さて、ブログを再開していきなりネガティブな話になりますが、今週(あるいは来週にかけて)は、今年前半の最大のヤマ場となりそうです。
まず一番の懸案は、ギリシャ救済問題ですね。市場では、もう誰も、ギリシャが自力で財政再建できるとは思っていません。実質的に破綻状態ということです。
じゃあ、すでにマーケットでこの悪材料を織り込んでいるかというと、決してそうではないです。誰も恐くて、見て見ぬふりをしている状態。ご存じの通り、ギリシャの問題が終わっても、アイルランドやポルトガル、スペイン、さらにはイタリア、そして英国、フランスと、破綻予備軍が数珠つなぎです。
たかだかギリシャ一国でさえこの状態なのですから、より財政規模の大きい国がクローズアップされれば、どうなることやら。一回、激しいクラッシュが起きないことには、収拾がつかないですね。
そして、もう一つ大きなイベント、米連邦公開市場委員会(FOMC)があります。一応、昨年秋以来実施している量的緩和第2弾(QE2)はこれでおしまいになります。ただ、ギリシャよりも酷い状態にある、米国に更生の道があるとはとても思えず・・・。QE3を期待する声もありますが、もはやそんなこどもだましでは、立ちいかない状態にあります。
ギリシャにしても、米国にしても、近いうちにしっかり、分析したいと思いますが、とり急ぎ、来週は一つのターニングポイントとなるので、懸念事項を指摘しておきます。
基本は、先物もFXも、ショート(ドル売り)目線ですが、しつこく下げ渋り、踏み上げを誘うのでやりづらい。動きがランダムなら、様子見が無難ですね。下手に触るとやけどします。
イベントを通過して、すぐには動かないかもしれませんね。いったん落ち着いたかのように見せて、来週以降に、ドカンとやるとか・・・。落としどころが見えないところでは、ポジションは持たないのが正解でしょう。
カテゴリー別アーカイブ: 日経225ニュース
日経225先物に特化したニュース・情報です。
再開宣言(ひっそりと)
本格的にブログの更新をやめてから、2年余り。先物の動きがつまらなくなるのは予想していましたが、まさかここまででたらめな相場になってしまうとはさすがに想定外でした。相場に流れる資金が細ってしまい、相場操縦するエネルギーがすっかり衰えてしまったのでしょう。
一見、日々の相場の動きはランダムに見えますが、それでもなお、テクニカルに沿った動きにはなっていると思います。というか、かなり長期的な視点に立たないと、難しい地合いです。リーマン・ショックからここまで、首尾一貫した動きなんですよね。実は。
ただ、確実に儲けるチャンスは激減しているのでそこがつらい。私は、先物を取引するのは、半年に1回くらいになってしまいました。FX(ドル・円、ユーロ・ドル)中心です。そのFXですら、最近は、食えない相場つきになってしまいました。
世知辛い世の中ですが、バントで進塁し、犠牲フライで点を取るようにコツコツとやっていくしかないですね。いずれまた、大暴落やバブルも起きることでしょう。「鳴くまで待とうホトトギス」。短気は損気です。
といいつつも、大恐慌前夜であることは間違いありません。目先はギリシャをどうするか?最終的には米国が国家破綻することになると思いますが、そこに至るまでは、いろいろと曲折がありそうです。
激流の中で、どう生き残っていくのか、私なりに試行錯誤していきたいと思います。リーマン前は1日に1回どころか1時間に2~3回、好機がありましたが、今は、快心のトレードができるのは週に1回程度ですね。でもそれはそれでいいではないですか。あせらず、ゆっくりといきましょう。
一見、日々の相場の動きはランダムに見えますが、それでもなお、テクニカルに沿った動きにはなっていると思います。というか、かなり長期的な視点に立たないと、難しい地合いです。リーマン・ショックからここまで、首尾一貫した動きなんですよね。実は。
ただ、確実に儲けるチャンスは激減しているのでそこがつらい。私は、先物を取引するのは、半年に1回くらいになってしまいました。FX(ドル・円、ユーロ・ドル)中心です。そのFXですら、最近は、食えない相場つきになってしまいました。
世知辛い世の中ですが、バントで進塁し、犠牲フライで点を取るようにコツコツとやっていくしかないですね。いずれまた、大暴落やバブルも起きることでしょう。「鳴くまで待とうホトトギス」。短気は損気です。
といいつつも、大恐慌前夜であることは間違いありません。目先はギリシャをどうするか?最終的には米国が国家破綻することになると思いますが、そこに至るまでは、いろいろと曲折がありそうです。
激流の中で、どう生き残っていくのか、私なりに試行錯誤していきたいと思います。リーマン前は1日に1回どころか1時間に2~3回、好機がありましたが、今は、快心のトレードができるのは週に1回程度ですね。でもそれはそれでいいではないですか。あせらず、ゆっくりといきましょう。
底堅さ維持できるか?
