タグ別アーカイブ: マーケット予想

2011年3月25日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
24日の米株式市場は、同日発表された米2月耐久財受注が前月比-0.9%となり、市場予想を下回ったものの、半導体大手マイクロン・テクノロジーが前日引け後に発表した決算が市場予想を上回ったことから、今後の決算発表に対する楽観的な見方が広がり、半導体セクターを中心に買いが入り、続伸して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比84.54ドル高の12,170.56ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が反発しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。ただ、引き続き原発事故を受けた放射性物質の問題の動向などには注意する必要がある。シカゴ日経平均先物は9,530円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,600円となっている。
 
為替:ユーロが上昇
24日の外国為替市場では、NY金が一時史上最高値を更新するなど、商品市場が急騰したことを受けて、ユーロがドルなどに対して上昇する展開となり、一時ユーロドルは1.42ドル近辺まで上昇した。しかし、その後は、ポルトガルおよびスペイン金融機関の格下げを受けて、上値が重くなり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.41ドル台後半となっている。
本日は、独3月IFO景況指数(予想:110.5)、米第4四半期GDP確報値(予想:+3.0%)などの経済指標の発表に加えて、24日から開催されている欧州首脳会議の動向にも注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−81.50円となっている。
 
商品:NY原油反落
24日のNY原油先物取引は、緊迫の続く中東・アフリカ情勢などを背景に買いが進み、一時106.69ドルまで値を伸ばしたものの、その後は、米経済指標が軟調だったことなどから、利食い売りが優勢となり、4日ぶりに反落して引けた。中心限月の5月限の終値は、前日比0.15ドル安の1バレル106.60ドルで引けた。
NY金先物取引では、多国籍軍の攻撃が続くリビアをはじめ、シリアでも治安部隊が反政府デモを弾圧するなど、中東・アフリカ情勢の緊迫が続いていることに加えて、ポルトガルで首相が辞任するなど、政情不安が広がったことなどから、安全資産としての金を買う動きが強まり、一時1,448.60ドルと過去最高値を更新した。しかし、その後は、利益確定の売りに押され、反落して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比3.10ドル安の1オンス1,434.90ドルで引けた。      

                                                                                          

2011年3月24日のマーケット予想

株:NYダウ反発
23日の米株式市場は、同日発表された米2月新築住宅販売件数が25.0万戸と市場予想を大幅に下回ったこと、バンク・オブ・アメリカの増配計画に対して、FRBが反対したことなどが嫌気され、下落して始まった。ただ、その後は、日本の震災復興をにらんで、素材株などに買いが入り、反発して引けた。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比67.39ドル高の12,086.02ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が反発しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。ただ、原発事故を受けた放射性物質の問題の動向には注意する必要がある。シカゴ日経平均先物は9.405円となっており、市場の予想レンジとしては9,350円−9,550円となっている。
 
為替:ユーロが下落
23日の外国為替市場では、ポルトガル議会で政府が提出した緊縮財政策が否決されたことを受けて、欧州の債務問題が再燃し、ユーロがドルや円などに対して下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.41ドル近辺となっている。
本日は、英2月小売売上高(予想:前月比-0.6%)、米2月耐久財受注(予想:前月比+1.1%)、週間新規失業保険申請件数(予想:38.3万件)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−81.50円となっている。
 
商品:NY原油続伸
23日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計において、原油在庫は積み増しとなったものの、ガソリン在庫が532万バレル減と市場予想を大幅に上回る取り崩しとなったことに加えて、パレスチナ武装勢力がイスラエルにロケット攻撃を行ったこと、リビアでは反政府勢力が暫定政府を樹立し、政府も徹底抗戦の構えを見せていることなどから、中東・アフリカ情勢の懸念などを背景に、3日続伸した。中心限月の5月限の終値は、前日比0.78ドル高の1バレル106.75ドルで引けた。
NY金先物取引では、米経済指標の悪化や、ポルトガル政府が推進する緊縮財政策が議会で否決されたことを受けて、欧州の債務懸念が再燃したことなどを背景に、安全資産としての金を買う動きが広がり、終値ベースで史上最高値を更新して引けた。中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.40ドル高の1オンス1,438.00ドルで引けた。      

                                                                                          

2011年3月23日のマーケット予想

株:NYダウ反落
22日の米株式市場は、前日までの上昇基調の反動で利食い売りが優勢の展開となった。ただ、日本の原発事故への対策が進んでいることなどを受けて、安値を拾う動きもみられるなど、売り買いが交錯する中で、前日終値近辺で揉み合う展開となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比17.90ドル安の12,018.63ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が反落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.545円となっており、市場の予想レンジとしては9,450円−9,650円となっている。

