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2012年4月19日のマーケット予想

株:NYダウ反落
18日の米株式市場は、IBMとインテルの1-3月期決算で、売上高が市場予想を下回ったことや、今後の業績見通しについて慎重な見方を示したことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比82.79ドル安の13,032.75ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,600円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,550円−9,650円となっている。
 
為替:円が下落
18日の外国為替市場では、日銀の西村副総裁が、必要に応じて追加手段を講じるとの姿勢は極めて明確であると発言したことを受けて、円が下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は81円台前半、ユーロドルは1.31ドル台前半となっている。
本日は、スペインで大規模な国債入札が予定されており、市場の注目が集まっている。経済指標の発表では、米3月中古住宅販売件数(予想:462万戸)、4月フェラデルフィア連銀景況指数(予想:12.0)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.80−81.60円となっている。

商品:NY原油反落
18日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で原油在庫が前週比390万バレル増と、市場予想を上回る大幅な積み増しとなったことや、オクラホマ州クッシングの原油在庫が約11ヶ月ぶりの高水準となったことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.53ドル安の1バレル102.67ドルで引けた。
NY金先物取引でも、原油相場の下落に連れた売りが入ったことに加えて、インドの現物筋の買いが鈍っていることが引き続き相場の圧迫材料となり、反落して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比11.50ドル安の1オンス1,639.60ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年4月18日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
17日の米株式市場は、スペインが実施した短期債入札で底堅い需要がみられ、同国への財政状態への懸念が和らいだことや、飲料大手コカコーラなどの企業決算が好調だったことなどを好感し、大幅続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比194.13ドル高の13,115.54ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,600円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,500円−9,650円となっている。
 
為替:ドルと円が下落
17日の外国為替市場では、スペインの国債入札で底堅い需要がみられたことや、ドイツの4月ZEW景況感指数が23.4と市場予想を上回ったことなどを受けて、欧州圏の債務問題に対する懸念が後退し、ドルと円が下落し、ユーロが堅調に推移した。NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.31ドル台前半となっている。
本日は、注目される経済指標の発表などもなく、取引材料に乏しい1日となっており、動きづらいとの声もある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.60−81.30円となっている。

商品:NY原油続伸
17日のNY原油先物取引は、スペインの国債入札で底堅い需要がみられたことなど、欧州圏の債務問題に対する懸念が和らいだことや、米株式市場の上昇などを好感し、続伸して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.27ドル高の1バレル104.20ドルで引けた。
NY金先物取引では、インドの現物筋の買いが鈍っていることが相場の圧迫材料となり、一時1,635.20ドルの安値を付ける場面もあった。ただ、原油相場の上昇や、為替市場でドル安が進行したことなどを背景に切り返し、3日ぶりに反発して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比1.40ドル高の1オンス1,651.10ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年4月17日のマーケット予想

株:NYダウ反発
16日の米株式市場は、3月小売売上高が前月比+0.8%と市場予想を大幅に上回ったことを好感し、NYダウは堅調に推移した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比71.82ドル高の12,921.ドルで引けた。一方で、ハイテク株中心のナスダック指数は、このところ急騰していたアップル株に利益確定の売りに押されたことなどが嫌気され、続落して引けている。
本日の東京市場では、、為替市場で円高が進行しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,470円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,400円−9,550円となっている。

為替:ユーロドルが一時1.30ドル割れ
16日の外国為替市場では、前日に引き続きスペインの国債利回りが今年に入って初めて6%を上回ったことが嫌気され、ユーロは一時1.30ドルの大台を割り込んだものの、その後は、下落したユーロを買い戻す動きが強まり、NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.30ドル台後半となっている。
本日は、4月ZEW景況感指数(予想:20.0)、米3月鉱工業生産(予想:前月比+0.3%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.80−80.80円となっている。

商品:NY原油反発
16日のNY原油先物取引は、米小売売上高が市場予想を上回ったことなどを背景に買いが入ったものの、イランの核開発を巡って国連安保理常任理事国にドイツを加えた6ヵ国とイランによる協議が開催され、中東の地政学的リスクに対する警戒感が和らいだことなどが嫌気され、上値は限定的となった。中心限月の5月限の終値は、前営業日比0.10ドル高の1バレル102.93ドルで引けた。
NY金先物取引では、取引序盤に為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことに加えて、株式市場が堅調に推移し、安全資産といわれる金を手仕舞う動きが広がり、続落して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比10.50ドル安の1オンス1,649.70ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年4月16日のマーケット予想

株:NYダウ反落
13日の米株式市場は、中国の第1四半期実質GDPが前年同期比+8.1%と市場予想を下回ったことや、スペインの金融機関のECBからの買い入れが過去最高となり、スペインの金融情勢に対する懸念が強まったことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比136.99ドル安の12,849.59ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,530円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,500円−9,600円となっている。
 
為替:ユーロが下落
13日の外国為替市場では、スペインの金融機関がECBから借り入れた資金が過去最大の3,163億ユーロに達していることが明らかになり、欧州圏の債務危機に対する懸念が強まる中で、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.30ドル台後半となっている。
本日は、4月NY州製造業景気指数(予想:18.00)、3月米小売売上高(予想:前月比+0.4%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.40−81.30円となっている。
 
商品:NY原油反落
13日のNY原油先物取引は、中国の第1四半期実質GDPが市場予想を下回ったことや、為替市場でドル高が進行したことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比0.81ドル安の1バレル102.83ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高が進行したことや、原油相場の下落に連れて、反落して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比20.40ドル安の1オンス1,660.20ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年4月13日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
12日の米株式市場は、イタリアで行われた3年債入札が堅調な結果となり、ユーロ圏の債務危機に対する懸念が和らいだことや、FRBイエレン副議長が追加金融緩和の可能性を排除しないとの考えを示唆し、追加金融緩和に対する期待感が膨らんだことなどを好感し、続伸して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比181.19ドル高の12,986.58ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,600円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,500円−9,650円となっている。

為替:ユーロが上昇
12日の外国為替市場では、イタリアの国債入札が堅調な結果となり、イタリアの国債利回りが低下したことや、中国の人民元建て新規融資が1兆100億元と市場予想を上回るなど、中国当局による景気下支えの姿勢が鮮明になったことで、今後の世界経済に対する楽観的な見方が広がり、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.31ドル台後半となっている。
本日は、中国でGDPや鉱工業生産などの経済指標が発表される予定と成っており、注目が集まっている。米国時間では、米3月消費者物価指数(予想:前月比+0.3%)、3月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:76.2)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.40−81.30円となっている。
 
商品:NY原油続伸
12日のNY原油先物取引は、米株式市場が上昇したことや、為替市場でドル安が進行したことなどを背景に買いが優勢となった。中心限月の5月限の終値は、前営業日比0.94ドル高の1バレル103.64ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安が進行したことや、原油相場の上昇に連れて、反発して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比20.30ドル高の1オンス1,680.60ドルで引けた。