株:NYダウ続伸
11日の米株式市場は、イタリアの上院で、債務危機回避に向けた財政安定化法案が可決されたことを受けて、イタリアの10年債利回りが低下したことや、ギリシャでECB前副総裁のルカス氏が首相に就任したことなどを受けて、欧州債務危機に対する懸念が和らぎ、上昇して始まった。さらに、11月ミシガン大消費者信頼感指数が64.2と前月から大幅に上昇したことも、株価を押し上げる材料となり、大幅続伸となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比259.89ドル高の12,153.68ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,595円となっており、市場の予想レンジとしては8,500円−8,650円となっている。
為替:ユーロが上昇
11日の外国為替市場では、欧州債務危機に対する懸念が和らいだことなどを背景に、ユーロが買い戻される展開となり、NY終値ベースで、ドル円は77円台前半、ユーロドルは1.37ドル台前半となっている。
本日は、イタリアで5年国債の入札が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては76.80−77.50円となっている。
商品:NY原油続伸
11日のNY原油先物取引は、欧州債務懸念が後退したことや、米経済指標の改善などを好感し、続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.21ドル高の1バレル98.99ドルで引けた。
NY金先物取引でも、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、原油相場の上昇などに連れる展開となり、3日ぶりの反発となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比28.50ドル高の1オンス1,788.10ドルで引けた。
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2011年11月11日のマーケット予想
株:NYダウ反発
10日の米株式市場は、イタリアの短期債入札が比較的順調だったことを背景に、同国債10年物利回りが一時7%を割り込んだことから、イタリアの債務不安に対する懸念が若干和らいだことに加えて、米新規失業保険申請件数が39.0万件と市場予想より良好な内容だったことや、米9月貿易統計で輸出が過去最高を記録したことなどを好感し、反発する展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比112.92ドル高の11,893.86ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,530円となっており、市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
為替:ユーロが上昇
10日の外国為替市場では、イタリアの短期債入札が実施され、利回りが6.087%と約14年ぶりの高水準となったものの、市場予想ほど悪い結果ではなく、比較的順調だったとの見方が出る中で、同国に対する過度の信用不安が和らぎ、ユーロが買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.36ドル近辺となっている。
本日は、米11月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:60.9)の発表などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油急反発
10日のNY原油先物取引は、イタリアの債務不安に対する懸念が若干和らいだことや、米経済指標が堅調な内容だったことなどを好感し、急反発となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比2.04ドル高の1バレル97.78ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、イタリアの債務不安に対する懸念が若干和らいだことなどを背景に、安全資産としての金を処分する動きが強まり、大幅続落となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比32.00ドル安の1オンス1,759.60ドルで引けた。
10日の米株式市場は、イタリアの短期債入札が比較的順調だったことを背景に、同国債10年物利回りが一時7%を割り込んだことから、イタリアの債務不安に対する懸念が若干和らいだことに加えて、米新規失業保険申請件数が39.0万件と市場予想より良好な内容だったことや、米9月貿易統計で輸出が過去最高を記録したことなどを好感し、反発する展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比112.92ドル高の11,893.86ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,530円となっており、市場の予想レンジとしては8,450円−8,600円となっている。
為替:ユーロが上昇
10日の外国為替市場では、イタリアの短期債入札が実施され、利回りが6.087%と約14年ぶりの高水準となったものの、市場予想ほど悪い結果ではなく、比較的順調だったとの見方が出る中で、同国に対する過度の信用不安が和らぎ、ユーロが買い戻される展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台半ば、ユーロドルは1.36ドル近辺となっている。
本日は、米11月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:60.9)の発表などが予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.00円となっている。
商品:NY原油急反発
10日のNY原油先物取引は、イタリアの債務不安に対する懸念が若干和らいだことや、米経済指標が堅調な内容だったことなどを好感し、急反発となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比2.04ドル高の1バレル97.78ドルで引けた。
一方、NY金先物取引では、イタリアの債務不安に対する懸念が若干和らいだことなどを背景に、安全資産としての金を処分する動きが強まり、大幅続落となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比32.00ドル安の1オンス1,759.60ドルで引けた。
2011年11月10日のマーケット予想
株:NYダウ急反落