ドル・円はやたら底堅い。1ドル=89.20をしっかりキープできれば、面白い形勢。雇用統計で大きな動きがあるか?
このところインチキ満開なので、はしごを外されないようストップ・ロスの設定などリスク管理は厳重にしたいところでもある。
このところインチキ満開なので、はしごを外されないようストップ・ロスの設定などリスク管理は厳重にしたいところでもある。
円高に注意
昨晩は、米新規失業保険申請件数が「予想を上回った」ということで、ドルは急反発。ただ、1ドル=90.35近辺で上値を抑え、止まるところで止まったということだろう。
比較的堅調に推移してるが、ここで考えなければならないのは、
1.上に行くと見せかけてはしごを外す
2.高値圏で時間調整して再上昇する
3.押し目をつくって上昇する
いずれかである。
2ならば動意があれば乗るという感じで比較的気楽だ。昨日の安値から1円以上上昇していることを考えると動意が来るまでひたすら待つしかない。
問題は1と3だ。いったん崩れると、昨日、ギャップ・アップしたような形で上昇しているので、落としどころが見えにくい。
経験則からいくと、アジア時間にババをつかませるのが一般的だ。意識を上に向けさせて、欧米時間入りしたところで、はしごを外すパターンが多い。最悪である。
そもそも欧米経済はすでに破綻しており、欧米時間にドルやユーロの値決めをさせていること自体、おかしなことである。連中に通貨の価値を決める権利ははっきり言ってない。
最近の下落で、ところどころで上値に未練を見せる動きがあったので、上に行く余地は十分あると思うが、ここは慎重に見たいところだ。
比較的堅調に推移してるが、ここで考えなければならないのは、
1.上に行くと見せかけてはしごを外す
2.高値圏で時間調整して再上昇する
3.押し目をつくって上昇する
いずれかである。
2ならば動意があれば乗るという感じで比較的気楽だ。昨日の安値から1円以上上昇していることを考えると動意が来るまでひたすら待つしかない。
問題は1と3だ。いったん崩れると、昨日、ギャップ・アップしたような形で上昇しているので、落としどころが見えにくい。
経験則からいくと、アジア時間にババをつかませるのが一般的だ。意識を上に向けさせて、欧米時間入りしたところで、はしごを外すパターンが多い。最悪である。
そもそも欧米経済はすでに破綻しており、欧米時間にドルやユーロの値決めをさせていること自体、おかしなことである。連中に通貨の価値を決める権利ははっきり言ってない。
最近の下落で、ところどころで上値に未練を見せる動きがあったので、上に行く余地は十分あると思うが、ここは慎重に見たいところだ。
乱高下に注意
ドル・円はテクニカル的な節目である1ドル=88.20をやや通り過ぎてストップし、現在小康状態。
その後の戻り具合から88.12で下げ止まったのかは微妙な情勢。大きなイベントが相次ぐので、何があってもおかしくはないので注意が必要だ。
その後の戻り具合から88.12で下げ止まったのかは微妙な情勢。大きなイベントが相次ぐので、何があってもおかしくはないので注意が必要だ。