株:NYダウ反発
24日の米株式市場は、バーナンキFRB議長が議会下院に宛てた書簡で、景気支援のための追加金融を実施する余地があると指摘したことが明らかとなり、米国の追加金融緩和に対する期待感が高まったことや、ECBによる新たな債券買い入れ策について、利回り幅の目標を設定することを検討しているとの一部報道などを好感し、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比100.51ドル高の13,157.97ドルで引けた。
本日の東京市場では、
米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,080円となっており、株式市場の予想レンジは、9,000円−9,150円となっている。
為替:ユーロが下落
24日の外国為替市場では、ドイツとギリシャの首脳会合において、ギリシャ支援の条件緩和などについて言及されなかったことなどを受けて、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台前半となっている。
今週は、31日のバーナンキFRB議長の講演などに注目が集まっていることや、本日は注目される取引材料が乏しいことから、様子見ムードが強まるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−78.80円となっている。
商品:NY金ほぼ横ばい
24日のNY原油先物取引は、米7月耐久財受注が前月比+4.2%だったことや、カリブ海にある熱帯的圧がハリケーンに発達し、メキシコ湾岸の原油生産に打撃が生じるとの懸念などを背景に一時97.17ドルを付けた。しかし、その後、国際エネルギー機関が石油戦略備蓄の放出に同意し、9月に実施されるとの報道をきっかけに売りが膨らみ、マイナス圏に沈んだ。中心限月の10月限の終値は、前営業日比0.12ドル安の1バレル96.15ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日までの上昇を受けた利食い売りが先行し、下落して始まったものの、米国の追加金融緩和期待を背景に値を戻す展開となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比0.10ドル高の1オンス1,672.90ドルで引けた。
タグ別アーカイブ: マーケット予想
2012年8月24日のマーケット予想
株:NYダウ続落
23日の米株式市場は、セントルイス連銀のブラード総裁が、先日公表されたFOMC議事録について、「やや古い」との見解を示したことを受けて、早期の追加金融緩和への期待感が後退したことや、中国の8月製造業PMIが47.8とさえない結果となったことなどが嫌気され、続落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比115.30ドル安の13,057.46ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,080円となっており、株式市場の予想レンジは、9,000円−9,150円となっている。
為替:ユーロが上昇
23日の外国為替市場では、スペインがユーロ圏各国と金融支援の条件について議論しているとの報道を受けて、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台半ばとなっている。
本日は、注目される取引材料が乏しく、様子見ムードが強まるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−78.80円となっている。
商品:NY金反発
23日のNY原油先物取引は、米国による早期の追加金融緩和への期待感が後退したことや、中国の経済指標がさえない結果となったことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.99ドル安の1バレル96.27ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、主要抵抗線であった150日移動平均と200日移動平均を上抜けたことによるテクニカルの買いが入ったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に大幅反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比32.30ドル高の1オンス1,672.80ドルで引けた。
23日の米株式市場は、セントルイス連銀のブラード総裁が、先日公表されたFOMC議事録について、「やや古い」との見解を示したことを受けて、早期の追加金融緩和への期待感が後退したことや、中国の8月製造業PMIが47.8とさえない結果となったことなどが嫌気され、続落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比115.30ドル安の13,057.46ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,080円となっており、株式市場の予想レンジは、9,000円−9,150円となっている。
為替:ユーロが上昇
23日の外国為替市場では、スペインがユーロ圏各国と金融支援の条件について議論しているとの報道を受けて、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台半ばとなっている。
本日は、注目される取引材料が乏しく、様子見ムードが強まるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−78.80円となっている。
商品:NY金反発
23日のNY原油先物取引は、米国による早期の追加金融緩和への期待感が後退したことや、中国の経済指標がさえない結果となったことなどが嫌気され、反落して引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.99ドル安の1バレル96.27ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、主要抵抗線であった150日移動平均と200日移動平均を上抜けたことによるテクニカルの買いが入ったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に大幅反発して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比32.30ドル高の1オンス1,672.80ドルで引けた。
2012年8月23日のマーケット予想
株:NYダウ続落
