1カ月ほど前に自由が丘を歩いていたら、台湾人の女の子3人組に道を尋ねられました。旅行ガイドを見せられ、どこかのショップに行きたいようでした。昔、バイトで近辺で働いていたことがあるので、土地勘はあるつもりだったのですが、路地裏のような場所にある感じだったので、要領のいい答えができず、こちらが困惑してしまい、必死に応えようとしているこちらの思いを察してくれたのか、「ダイジョウブ、ありがとう!」と笑顔で返してくれました。
東京はファッションの街でもあるので、アジアをはじめ海外の若者を引き付けるものがあるのでしょう。外国人が集まるといったら、秋葉原とか浅草、六本木がまず頭に浮かびますが、渋谷、原宿なんかも結構、いろんな国の人が来ていますし、下北沢でも見かけました。もちろん銀座も定番ですね。
今は、情報化社会なので、結構、みんないろいろ知っていて、少し前なら外国人は絶対にいないだろうという場所でも、ちらほらと見かけるようになりました。
衣替えの季節だし、ダイエットの思わぬ副作用で、これまで着ていた服が合わなくなってしまい、見苦しくないよういろいろと衣料品を物色しているのですが、新しいスタイルの服が次々と出ているので、定期的にチェックしないと、すぐに時代遅れになりますね。
若い頃米国で過ごしたので、ご多分に漏れず、アメリカン・カジュアルの影響を受けているのですが、最近の日本の若い世代が着ている服と比べると、米国のスタイルって、一時代遅れているし、非常にがさつで、繊細さがないですね。東京で見かける外国人は、総じてセンスが悪い、というか日本人が先を進み過ぎているという感じがします。
ちょっと前まで普段着も、ビジネスも、米国か英国系のブランドを好んで着ていたんですけど、特にリーマン・ショック後、バブルがはじけて、これらのブランドは勢いがなくなったし、ちょっとダサく見えるんですよね。日本のバブル崩壊後、ダブルのスーツや、ボディコンがあっという間にすたれたように。今、これらのブランドショップに行っても、欲しいものあまりないですからね。
イタリアやフランスなど、一般的にファッションの先進性が高いとされる国から来ている方は、ちょっと、フォーマルでもカジュアルでもそこそこしゃれているし、びしっと決まっているんですけど、つぶさに観察すると、どこか野暮ったいんですよね。
最近、“クール・ジャパン”として、海外に日本を売り出そうとしているようですが、日本のセンスってかなり、超越していて、ファッションにこだわるというよりは、どこか冷やかに見下ろしているというか、達観しているような感じで、服のデザインも細かいし、デリケートです。何より、日本人の体形に合っているというのも大きいでしょうけどね。逆に日本のファッションがそのまま欧米人に適用できるかというとそのままでは難しい面もあるでしょう。
でも、日本にいると、服選びはいろんな選択肢があって楽しいですね。ニューヨークは、おそらく米国で一番進んでいるんだろうと思うんですが、有名なデパートとされるサックスにせよ、ブルーミング・デールにせよ、バーニーズ・ニューヨークにせよ、三越・伊勢丹や丸井には勝てないですよ。というか、地方の県庁所在地にある地元の老舗でも余裕で勝てると思います。ロンドンでハロッズに行った時も同じ感想を持ちました。
まあ、あらためていうこともないとは思いますが、日本はファッションでも十分競争力あると思います。無理に躍起になって力を入れなくても、天性の才能というか、日本人のセンスの良さは自然に出てくる感じなので、力ずくでブランド戦略を打ち出さなくても、受け入れやすいと思いますけどね。
少なくともアジアは日本のファッションに関心を持っているし、体型や肌色も近いこともあるので、売りやすいでしょうね。マーケットは猛烈な勢いで成長しているし、規模も大きいので、ポテンシャルは計り知れないですね。
毎度繰り返しますが、先進的なもの、勢いがあるもの、強いものに触れるのは、非常に刺激になるし、運気アップにもつながります。ファッションについて学んだり、感覚を磨くというのも面白いと思いますよ。10月から始まったNHKの朝の連続ドラマも、そちら方面なので、私は結構、期待して見ています。
