株:NYダウ急落
12日の米株式市場は、格付け会社ムーディーズが、前週末のEU首脳会議では、債務危機解決に向けた抜本的な対策が打ち出せず、来年3月までにEU27ヶ国の格付けを見直す可能性があると指摘するなど、EU首脳会議の内容が好感された前週末から一転して、悲観的な見方が強まった。さらに、イタリアやスペインなど債務危機下にある国債利回りが上昇したことなども嫌気され、急反落となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比162.87ドル安の12,021.39ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,545円となっており、市場の予想レンジとしては8,500円−8,600円となっている。
為替:ユーロが下落
12日の外国為替市場では、EU首脳会議の内容が好感された前週末から一転して、欧州の先行きに対して悲観的な見方が強まったことなどから、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.31ドル台後半となっている。
本日は、独12月ZEW景況感指数(予想:-55.8)、米11月小売売上高(予想:前月比+0.5%)などの経済指標の発表が予定されている。さらに、日本時間14日4:15には、FOMC(政策金利の公表)が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.30円となっている。
商品:NY原油急落
12日のNY原油先物取引は、EU首脳会議の内容が好感された前週末から一転して、欧州経済の先行き見通しに懐疑的な見方が広がり、株式市場が急落したことや、為替市場でもドル高・ユーロ安が進行したことなどが嫌気され、急反落となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比1.64ドル安の1バレル97.77ドルで引けた。
NY金先物取引でも、株式市場や原油など他の商品市場が急落する中で、これらの損失の補填に当てる換金売りの動きが広がり、下落して始まった。その後、1,700ドルの大台を割り込むと、大量のストップロスの売りが出て、下げ幅を拡大する展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比3.40ドル高の1オンス1,716.80ドルで引けた。
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2011年12月12日のマーケット予想
株:NYダウ反発
9日の米株式市場は、注目のEU首脳会議で、各国の財政規律を強化することや、IMFを通じて緊急融資の財源を確保することなどで合意したことを好感し、買いが優勢となった。さらに、中国人民銀行が総額3,000億ドル規模の投資機関を設立する計画があると報道されたこと、米12月ミシガン大消費者信頼感指数が67.7と市場予想を上回ったことなども買い材料となり、急反発となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比186.56ドル高の12,184.26ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,645円となっており、市場の予想レンジとしては8,550円−8,700円となっている。
為替:ユーロが上昇
9日の外国為替市場では、欧州首脳会議で、新たな財政統合に向けた前進が見られたことなどを好感し、ユーロが買われる展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.33ドル台後半となっている。
本日は、取引材料に欠ける一日となっていることに加えて、市場では、13日のFOMC政策金利の公表に注目が集まっており、本日は様子見ムードが強まるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油反発
9日のNY原油先物取引は、米国の経済指標が堅調だったことや、中国人民銀行が外貨準備を活用した投資機関設立を計画しているとの報道などを好感し、反発となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比1.07ドル高の1バレル99.41ドルで引けた。
NY金先物取引では、欧州首脳会議で、経済統合の強化で合意したことなどを受けて、安全資産としての金買いの動きが後退し、下落する場面がある一方で、原油相場の上昇に連れた買いも入るなど、一進一退の展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比3.40ドル高の1オンス1,716.80ドルで引けた。
9日の米株式市場は、注目のEU首脳会議で、各国の財政規律を強化することや、IMFを通じて緊急融資の財源を確保することなどで合意したことを好感し、買いが優勢となった。さらに、中国人民銀行が総額3,000億ドル規模の投資機関を設立する計画があると報道されたこと、米12月ミシガン大消費者信頼感指数が67.7と市場予想を上回ったことなども買い材料となり、急反発となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比186.56ドル高の12,184.26ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,645円となっており、市場の予想レンジとしては8,550円−8,700円となっている。
為替:ユーロが上昇
9日の外国為替市場では、欧州首脳会議で、新たな財政統合に向けた前進が見られたことなどを好感し、ユーロが買われる展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.33ドル台後半となっている。
本日は、取引材料に欠ける一日となっていることに加えて、市場では、13日のFOMC政策金利の公表に注目が集まっており、本日は様子見ムードが強まるとの声がある。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油反発
9日のNY原油先物取引は、米国の経済指標が堅調だったことや、中国人民銀行が外貨準備を活用した投資機関設立を計画しているとの報道などを好感し、反発となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比1.07ドル高の1バレル99.41ドルで引けた。
NY金先物取引では、欧州首脳会議で、経済統合の強化で合意したことなどを受けて、安全資産としての金買いの動きが後退し、下落する場面がある一方で、原油相場の上昇に連れた買いも入るなど、一進一退の展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比3.40ドル高の1オンス1,716.80ドルで引けた。
2011年12月9日のマーケット予想
株:NYダウ反落