9日の米株式市場は、欧州の清算・決済機関LCHクリアネットが、イタリア国債取引の証拠金を引き上げたことなどをきっかけに、同国の10年物国債の利回りが危険水域といわれる7%台に上昇したことを受けて、欧州圏の債務危機が悪化しているとの懸念が強まり、株式市場は全面安の展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比389.24ドル安の11,780.94ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が大幅安となっており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,595円となっており、市場の予想レンジとしては8,500円−8,700円となっている。
為替:ユーロが下落
9日の外国為替市場では、イタリアの国債利回りが大幅上昇し、同国の信用不安が高まる中で、いずれはイタリアへの金融支援が必要になるのではないかとの見方が強まる中で、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.35ドル台半ばとなっている。
本日は、英中銀金融政策決定会合やECB月報の公表などに注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.30円となっている。
商品:NY原油反落
9日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比140万バレル減と市場予想を上回る取り崩しとなったことを好感し、一時97.84ドルまで上昇したものの、イタリア国債の利回りが急上昇したことを受けて、欧州圏の債務危機に対する懸念が強まり、値を崩す展開となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.06ドル安の1バレル95.74ドルで引けた。
NY金先物取引では、イタリアの債務危機への高まりから、安全資産としての金に買いが入り、上昇する場面もあったものの、為替市場でのドル高・ユーロ安が重しとなり、反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比7.60ドル安の1オンス1,791.60ドルで引けた。
9日の米株式市場は、欧州の清算・決済機関LCHクリアネットが、イタリア国債取引の証拠金を引き上げたことなどをきっかけに、同国の10年物国債の利回りが危険水域といわれる7%台に上昇したことを受けて、欧州圏の債務危機が悪化しているとの懸念が強まり、株式市場は全面安の展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比389.24ドル安の11,780.94ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が大幅安となっており、株式市場にとってマイナス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,595円となっており、市場の予想レンジとしては8,500円−8,700円となっている。
為替:ユーロが下落
9日の外国為替市場では、イタリアの国債利回りが大幅上昇し、同国の信用不安が高まる中で、いずれはイタリアへの金融支援が必要になるのではないかとの見方が強まる中で、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.35ドル台半ばとなっている。
本日は、英中銀金融政策決定会合やECB月報の公表などに注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.30円となっている。
商品:NY原油反落
9日のNY原油先物取引は、EIAの週間在庫統計で、原油在庫が前週比140万バレル減と市場予想を上回る取り崩しとなったことを好感し、一時97.84ドルまで上昇したものの、イタリア国債の利回りが急上昇したことを受けて、欧州圏の債務危機に対する懸念が強まり、値を崩す展開となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.06ドル安の1バレル95.74ドルで引けた。
NY金先物取引では、イタリアの債務危機への高まりから、安全資産としての金に買いが入り、上昇する場面もあったものの、為替市場でのドル高・ユーロ安が重しとなり、反落して引けた。中心限月の12月限の終値は、前営業日比7.60ドル安の1オンス1,791.60ドルで引けた。
2011年11月9日のマーケット予想
株:NYダウ続伸
8日の米株式市場は、イタリアのベルルスコーニ首相に対する実質的な信任投票となる2010年度会計関連法案をめぐり、与党内で過半数の賛成が得られず、政権運営の先行き不安が強まったことが嫌気され、上値の重い展開が続いた。しかし、午後に入り、ベルルスコーニ首相が財政再建法案の成立後に辞任する意向を表明したことをきっかけに、イタリア政局が安定するのではないかとの期待感が高まり、値を戻す展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比101.79ドル高の12,170.18ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となる一方、オリンパスの問題やトヨタ自動車の通期予想撤回などの悪材料が相場の重しになるとの声もある。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,760円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが上昇
8日の外国為替市場では、イタリアのベルルスコーニ首相が財政再建法案の成立後に辞任する意向を表明したことをきっかけに、イタリアの政情不安が解決するのではないかとの期待感から、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.38ドル台前半となっている。
本日は、バーナンキFRB議長の講演が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.30円となっている。
商品:NY原油続伸
7日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、国際原子力機関がイランの核問題に関する報告書をめぐり、イスラエルによるイラン攻撃や、米政府による制裁強化の可能性が強まるなど、中東情勢緊迫化に対する懸念が強まり、5日続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.28ドル高の1バレル96.80ドルで引けた。
NY金先物取引では、イタリアの政情不安の高まりなどを背景に、安全資産としての金に買いが入り、一時1,800ドルの大台を回復した。しかし、ベルルスコーニ首相が財政再建法案の成立後に辞任する意向を表明したことをきっかけに、値を崩す展開となり、中心限月の12月限の終値は、前営業日比8.10ドル高の1オンス1,799.20ドルで引けた。