実は昔から、女性のファッション誌をみたりするのも好きなんですよね。男性用のファッション誌を見るよりもむしろインスピレーションが湧くし、微妙な流行感のようなものを感じられます。服選びに意外と参考になります。
東京ガールズ・コレクションなんかも見に行ってみたいんですけど、さすがに恥ずかしいし、変態扱いされそうなので、無理でしょうね、こればっかりは(笑)。香里奈さんとか、西山茉希さんとか、山田優さんとか、土屋アンナさんとか、ある意味“男前”なモデルさんが結構、好きです。佐々木希さんとか、トリンドル玲奈さんとかもいいなぁ。
とりとめのない話で失礼しました。
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天才
米アップルの創業者で前最高経営責任者のスティーブ・ジョブズ氏が5日に逝去し、世界中に衝撃と悲しみが広がりました。iPhoneは新しいモデルが出るたびに、世界中で購入希望者が殺到。世界に先駆けて発売したタブレット型のiPadも、ライバルから猛追撃を受けながらも、業界のリーディング・スタンダードであり、目が離せない存在です
アップルのすごいところは、芸術性と遊び心でしょうかね。これはジョブズ氏の人柄に負うところが多い。“天才”の称号にふさわしいと思います。
私もiPodユーザーで、ソニーのウォークマンが音質で優れていて、猛烈な勢いで巻き返していると聞き、昨年、ウォークマンを買いましたが、音質は期待したほどではないにしても、まずまずなのですが、それ以外は、ダウンロードのしやすさ、使い勝手、ネットとの接続、拡張性など付加する様々な機能などを考えると、iPodの方がいいなと思いました。
アップルが売っているのは、すべて大型、中型、小型の「パソコン」にすぎないんですよね。同じものは、ソニーも東芝もNECもパナソニックも売っています。アップルの対抗勢力としては、韓国・サムスン電子がいますが、ジョブズ氏の死後もユーザーの期待を裏切らない商品を出し続けるならば、固定ファン層を固め、若者や女性を魅了する、アップルの優位は変わらないでしょう。
サムスンは今は勢いがあっても、細かいものづくりとこだわり、好感度では、東芝、ソニーあたりがそこそこ伸びる可能性もあるし、価格競争ではデルやレノボあたりが忍び寄り、台湾勢も無視できない。そう考えると、孤高の存在のアップルの強みは目を引きます。
何より、アップルは工場を持たないファブレスであるところが強いですね。高品質でそこそこ低価格の台湾の半導体や日本の電子部品、シャープの液晶パネルを買ってきて、組み合わせればいいわけですよ。自前で工場を持ち、日本、台湾勢と半導体、液晶で消耗戦を繰り広げるサムスンはその点、部品の調達面では自前の強みはあるものの、巨額な投資が必要なわけで、経営的には分が悪い。
アップルは別に大したものをつくっているわけではないのですが、ちょっとした工夫やユーザーの心をつかむ機能で、オンリーワンの存在になっています。これは、これからの「モノづくり」を考える上で重要なポイントですね。
日本メーカーは、品質や独自のデザイン性、小型化の技術で、他の追随を許さないですが、製品を出してもほとんど世界に広まりません。日本国内でさえ、アップルやサムスンに圧倒される始末です。ある程度、「いいモノ」を作ることは大切ですが、それだけでは、売れないのです。
多くの人が憧れ、欲しいなと思うモノに仕上げなければならない。ジョブズ氏が創り上げた、アップルのイメージ、芸術性やストーリー性は、日本メーカーの非常に弱いところです。
ソニーあたりは、かなりいい線を行っていたのですが、金融屋が経営に入り込んだ結果、単なる業績至上主義になり、遊び心やブランドイメージといったソニーの良さをことごとくつぶしてしまった。それでも、今でもソニーは世界的に認知されているので、巻き返せるポテンシャルは持っています。
電機業界は新規参入が比較的容易で、勢力図が目まぐるしく変わるので、3年後、5年後、10年後、どういう展開になるかは全く想像がつきません。ただ、アップルがアップルらしさを失わなければ、強いと思います。日本メーカーも見習わなければなりません。