8日の米株式市場は、この日行われたECB理事会で政策金利を0.25%引き下げたほか、期間3年物の資金供給オペレーションを導入したものの、その後の、ドラギ総裁の記者会見で、国債買い入れを拡大する措置については否定的な考えを示したことが嫌気され、売りが優勢になった。さらに、引け間際には、ドイツが、EU首脳会議での合意案のうち一部項目に反対していることが伝わると、売りが加速し、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比198.67ドル安の11,997.70ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,530円となっており、市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
為替:ユーロが下落
8日の外国為替市場では、ECB理事会後のドラギ総裁の記者会見で、国債買い入れを拡大する措置については否定的な考えを示したことや、IMFが提案した融資案を否定したことなどが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.33ドル台前半となっている。
本日は、EU首脳会議の結果に注目が集まっている。経済指標の発表では、英11月生産者物価指数(予想:前月比+0.1%)、12月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:65.3)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油続落
8日のNY原油先物取引は、ドラギECB総裁の発言をきっかけに欧州債務問題の先行きに悲観的な見通しが広がったことや、為替市場のドル高・ユーロ安の進行などが嫌気され、大幅続落となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比2.15ドル安の1バレル98.34ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことや、原油相場の急落に連れて、急反落となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比31.40ドル安の1オンス1,7113.40ドルで引けた。
8日の米株式市場は、この日行われたECB理事会で政策金利を0.25%引き下げたほか、期間3年物の資金供給オペレーションを導入したものの、その後の、ドラギ総裁の記者会見で、国債買い入れを拡大する措置については否定的な考えを示したことが嫌気され、売りが優勢になった。さらに、引け間際には、ドイツが、EU首脳会議での合意案のうち一部項目に反対していることが伝わると、売りが加速し、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比198.67ドル安の11,997.70ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が下落しており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,530円となっており、市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
為替:ユーロが下落
8日の外国為替市場では、ECB理事会後のドラギ総裁の記者会見で、国債買い入れを拡大する措置については否定的な考えを示したことや、IMFが提案した融資案を否定したことなどが嫌気され、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.33ドル台前半となっている。
本日は、EU首脳会議の結果に注目が集まっている。経済指標の発表では、英11月生産者物価指数(予想:前月比+0.1%)、12月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:65.3)などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油続落
8日のNY原油先物取引は、ドラギECB総裁の発言をきっかけに欧州債務問題の先行きに悲観的な見通しが広がったことや、為替市場のドル高・ユーロ安の進行などが嫌気され、大幅続落となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比2.15ドル安の1バレル98.34ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことや、原油相場の急落に連れて、急反落となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比31.40ドル安の1オンス1,7113.40ドルで引けた。
2011年12月8日のマーケット予想
株:NYダウ続伸
7日の米株式市場は、ドイツ政府高官が、EU首脳会議の見通しに悲観的な見方を表明したことなどが嫌気され、売りが優勢となった。しかし、引け間際に、日米欧など20カ国・地域がIMFに6,000億ドル前後の融資枠を設定する方向で検討に入ったとの報道をきっかけに切り返し、続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比46.24ドル高の12,196.37ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しているものの、欧州首脳会議が控える中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,710円となっており、市場の予想レンジとしては8,650円−8,750円となっている。
為替:ユーロが上昇
7日の外国為替市場では、8日に開催されるECB理事会で、政策金利の利下げを実施する可能性が高いことや、8-9日のEU首脳会議で債務危機解決に向けた進展がみられるとの期待感からユーロが買われる展開となったものの、警戒感も根強く、上値は限定的となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.34ドル台前半となっている。
本日は、豪11月雇用統計(予想:失業率5.2%、就業者数+1.0万人)などの経済指標の発表に加えて、英中銀金融政策決定会合(政策金利の発表)、ECB理事会(政策金利の発表)が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油反落
7日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比130万バレル増、ガソリン在庫が同510万バレル増と、大幅な積み増しとなったことなどが嫌気され、反落となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比0.77ドル安の1バレル100.49ドルで引けた。
NY金先物取引では、EU首脳会議やECB理事会を控えて、様子見ムードが強まる中で、ここ最近の下落の反動を受けた安値拾いの買いが入り、反発となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比13.00ドル高の1オンス1,744.80ドルで引けた。