8日の米株式市場は、イタリアのベルルスコーニ首相に対する実質的な信任投票となる2010年度会計関連法案をめぐり、与党内で過半数の賛成が得られず、政権運営の先行き不安が強まったことが嫌気され、上値の重い展開が続いた。しかし、午後に入り、ベルルスコーニ首相が財政再建法案の成立後に辞任する意向を表明したことをきっかけに、イタリア政局が安定するのではないかとの期待感が高まり、値を戻す展開となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比101.79ドル高の12,170.18ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となる一方、オリンパスの問題やトヨタ自動車の通期予想撤回などの悪材料が相場の重しになるとの声もある。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,760円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが上昇
8日の外国為替市場では、イタリアのベルルスコーニ首相が財政再建法案の成立後に辞任する意向を表明したことをきっかけに、イタリアの政情不安が解決するのではないかとの期待感から、ユーロが上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は77円台後半、ユーロドルは1.38ドル台前半となっている。
本日は、バーナンキFRB議長の講演が予定されており、市場の注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.30−78.30円となっている。
商品:NY原油続伸
7日のNY原油先物取引は、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことや、国際原子力機関がイランの核問題に関する報告書をめぐり、イスラエルによるイラン攻撃や、米政府による制裁強化の可能性が強まるなど、中東情勢緊迫化に対する懸念が強まり、5日続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.28ドル高の1バレル96.80ドルで引けた。
NY金先物取引では、イタリアの政情不安の高まりなどを背景に、安全資産としての金に買いが入り、一時1,800ドルの大台を回復した。しかし、ベルルスコーニ首相が財政再建法案の成立後に辞任する意向を表明したことをきっかけに、値を崩す展開となり、中心限月の12月限の終値は、前営業日比8.10ドル高の1オンス1,799.20ドルで引けた。
2011年11月8日のマーケット予想
株:NYダウ反発
7日の米株式市場は、イタリアのベルルスコーニ首相に対する退陣要求の高まりを受けて、同国の国債利回りが急上昇したことから、欧州債務危機がイタリアにも波及するとの懸念が強まり、下落して始まった。しかし、ECBシュタルク理事が、欧州債務危機は1-2年以内には収束するとの見方を示したことや、ギリシャ与野党が連立政権の樹立で合意し、支援受け入れが順調に進むとの期待感が広がったことなどを背景に、相場は徐々に切り返す展開となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比85.15ドル高の12,068.39ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,785円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが下落
7日の外国為替市場では、イタリアの国債利回りが急上昇したことや政治情勢の混迷を受けて、同国に債務危機が波及するのではないかとの懸念が強まったことを背景に、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.37ドル台後半となっている。
本日は、豪9月貿易収支(予想:+30億豪ドル)、英9月鉱工業生産(予想:前月比+0.1%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.50円となっている。
商品:NY原油続伸
7日のNY原油先物取引は、ギリシャの債務問題に対する懸念が後退したことに加えて、国際原子力機関がイランの核問題に関する報告書を提出するとの報道を受けて、中東情勢の地政学的リスクが高まるとの懸念などから、買いが優勢となり、4日続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.26ドル高の1バレル95.52ドルで引けた。
NY金先物取引では、イタリアの政情不安を背景に、イタリア国債の利回りが急上昇するなど、ギリシャなどに続きイタリアにも債務危機が波及するのではないかとの懸念から、安全資産としての金に買いが入り、急反発となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比35.00ドル高の1オンス1,791.10ドルで引けた。
7日の米株式市場は、イタリアのベルルスコーニ首相に対する退陣要求の高まりを受けて、同国の国債利回りが急上昇したことから、欧州債務危機がイタリアにも波及するとの懸念が強まり、下落して始まった。しかし、ECBシュタルク理事が、欧州債務危機は1-2年以内には収束するとの見方を示したことや、ギリシャ与野党が連立政権の樹立で合意し、支援受け入れが順調に進むとの期待感が広がったことなどを背景に、相場は徐々に切り返す展開となり、ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比85.15ドル高の12,068.39ドルで引けた。
本日の東京市場では、米株式市場が上昇しており、株式市場にとってプラス材料となりそうだ。シカゴ先物市場の日経平均先物が8,785円となっており、市場の予想レンジとしては8,700円−8,850円となっている。
為替:ユーロが下落
7日の外国為替市場では、イタリアの国債利回りが急上昇したことや政治情勢の混迷を受けて、同国に債務危機が波及するのではないかとの懸念が強まったことを背景に、ユーロが下落する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は78円台前半、ユーロドルは1.37ドル台後半となっている。
本日は、豪9月貿易収支(予想:+30億豪ドル)、英9月鉱工業生産(予想:前月比+0.1%)などの経済指標の発表が予定されている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては77.50−78.50円となっている。
商品:NY原油続伸
7日のNY原油先物取引は、ギリシャの債務問題に対する懸念が後退したことに加えて、国際原子力機関がイランの核問題に関する報告書を提出するとの報道を受けて、中東情勢の地政学的リスクが高まるとの懸念などから、買いが優勢となり、4日続伸となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比1.26ドル高の1バレル95.52ドルで引けた。
NY金先物取引では、イタリアの政情不安を背景に、イタリア国債の利回りが急上昇するなど、ギリシャなどに続きイタリアにも債務危機が波及するのではないかとの懸念から、安全資産としての金に買いが入り、急反発となった。中心限月の12月限の終値は、前営業日比35.00ドル高の1オンス1,791.10ドルで引けた。