ゆでガエル



  先物もドル・円もまさかこの価格帯でこの動きかよ、って感じですね。まさかこの調子で今週いっぱいやるのではないだろうか?という疑心暗鬼も。これもまた相場ですが、米国の都合で動くのをためらっているだけなんですよね、結局は。
  かなりの異常事態なのでまずは、ドルの推移を要チェックですね。こうなると下にしか行けないと思うのですがね。無理やり最後のひと吹きで80円超え→売り抜け、のパターンも考えておかなければならない。
  今週は、それなりに経済指標の発表や、決算発表はありますが、大きなイベントは予定されていません。ただ、欧米の債務問題でいつなにが飛び出すかわからない。
  いよいよリーマン・ショック前の状況に酷似してきましたね。もしかすると、ドルも先物も上昇する局面があるかもしれませんが、去る者は追わず。吹き値を売る感覚でいきたい。まさに「ドルを売って金を買え」です。

推測

  先物はもし、ピーク・アウトしたなら、徐々に下のサポートが意味が薄れる可能性があります要注意。ドルは時々軽く上に行きますが、もはやどうにもならない状況。89.25~89.50がかなり重い抵抗帯。
  3月の介入ポイントが89.25なので、要は政府の支えがないと、ドルは価格を維持できないということ。国家破綻が近いということをうかがわせる一場面です。

日経平均始値9921.50円

外国人売買動向
買い 22500000株
売り 38900000株
差引き 16400000株売り越し

日経平均先物前日比マイナス40円の9930円で取引スタート。
前日のNYダウ平均は反落。

デイトレード値動き注目銘柄
3581 サイゼリヤ
1407 ウエストホールディングス
2766 日本風力開発
3092 スタートトゥデイ
8871 ゴールドクレスト
6626 SEMITEC
3116 トヨタ紡織
2432 ディー・エヌ・エー
6297 鉱研工業
7516 コーナン商事

2011年7月19日のマーケット予想

株:NYダウ反落
18日の米株式市場は、15日に公表された欧州の銀行ストレステストについて、審査の基準が甘すぎるとの見方が広がり、銀行株が下落したことに加えて、米国の法定債務上限の引き上げをめぐって、協議が一向にまとまらないことなどが嫌気され、反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比94.57ドル安の12,385.16ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,865円となっており、市場の予想レンジとしては9,800円−10,000円となっている。
 
為替:ユーロが下落
18日の外国為替市場では、欧州圏の債務問題の行方に不透明感が強まる中で、ユーロがドルやスイスフランなどに対して下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は79円近辺、ユーロドルは1.41ドル近辺となっている。
本日は、豪中銀理事会議事録の公表、加中銀金融政策委員会で政策金利の発表が予定されている。経済指標では、7月独ZEW景気期待指数(予想:-12.4)、米6月住宅着工件数(予想:+57.5万戸)などが予定されている。ドル円の市場の予想レンジとしては78.50−79.50円となっている。

商品:NY金史上最高値更新
18日のNY原油先物取引は、欧米株式市場が軟調に推移したことや、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、下落して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比1.31ドル安の1バレル95.93ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、根強い欧州債務問題に加えて、米国の債務上限引き上げに向けた協議の難航などを背景に、安全資産としての金が買いを集め、初めて1,600ドル台に乗せた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比12.30ドル高の1オンス1,602.40ドルで引けた。  

                                                                                          

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