日経平均始値9083.95円

外国人売買動向
買い 42100000株
売り 16800000株
差引き 25300000株買い越し

日経平均先物前日比プラス90円の9020円で取引スタート。
前日のニューヨークダウ平均は反発。

連休前、金曜日ということもあり利益確定売り、損失確定売りが出やすくなるので注意が必要。

デイトレード値動き注目銘柄
4751 サイバーエージェント
3632 グリー
6728 アルバック
6794 フォスター電機
6378 木村化工機
7606 ユナイテッドアローズ
7259 アイシン精機
8750 第一生命
9501 東京電力
6923 スタンレー電気
2432 ディーエヌエー
4819 デジタルガレージ


2011年3月18日のマーケット予想

株:NYダウ反発
17日の米株式市場は、前日までの急落の反動から買い戻しが優勢となったこと、米運輸大手フェデックスが日本への輸送量が復興需要で増加するとの見方を示したことなどを背景に、買いが優勢となり、4日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均の終値は、前営業日比161.29ドル高の11,774.59ドルで引けた。
本日の東京市場では、欧米株式市場が上昇しているものの、シカゴ日経平均先物は8.875円と前日終値と比較して値を下げていることから、前日の大幅上昇の反動売りがみられるとの声がある。また、引き続き福島原発の動向には注意する必要がある。市場の予想レンジとしては8,700円−9,100円となっている。

為替:ユーロが上昇
17日の外国為替市場では、スペイン国債の入札が堅調だったことや、ユーロ圏の金利引き上げが近く行われるとの見方から、ユーロがドルなどに対して上昇する展開となった。NY終値ベースで、ドル円は79円近辺、ユーロドルは1.40ドル台前半となっている。
なお、日米欧の先進7カ国(G7)の電話会議が日本時間7時から開催されている。一部では、為替介入に対する警戒感も強まっており、その動向に注目が集まっている。本日のドル円の市場の予想レンジとしては78.00−80.50円となっている。

商品:NY金続伸
17日のNY原油先物取引は、バーレーンで、当局が野党勢力の逮捕を行ったこと、反政府デモ隊の排除のため、サウジアラビア主体の部隊を派遣するなど、中東・アフリカ情勢の混乱などを背景に続伸した。中心限月の4月限の終値は、前日比3.44ドル高の1バレル101.42ドルで引けた。
NY金先物取引では、原油など商品市場が堅調だったこと、為替市場でドル安・ユーロ高が進行したことなどを背景に、買いが優勢となった。中心限月の4月限の終値は、前営業日比8.10ドル高の1オンス1,404.20ドルで引けた。      

                                                                                          

円高阻止へ、震災復興資金計画示せ(超円高 16年ぶり記録更新)

加藤隆俊氏 国際金融情報センター理事長 1941年生まれ。64年大蔵省入省、93〜95年国際金融局長、95〜97年財務官。2004〜2010年国際通貨基金(IMF)副専務理事、2010年から現職。著書は「円・ドル・元 為替を動かすのは誰か」 —— 3月16日のニューヨーク市場で、円相場が1ドル=76円25銭まで急騰し、16年ぶりに最高値を更新した。急激な円高の原因をどう見るか。  加藤 日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映した動きではない。東日本巨大地震の影響で、今年前半の経済成長率はマイナスの影響を相当受けるだろう。(物流が滞ることなどで)部品が揃わないことから、輸出にもマイナスの影響が見込まれる。

原油価格高騰の見えざる危機(時事深層)

高騰する原油価格。本誌試算では今後、一部業種の株価を大きく押し下げる。きっかけは北アフリカ、中東の政情不安だが、裏で演出したのは投機資金。本当の危機は、原油価格高騰ではなく、急激な乱高下。業績を直撃しかねない。  北アフリカ、中東に広がる政情不安で2月から急騰してきた原油価格が、回復の兆しを見せ始めた日本経済の先行きに暗い影を落とし始めている。  日本が需要の約90%を依存する中東のドバイ原油先物価格は3月4日に1バレル=110ドル23セントと、2011年初から約17%、前年同月比では約50%の大幅上昇となっている。  既に個人向けのガソリン価格や産業用のA重油、ガソリンなどが上昇を始め、連動して電気・ガス料金も4月から7カ月ぶりに大手14社が一斉値上げ。

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