外国人売買動向
買い 14200000株
売り 13800000株
差引き 400000株買い越し
NYダウ12,290.14 -279.65
ナスダック 2,769.19 -66.11
NY原油 100.29 -2.41
日経平均先物前日比マイナス180円の9580円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反落。
デイトレード値動き注目銘柄
2766 日本風力開発
1407 ウエストホールディングス
3843 フリービット
3092 スタートトゥデイ
4751 サイバーエージェント
3632 グリー
3161 アゼアス
1963 日揮
6140 旭ダイヤモンド
6662 ユビテック
6890 フェローテック
7606 ユナイテッドアローズ
7541 メガネトップ
6460 セガサミーホールディングス
株:NYダウ急落
1日の米株式市場は、5月全米雇用報告が前月比+3.8万人、5月米ISM製造業景気指数も53.5と、いずれも市場予想を大幅に下回る内容だったことから、米国の景気失速懸念が高まり、ほぼ全面安の展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比279.65ドル安の12,290.14ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が反落したことや、為替市場でもドル安・円高が進行しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,560円となっており、市場の予想レンジとしては9,500円−9,650円となっている。
為替:円とスイスフランが買われる
1日の外国為替市場では、格付け会社ムーディーズがギリシャの格付けを3段階引き下げ、今後の見通しもネガティブにしたことを受けて、主要通貨に対して下落した。さらに、米国の軟調な経済指標を背景に、景気先行きに対する懸念が強まったことから、安全資産としてのスイスフランや円が買われる展開となり、NY終値ベースで、ドル円は80円台後半、ユーロドルは1.43ドル台前半となっている。
本日は、豪4月小売売上高(予想:前月比+0.4%)、米週間新規失業保険申請件数(予想:41.5万件)などの経済指標の発表が予定されている。また、本日午後に行われる日本の内閣不信任案の採決の行方にも注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.50−81.80円となっている。
商品:NY原油急落
1日のNY原油先物取引は、米国の経済指標が弱い内容だったことを背景に、景気先行き不安が強まり、急落して引けた。中心限月の7月限の終値は、前営業日比2.41ドル安の1バレル100.29ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、米国の経済指標の悪化したことや、格付け会社ムーディーズがギリシャの格付けを引き下げたことなどを背景に、安全資産としての金を買う動きが広がり、反発して引けた。中心限月の8月限の終値は、前営業日比6.40ドル高の1オンス1,543.20ドルで引けた。
高齢化地域ほど高い「1票の価値」
そもそも現行の財政・社会保障制度は、第4回コラム「サンデル教授に問いたい『搾取』の正当性」で説明したように、孫は祖父母よりも1.2億円も損をするという「世代間格差」を引き起こしている。
この背景には、少子高齢化の進展に伴い、有権者に占める老齢世代の比率が増大し、その結果として老齢世代の政治的発言力が増加しつつあるという現状がある。つまり、上記の1.2億円もの世代間格差は、このように強い政治的発言力を持つ世代が、財政赤字や賦課方式の社会保障(年金・医療・介護)を通じて、若い世代や選挙権を持たない将来世代に過重な負担を押し付けている結果という解釈もできる。
武田薬品工業が約1兆1200億円でスイス製薬企業を買収。国内史上3位の海外企業買収に「高値づかみ」の声も。批判をいとわずグローバル化を進める武田経営の真価とは。
「今回の買収が我々にもたらすベネフィット(利益)について、確信と興奮に満ちている」。5月19日、スイスの製薬企業ナイコメッド買収を発表する会見の冒頭で、武田薬品工業の長谷川閑史(やすちか)社長は高揚した面持ちで宣言した。そして、会見の最後には同じ言葉を今度は英語で繰り返してみせた。
買収を発表する武田薬品工業の長谷川閑史社長
買収金額は96億ユーロ(約1兆1200億円)。日本企業による外国企業の買収としては史上3番目の規模だ。
株:NYダウ続伸
31日の米株式市場は、ギリシャの債務問題をめぐって、ドイツ政府が新たな支援融資に向けて譲歩する姿勢を示しており、追加支援策が近くまとまるのではないかとの期待感が強まったことを背景に、買いが優勢となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比128.21ドル高の12,569.79ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇したことや、為替市場でも円安が進行しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物は9,735円となっており、市場の予想レンジとしては9,650円−9,800円となっている。
為替:ユーロが上昇
31日の外国為替市場では、ドイツ政府がギリシャに対して新たな支援融資を検討しているとの報道を受けて、ギリシャが債務再編を免れるとの期待感が強まる中で、ユーロがドルなどに対して上昇した。一方で、円は、格付け会社ムーディーズが日本の格付けを格下げ方向で見直すと発表したことが嫌気され、主要通貨に対して下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は81円台半ば、ユーロドルは1.43ドル台後半となっている。
本日は、豪第1四半期GDP(予想:前期比-1.1%)、5月全米雇用報告(予想:+17.5万人)、5月米ISM製造業景気指数(予想:57.7)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.00−82.00円となっている。
商品:NY原油続伸
31日のNY原油先物取引は、カナダのパイプライン会社トランスカナダが、原油漏れを理由に、米国に運ぶパイプラインを閉鎖したことや、イエメンでのデモが激化し、他の産油国にも及ぶのではないかとの見方が強まったことなどを背景に、大幅続伸する展開となった。中心限月の7月限の終値は、前営業日比2.11ドル高の1バレル102.70ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、ギリシャに対する追加金融支援が実施されるとの期待感が広がり、欧州圏のソブリンリスクが後退する中で、安全資産としての金は売りが優勢となり、反落して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比0.40ドル安の1オンス1,535.90ドルで引けた。