真剣に受け止めるべきなのは、自動車メーカーですかね。自動車は一見、激しい競争をしているように見えますが、研究開発や大きな工場を持てるのは、ごく一部に限られます。何だかんだ言って、少数のメーカーによる寡占状態で、極めて保守的な体質を持っているのです。これは日本だろうが米国だろうが欧州だろうが韓国だろうが変わりません。
ただ、いつまでその状況が続くかは疑問ですね。電気自動車(EV)が世間がもてはやすほど普及するとは思いませんが、それなりに広がる可能性はあります。そうなると、エンジン車やハイブリッド車(HV)と比べて、構造が単純なので、いろんな業種から参入する可能性はあります。もちろん、安全基準などクリアすべき課題はありますが。
そうなると、自動車だって家電を買うような感覚になる可能性は大いにあります。そうなると、自動車界の「アップル」が生まれたっておかしくはない。プラットホームやモーターなど基幹部品はほかのメーカーから調達して、完成品も組み立てを依頼して、イメージとブランドで売る時代が来るかもしれません。
EVだけでなく、エンジン車でも同様ですね。今後、中国の内陸部とか、ユーラシア大陸中央、アフリカ大陸で自動車の需要がますます高まれば、エンジンとか主要部品だけよそで調達して、組み立ては自分たちでやるという、ローカルメーカーがどんどん増える可能性があります。昔は日本だって小メーカーが乱立していたんですよね。関東自動車とかセントラル自動車とかその名残ですよね。プリンス自動車なんかもそう。
今のようにトヨタ自動車がどうとか、日産自動車がこうとかいう、自動車の供給体制は、ひっくり返る可能性があります。
まだ、自動車業界では日本の優位が続いていますが、車づくりを見る限り、全然つまらないですよね。個性がなさすぎです。特にホンダの衰退が激しい。今のホンダ車にはワクワクする感じが全くありません。
だから、ファッション性や楽しさを打ち出す、新興のメーカーが出てくると面白いですよね。ただのパソコンを大きな付加価値をつけて売るアップルと同じような感覚で、車が売り出されたら、若い人ももう少し、車に関心を持つのではないでしょうか。
マツダあたりは、面白い存在なのですが、「RX-8」の生産をやめちゃうんですよね。確かに今はあまり売れていない車ですが、どう考えても時代に逆行しています。別にロータリー・エンジンにこだわる必要もないと思います。走りを楽しむというコンセプトは正しいと思うし、ほかにはないスポーツカーを出したのも評価できます。どうしたら人をひきつける車を造れるか、低燃費競争にこだわりすぎて、忘れられた視点ではないでしょうか。
ジョブズ氏が教えてくれたのは、単なる高品質、大量生産だけではなく、消費者マインドをくすぐる、ちょっとしたこだわりを加えることで、商品の魅力を高める、新しいモノづくりの形ではないでしょうか。
アップルのすごいところは、芸術性と遊び心でしょうかね。これはジョブズ氏の人柄に負うところが多い。“天才”の称号にふさわしいと思います。
私もiPodユーザーで、ソニーのウォークマンが音質で優れていて、猛烈な勢いで巻き返していると聞き、昨年、ウォークマンを買いましたが、音質は期待したほどではないにしても、まずまずなのですが、それ以外は、ダウンロードのしやすさ、使い勝手、ネットとの接続、拡張性など付加する様々な機能などを考えると、iPodの方がいいなと思いました。
アップルが売っているのは、すべて大型、中型、小型の「パソコン」にすぎないんですよね。同じものは、ソニーも東芝もNECもパナソニックも売っています。アップルの対抗勢力としては、韓国・サムスン電子がいますが、ジョブズ氏の死後もユーザーの期待を裏切らない商品を出し続けるならば、固定ファン層を固め、若者や女性を魅了する、アップルの優位は変わらないでしょう。
サムスンは今は勢いがあっても、細かいものづくりとこだわり、好感度では、東芝、ソニーあたりがそこそこ伸びる可能性もあるし、価格競争ではデルやレノボあたりが忍び寄り、台湾勢も無視できない。そう考えると、孤高の存在のアップルの強みは目を引きます。