22日の米株式市場は、パソコン大手デルの5-7月期決算が減収減益となったことや、米7月中古住宅販売件数が447万戸と市場予想を下回ったことなどが嫌気され、下落して始まった。しかし、午後に公表されたFOMC議事録で、米経済が大幅に改善しない限りFRBが「かなり早期に」追加緩和を行うとの姿勢を示したことを受けて、米国の追加金融緩和への期待感が強まり、値を戻す展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比30.82ドル安の13,172.76ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落したことや、為替市場で、ドル安円高が進行しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,075円となっており、株式市場の予想レンジは、9,000円−9,150円となっている。
為替:ドルが下落
22日の外国為替市場では、FOMC議事録の公表を受けて、米国の追加金融緩和への期待感が高まり、ドルが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台前半となっている。
本日は、8月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(予想:44.2)、7月米新築住宅販売件数(予想:36.5万件)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−78.80円となっている。
商品:NY原油続伸
22日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比540万バレルと大幅な取り崩しとなったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを好感し、続伸して引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.42ドル高の1バレル97.26ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日の急騰の反動から利益確定の売りが強まり、6日ぶりに反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比2.40ドル安の1オンス1,640.50ドルで引けた。ただ、引け後に公表されたFOMC議事録を受けて、追加金融緩和観測が強まり、時間外取引では、1,650ドルを超える水準となっている。
22日の米株式市場は、パソコン大手デルの5-7月期決算が減収減益となったことや、米7月中古住宅販売件数が447万戸と市場予想を下回ったことなどが嫌気され、下落して始まった。しかし、午後に公表されたFOMC議事録で、米経済が大幅に改善しない限りFRBが「かなり早期に」追加緩和を行うとの姿勢を示したことを受けて、米国の追加金融緩和への期待感が強まり、値を戻す展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比30.82ドル安の13,172.76ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落したことや、為替市場で、ドル安円高が進行しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,075円となっており、株式市場の予想レンジは、9,000円−9,150円となっている。
為替:ドルが下落
22日の外国為替市場では、FOMC議事録の公表を受けて、米国の追加金融緩和への期待感が高まり、ドルが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台半ば、ユーロドルは1.25ドル台前半となっている。
本日は、8月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(予想:44.2)、7月米新築住宅販売件数(予想:36.5万件)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.20−78.80円となっている。
商品:NY原油続伸
22日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比540万バレルと大幅な取り崩しとなったことや、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを好感し、続伸して引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.42ドル高の1バレル97.26ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日の急騰の反動から利益確定の売りが強まり、6日ぶりに反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比2.40ドル安の1オンス1,640.50ドルで引けた。ただ、引け後に公表されたFOMC議事録を受けて、追加金融緩和観測が強まり、時間外取引では、1,650ドルを超える水準となっている。
2012年8月22日のマーケット予想
株:NYダウ続落
21日の米株式市場は、スペインの国債入札が順調だったことなどを好感し、上昇して始まったものの、その後は、アップルなどのハイテク株を中心に利益確定の売りが入り、続落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比68.06ドル安の13,203.58ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は下落したものの、為替市場で、ユーロ高円安が進行するなど、強弱材料が交錯する中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,155円となっており、株式市場の予想レンジは、9,100円−9,200円となっている。
為替:ユーロが上昇
21日の外国為替市場では、先日独誌が報じたECBによるユーロ圏重債務国の国債買い入れを実施する方針について、英紙が、確認できる可能性があると報じたことを受けて、ECBがスペインやイタリアの国債買い入れを行うとの期待感が膨らみ、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台前半、ユーロドルは1.24ドル台後半となっている。
本日は、FOMC議事録の公表や、米7月中古住宅販売件数(予想:451万戸)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.80−79.60円となっている。
商品:NY金続伸
21日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、シリア内戦が深刻化するなど、中東の地政学的リスクの高まりなどを背景に買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.71ドル高の1バレル96.68ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に買いが膨らみ、5日続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比19.90ドル高の1オンス1,642.90ドルで引けた。
