タグ別アーカイブ: マーケット予想

2012年4月9日のマーケット予想

株:米株式市場休場
6日の米株式市場は、グッドフライデーのため、休場となっている。ただ、米3月雇用統計で失業率は8.2%と前回より改善したものの、非農業部門雇用者数が+12.0万人と前月を大幅に下回ったことが嫌気され、先物市場では大幅安となっている。
本日の東京市場では、米雇用統計が失望する内容だったことや、為替市場で円高が進行していることなどが、マイナス材料となりそうだ。株式市場の予想レンジとしては9,500円−9,650円となっている。

為替:ドルが下落
6日の外国為替市場では、3月米雇用統計の結果が失望する内容だったことが嫌気され、ドルが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は81円台半ば、ユーロドルは1.30ドル台後半となっている。
本日は、英国やドイツがイースターマンデーの祝日のため休場となっていることや、注目される取引材料に乏しいことなどから、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.00−82.00円となっている。

商品:米商品市場休場
6日の米商品市場は、グッドフライデーのため休場となっている。
なお、8時20分時点でのNY原油先物時間外取引では、前日比1.10ドル安の102.20ドルとなっている。  

                                                                                          

2012年4月6日のマーケット予想

株:NYダウ続落
5日の米株式市場は、週間新規失業保険申請件数が35.7万件と市場予想を上回る良好な内容だったことを好感した買いが入る一方で、前日に引き続いて、スペインやイタリアの国債利回りが上昇したことなどを嫌気した売りも入り、一進一退の展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比14.61ドル安の13,060.14ドルで引けた。
本日の東京市場では、NYダウが下落したことや、為替市場で円高ユーロ安が進行しており、輸出株などを中心にマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,715円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,650円−9,800円となっている。

為替:ユーロが下落
5日の外国為替市場では、スペインやイタリアの国債利回りが上昇し、欧州圏の債務問題に対する懸念が強まったことなどを受けて、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は82円台前半、ユーロドルは1.30ドル台半ばとなっている。
本日は、米3月雇用統計(予想:失業率8.3%、非農業部門雇用者数+22.5万人)の発表に注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.60−82.60円となっている。

商品:NY原油反発
5日のNY原油先物取引は、米経済指標が堅調だったことや、イラン産原油輸出に対する制裁強化への懸念が高まったことなどを背景に、3日ぶりに反発して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.84ドル高の1バレル103.31ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日までの急落を受けた安値拾いの買いが入ったことや、原油相場の上昇に連れる展開となり、反発して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比16.00ドル高の1オンス1,630.10ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年4月5日のマーケット予想

株:NYダウ続落
4日の米株式市場は、同日行われたスペインの国債入札が不調に終わったことを受けて、同国の国債利回りが上昇し、欧州圏の債務問題に対する懸念が強まったことや、前日のFOMC議事録の公表で、FRBによる追加金融緩和観測が後退したなどが嫌気され、大幅続落となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比124.80ドル安の13,074.75ドルで引けた。
本日の東京市場では、各国の株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,750円となっており、株式市場の予想レンジとしては9,700円−9,850円となっている。

為替:ユーロが下落
4日の外国為替市場では、スペインの国債入札が不調に終わり、欧州圏の債務問題に対する懸念が強まったことや、ECBドラギ総裁がユーロ圏の下振れリスクに言及し、追加緩和の可能性に含みを残したことなどを受けて、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は82円台半ば、ユーロドルは1.31ドル台前半となっている。
本日は、英中銀金融政策決定会合(政策金利の公表)や、週間新規失業保険申請件数(予想:35.9万人)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.80−82.80円となっている。
 
商品:NY原油続落
4日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比900万バレルと大幅な積み増しとなったことや、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、続落となった。中心限月の5月限の終値は、前営業日比2.54ドル安の1バレル101.47ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことや、原油相場の下落に連れて、急落して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比57.90ドル安の1オンス1,614.10ドルで引けた。  

                                                                                          

2012年4月4日のマーケット予想

株:NYダウ反落
3日の米株式市場は、FRBが公表した3月13日分のFOMC議事録で、将来の追加金融緩和を支持する意見がごく僅かにとどまり、追加金融緩和への期待感が後退したことなどが嫌気され、4日ぶりに反落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比64.94ドル安の13,199.55ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は下落した一方、為替市場では円安が進行するなど、強弱材料が交錯する中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が10,070円となっており、株式市場の予想レンジとしては10,000円−10,150円となっている。

為替:ドルが上昇
3日の外国為替市場では、同日公表されたFOMC議事録で、米追加金融緩和期待が後退したことを受けて、ドルが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は82円台後半、ユーロドルは1.32ドル台前半となっている。
本日は、ECB理事会(政策金利の公表)や、米3月ADP全米雇用報告(予想:+23.0万人)、米3月ISM非製造業景気指数(予想:57.8)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては82.20−83.20円となっている。
 
商品:NY原油反落
3日のNY原油先物取引は、EIAが発表した1月米石油需要が、前年同月比-4.5%と大幅に減少し、需要鈍化に対する懸念が強まったことや、米FOMC議事録の公表で、米追加金融緩和観測が後退したことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の5月限の終値は、前営業日比1.22ドル安の1バレル104.01ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高が進行したことや、原油相場の下落に連れて、反落して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比7.70ドル安の1オンス1,672.00ドルで引けた。なお、その後の時間外取引ではFOMC議事録の公表を受けて一段安となり、一時1,640.20ドルの安値を付けた。  

                                                                                          

2012年4月3日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
2日の米株式市場は、中国の3月購買担当者指数が53.1と前月から大幅に上昇したことや、米3月ISM製造業景気指数が53.4と前月から上昇したことなどを好感し、エネルギー株や素材株などを中心に買いが入り、続伸して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比52.45ドル高の13,264.49ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は上昇した一方で、為替市場で円高が進行しており、強弱材料が交錯する中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が10,100円となっており、株式市場の予想レンジとしては10,050円−10,150円となっている。

為替:ユーロが下落
2日の外国為替市場では、3月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数が47.7と前月から低下したことなどが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は82円近辺、ユーロドルは1.33ドル台前半となっている。
本日は、豪準備銀行理事会(政策金利の公表)や、米2月製造業新規受注(予想:前月比+1.2%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては81.80−82.60円となっている。
 
商品:NY原油続伸
2日のNY原油先物取引は、米経済指標が堅調だったことや、米石油大手BPが、バルホール石油関連施設での生産を停止したと発表したことを受けて、北海産原油の積荷が遅れるとの観測が浮上したことなどを背景に、大幅続伸となった。中心限月の5月限の終値は、前営業日比2.21ドル高の1バレル105.23ドルで引けた。
NY金先物取引でも、原油相場の上昇に連れた買いが入ったことなどから、続伸して引けた。中心限月の6月限の終値は、前営業日比7.80ドル高の1オンス1,679.70ドで引けた。