為替:小幅な値動き
22日の外国為替市場では、注目される経済指標の発表がないなど、取引材料に乏しかったことに加えて、先週実施された円売り協調介入への警戒感が強かったことなどから、動きづらい展開となり、ドル円は81円を挟んだ値動きとなるなど、小幅な値動きに終始した。NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル近辺となっている。
本日は、英中銀議事録公表やバーナンキFRB議長の議会証言などが予定されており、市場の注目が集まっている。経済指標の発表では、米2月新築住宅販売件数(予想:29.0万戸)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY原油続伸
22日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、ガダフィ大佐は反政府勢力への激しい武力弾圧を続行しており、先行き不透明感が依然として根強いことに加えて、イエメンでも反体制デモが活発化したとの報道を受けて、中東・アフリカ情勢の懸念が高まり、続伸して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.67ドル高の1バレル104.00ドルで引けた。
NY金先物取引では、日本の原発事故への対策が進んだことから、リスク回避の動きが後退したことに加えて、前日までの上昇基調の反動で利食い売りが優勢となり、下落して始まった。ただ、中東・アフリカ情勢の不透明感が増し、NY原油が急騰したことから、金も原油に連れる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比1.20ドル高の1オンス1,427.60ドルで引けた。     

                                                                                          

2011年3月22日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
21日の米株式市場は、通信大手AT&Tがドイツテレコムの米携帯子会社を買収する方針を示すなど、大型の企業合併、買収が相次いでいることに加えて、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株を買う絶好の機会との見方を示したことなどを受けて、買い安心感が広がり、大幅続伸した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比178.01ドル高の12,036.53ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が大幅高となったことや、為替市場でも円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.505円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,650円となっている。

為替:円が下落
21日の外国為替市場では、先週末に実施された円売り協調介入が今週も継続されるのではないかとの思惑から、円が主要通貨に対して下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル台前半となっている。
本日は、前週末に引き続き、円売り協調介入が継続するかどうかに注目が集まっている。経済指標の発表では、英2月消費者物価指数(予想:前月比+0.6%)、英2月小売物価指数(予想:前月比+0.7%)、米1月住宅価格指数などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY金続伸
21日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、米英などを中心とする多国籍軍が激しい空爆を行ったことに加えて、バーレーンやイエメン、シリアなどで反政府デモが拡大しているなど、中東情勢の悪化を背景に買いが入り、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.26ドル高の1バレル102.33ドルで引けた。
NY金先物取引では、中東・アフリカ情勢の悪化や日本の原発事故の事態収束の見通しが不透明な中、安全資産としての金が買われる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.30ドル高の1オンス1,426.40ドルで引けた。      

                                                                                          

2011年3月22日のマーケット予想

株:NYダウ続伸
21日の米株式市場は、通信大手AT&Tがドイツテレコムの米携帯子会社を買収する方針を示すなど、大型の企業合併、買収が相次いでいることに加えて、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株を買う絶好の機会との見方を示したことなどを受けて、買い安心感が広がり、大幅続伸した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比178.01ドル高の12,036.53ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が大幅高となったことや、為替市場でも円安基調となっており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ日経平均先物は9.505円となっており、市場の予想レンジとしては9,400円−9,650円となっている。

為替:円が下落
21日の外国為替市場では、先週末に実施された円売り協調介入が今週も継続されるのではないかとの思惑から、円が主要通貨に対して下落する展開となり、NY終値ベースで、ドル円は81円近辺、ユーロドルは1.42ドル台前半となっている。
本日は、前週末に引き続き、円売り協調介入が継続するかどうかに注目が集まっている。経済指標の発表では、英2月消費者物価指数(予想:前月比+0.6%)、英2月小売物価指数(予想:前月比+0.7%)、米1月住宅価格指数などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては80.00−82.00円となっている。

商品:NY金続伸
21日のNY原油先物取引は、混迷が続くリビア情勢に関して、米英などを中心とする多国籍軍が激しい空爆を行ったことに加えて、バーレーンやイエメン、シリアなどで反政府デモが拡大しているなど、中東情勢の悪化を背景に買いが入り、反発して引けた。中心限月の4月限の終値は、前日比1.26ドル高の1バレル102.33ドルで引けた。
NY金先物取引では、中東・アフリカ情勢の悪化や日本の原発事故の事態収束の見通しが不透明な中、安全資産としての金が買われる展開となり、中心限月の4月限の終値は、前営業日比10.30ドル高の1オンス1,426.40ドルで引けた。