7日の米株式市場は、ドイツ政府高官が、EU首脳会議の見通しに悲観的な見方を表明したことなどが嫌気され、売りが優勢となった。しかし、引け間際に、日米欧など20カ国・地域がIMFに6,000億ドル前後の融資枠を設定する方向で検討に入ったとの報道をきっかけに切り返し、続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比46.24ドル高の12,196.37ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しているものの、欧州首脳会議が控える中で、動きづらいとの声がある。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,710円となっており、市場の予想レンジとしては8,650円−8,750円となっている。
為替:ユーロが上昇
7日の外国為替市場では、8日に開催されるECB理事会で、政策金利の利下げを実施する可能性が高いことや、8-9日のEU首脳会議で債務危機解決に向けた進展がみられるとの期待感からユーロが買われる展開となったものの、警戒感も根強く、上値は限定的となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.34ドル台前半となっている。
本日は、豪11月雇用統計(予想:失業率5.2%、就業者数+1.0万人)などの経済指標の発表に加えて、英中銀金融政策決定会合(政策金利の発表)、ECB理事会(政策金利の発表)が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油反落
7日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比130万バレル増、ガソリン在庫が同510万バレル増と、大幅な積み増しとなったことなどが嫌気され、反落となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比0.77ドル安の1バレル100.49ドルで引けた。
NY金先物取引では、EU首脳会議やECB理事会を控えて、様子見ムードが強まる中で、ここ最近の下落の反動を受けた安値拾いの買いが入り、反発となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比13.00ドル高の1オンス1,744.80ドルで引けた。
2011年12月7日のマーケット予想
株:NYダウ続伸
6日の米株式市場は、格付け会社S&Pが、欧州安定化基金の格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことが嫌気され、下落して始まった。ただ、今週末のEU首脳会議で、救済基金拡充を含めた強力な措置が打ち出されるとの期待感が強まる中で、徐々に買いが優勢となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比52.30ドル高の12,150.13ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,590円となっており、市場の予想レンジとしては8,550円−8,650円となっている。
為替:ユーロの買い戻し
6日の外国為替市場では、格付け会社S&Pが、欧州安定化基金の格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことが嫌気され、ユーロが下落する場面があったものの、今週末のEU首脳会議で、救済基金拡充を含めた強力な措置が打ち出されるとの期待感が強まる中で、ユーロが買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.34ドル近辺となっている。
本日は、豪第3四半期GDP(予想:前期比+1.0%)、英10月鉱工業生産(予想:前月比−0.3%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.00円となっている。
商品:NY原油続伸
6日のNY原油先物取引は、イランの核問題をめぐって、地政学的リスクへの懸念が高まっていることや、米株式市場の上昇などが買い材料となり、3日続伸となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比0.29ドル高の1バレル101.28ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日100日移動平均にある主要な下値支持線を割り込んだことを受けて、テクニカルな売りが入り、一時1705.70ドルを付けた。ただ、為替市場でドル高・ユーロ安基調が一服したことや、安値拾いの買いが入り、下げ幅を縮小する展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比2.70ドル安の1オンス1,731.80ドルで引けた。
6日の米株式市場は、格付け会社S&Pが、欧州安定化基金の格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことが嫌気され、下落して始まった。ただ、今週末のEU首脳会議で、救済基金拡充を含めた強力な措置が打ち出されるとの期待感が強まる中で、徐々に買いが優勢となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比52.30ドル高の12,150.13ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,590円となっており、市場の予想レンジとしては8,550円−8,650円となっている。
為替:ユーロの買い戻し
6日の外国為替市場では、格付け会社S&Pが、欧州安定化基金の格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことが嫌気され、ユーロが下落する場面があったものの、今週末のEU首脳会議で、救済基金拡充を含めた強力な措置が打ち出されるとの期待感が強まる中で、ユーロが買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.34ドル近辺となっている。
本日は、豪第3四半期GDP(予想:前期比+1.0%)、英10月鉱工業生産(予想:前月比−0.3%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.00円となっている。
商品:NY原油続伸
6日のNY原油先物取引は、イランの核問題をめぐって、地政学的リスクへの懸念が高まっていることや、米株式市場の上昇などが買い材料となり、3日続伸となった。中心限月の1月限の終値は、前営業日比0.29ドル高の1バレル101.28ドルで引けた。
NY金先物取引では、前日100日移動平均にある主要な下値支持線を割り込んだことを受けて、テクニカルな売りが入り、一時1705.70ドルを付けた。ただ、為替市場でドル高・ユーロ安基調が一服したことや、安値拾いの買いが入り、下げ幅を縮小する展開となった。中心限月の2月限の終値は、前営業日比2.70ドル安の1オンス1,731.80ドルで引けた。