21日の米株式市場は、スペインの国債入札が順調だったことなどを好感し、上昇して始まったものの、その後は、アップルなどのハイテク株を中心に利益確定の売りが入り、続落して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比68.06ドル安の13,203.58ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場は下落したものの、為替市場で、ユーロ高円安が進行するなど、強弱材料が交錯する中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,155円となっており、株式市場の予想レンジは、9,100円−9,200円となっている。
為替:ユーロが上昇
21日の外国為替市場では、先日独誌が報じたECBによるユーロ圏重債務国の国債買い入れを実施する方針について、英紙が、確認できる可能性があると報じたことを受けて、ECBがスペインやイタリアの国債買い入れを行うとの期待感が膨らみ、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台前半、ユーロドルは1.24ドル台後半となっている。
本日は、FOMC議事録の公表や、米7月中古住宅販売件数(予想:451万戸)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.80−79.60円となっている。
商品:NY金続伸
21日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、シリア内戦が深刻化するなど、中東の地政学的リスクの高まりなどを背景に買いが優勢となり、反発して引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.71ドル高の1バレル96.68ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に買いが膨らみ、5日続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比19.90ドル高の1オンス1,642.90ドルで引けた。
2012年8月21日のマーケット予想
株:米株式市場ほぼ横ばい
20日の米株式市場は、独誌シュピーゲルが、「独連邦債に対するプレミアムが一定水準を越えた場合に、ECBがユーロ圏重債務国の国債買い入れを実施する方針である」と報じたことについて否定したことが嫌気され、下落して始まった。ただ、新型スマートフォンへの期待感からアップルが上場来高値を更新するなど、ハイテク株を中心に買い戻される展開となり、結局ほぼ横ばいで引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比3.56ドル安の13,271.64ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が小動きとなるなど、取引材料に乏しい一日となっており、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,190円となっており、株式市場の予想レンジは、9,150円−9,250円となっている。
為替:動意薄の展開
20日の外国為替市場では、注目される取引材料が乏しい中で、動意薄の一日となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台半ば、ユーロドルは1.23ドル台前半となっている。
本日も、注目される取引材料が乏しく、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.20−79.60円となっている。
商品:NY金続伸
20日のNY原油先物取引は、ECBが独誌の報道を否定したことを受けて、欧州信用不安に対する懸念が強まったことなどが嫌気され、一時95.02ドルまで下落した。ただ、その後は、為替市場でユーロ高・ドル安が進行したことや、中東の地政学的リスクの高まりなどを背景に買い戻しが優勢となり、ほぼ変わらずで引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.04ドル安の1バレル95.97ドルで引けた。
NY金先物取引では、白金の世界最大産地である南アフリカ北部の鉱山でストライキが発生し、白金相場が約2%上昇したことを受けて、金相場も押し上げられる展開となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比3.60ドル高の1オンス1,623.00ドルで引けた。
20日の米株式市場は、独誌シュピーゲルが、「独連邦債に対するプレミアムが一定水準を越えた場合に、ECBがユーロ圏重債務国の国債買い入れを実施する方針である」と報じたことについて否定したことが嫌気され、下落して始まった。ただ、新型スマートフォンへの期待感からアップルが上場来高値を更新するなど、ハイテク株を中心に買い戻される展開となり、結局ほぼ横ばいで引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比3.56ドル安の13,271.64ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が小動きとなるなど、取引材料に乏しい一日となっており、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が9,190円となっており、株式市場の予想レンジは、9,150円−9,250円となっている。
為替:動意薄の展開
20日の外国為替市場では、注目される取引材料が乏しい中で、動意薄の一日となった。NY終値ベースで、ドル円は79円台半ば、ユーロドルは1.23ドル台前半となっている。
本日も、注目される取引材料が乏しく、動きづらいとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては79.20−79.60円となっている。
商品:NY金続伸
20日のNY原油先物取引は、ECBが独誌の報道を否定したことを受けて、欧州信用不安に対する懸念が強まったことなどが嫌気され、一時95.02ドルまで下落した。ただ、その後は、為替市場でユーロ高・ドル安が進行したことや、中東の地政学的リスクの高まりなどを背景に買い戻しが優勢となり、ほぼ変わらずで引けた。中心限月の9月限の終値は、前営業日比0.04ドル安の1バレル95.97ドルで引けた。
NY金先物取引では、白金の世界最大産地である南アフリカ北部の鉱山でストライキが発生し、白金相場が約2%上昇したことを受けて、金相場も押し上げられる展開となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比3.60ドル高の1オンス1,623.00ドルで引けた。