし、いろんな面で日常生活に差し障りがあるので、軽症の段階で風邪薬を飲み、未然に抑え込みました。
  「風邪は引きはじめが肝心」と宣伝していますが、本当にそのとおりですね。3日間も薬を飲めば、風邪の症状はほぼ吹っ飛びました。11月にものどからくる風邪をやっているので、もう勘弁してほしいですね。
  寒さも、もうそんなに長くは続かないとは思いますが、安心していると、今度は花粉の季節です。これもつらいんですよ。最近は症状はやや軽くなりましたが、鼻が詰まって眠れなくなる日が年に数日あります。以前は寝ているときもくしゃみが止まらず、起きていても鼻が詰まりっぱなしで、1カ月ぐらいもその状態が続くことがありました。
  すでに寒さによる寝不足で、体力が落ちている時期でもあるので、とりわけ体にこたえますね。 花粉症から風邪に発展する場合もあるので、要注意なのです。
  私の信頼する主治医によると、体質的に温度が下がると、体の免疫が低下するということなので、秋から冬、春先にかけては、やっかいな季節です。晩秋の風邪にはじまり、花粉症に終わるという、私にとってはさんざんな目に遭う時期です。
  唯一よかったのは、ダイエットが続いていること。全身の脂肪が、前年と比べて10キロも減ったので、寒さが一段とこたえましたし、ごくたまにでしたが、ひどい空腹に悩まされたこともありましたけど、自制がきき、非常に安定した状態です。食生活に細かく気を使うようになりましたしね。
  5月でダイエットを始めてから丸1年になりますが、このままキープできればいい形で迎えられそうです。まだまだつらい季節が続きますが、ダイエットがうまくいっていることだけが、心の支えです。