何より、アップルは工場を持たないファブレスであるところが強いですね。高品質でそこそこ低価格の台湾の半導体や日本の電子部品、シャープの液晶パネルを買ってきて、組み合わせればいいわけですよ。自前で工場を持ち、日本、台湾勢と半導体、液晶で消耗戦を繰り広げるサムスンはその点、部品の調達面では自前の強みはあるものの、巨額な投資が必要なわけで、経営的には分が悪い。
アップルは別に大したものをつくっているわけではないのですが、ちょっとした工夫やユーザーの心をつかむ機能で、オンリーワンの存在になっています。これは、これからの「モノづくり」を考える上で重要なポイントですね。
日本メーカーは、品質や独自のデザイン性、小型化の技術で、他の追随を許さないですが、製品を出してもほとんど世界に広まりません。日本国内でさえ、アップルやサムスンに圧倒される始末です。ある程度、「いいモノ」を作ることは大切ですが、それだけでは、売れないのです。
多くの人が憧れ、欲しいなと思うモノに仕上げなければならない。ジョブズ氏が創り上げた、アップルのイメージ、芸術性やストーリー性は、日本メーカーの非常に弱いところです。
ソニーあたりは、かなりいい線を行っていたのですが、金融屋が経営に入り込んだ結果、単なる業績至上主義になり、遊び心やブランドイメージといったソニーの良さをことごとくつぶしてしまった。それでも、今でもソニーは世界的に認知されているので、巻き返せるポテンシャルは持っています。
電機業界は新規参入が比較的容易で、勢力図が目まぐるしく変わるので、3年後、5年後、10年後、どういう展開になるかは全く想像がつきません。ただ、アップルがアップルらしさを失わなければ、強いと思います。日本メーカーも見習わなければなりません。
真剣に受け止めるべきなのは、自動車メーカーですかね。自動車は一見、激しい競争をしているように見えますが、研究開発や大きな工場を持てるのは、ごく一部に限られます。何だかんだ言って、少数のメーカーによる寡占状態で、極めて保守的な体質を持っているのです。これは日本だろうが米国だろうが欧州だろうが韓国だろうが変わりません。
ただ、いつまでその状況が続くかは疑問ですね。電気自動車(EV)が世間がもてはやすほど普及するとは思いませんが、それなりに広がる可能性はあります。そうなると、エンジン車やハイブリッド車(HV)と比べて、構造が単純なので、いろんな業種から参入する可能性はあります。もちろん、安全基準などクリアすべき課題はありますが。
そうなると、自動車だって家電を買うような感覚になる可能性は大いにあります。そうなると、自動車界の「アップル」が生まれたっておかしくはない。プラットホームやモーターなど基幹部品はほかのメーカーから調達して、完成品も組み立てを依頼して、イメージとブランドで売る時代が来るかもしれません。
EVだけでなく、エンジン車でも同様ですね。今後、中国の内陸部とか、ユーラシア大陸中央、アフリカ大陸で自動車の需要がますます高まれば、エンジンとか主要部品だけよそで調達して、組み立ては自分たちでやるという、ローカルメーカーがどんどん増える可能性があります。昔は日本だって小メーカーが乱立していたんですよね。関東自動車とかセントラル自動車とかその名残ですよね。プリンス自動車なんかもそう。
今のようにトヨタ自動車がどうとか、日産自動車がこうとかいう、自動車の供給体制は、ひっくり返る可能性があります。
まだ、自動車業界では日本の優位が続いていますが、車づくりを見る限り、全然つまらないですよね。個性がなさすぎです。特にホンダの衰退が激しい。今のホンダ車にはワクワクする感じが全くありません。
だから、ファッション性や楽しさを打ち出す、新興のメーカーが出てくると面白いですよね。ただのパソコンを大きな付加価値をつけて売るアップルと同じような感覚で、車が売り出されたら、若い人ももう少し、車に関心を持つのではないでしょうか。
マツダあたりは、面白い存在なのですが、「RX-8」の生産をやめちゃうんですよね。確かに今はあまり売れていない車ですが、どう考えても時代に逆行しています。別にロータリー・エンジンにこだわる必要もないと思います。走りを楽しむというコンセプトは正しいと思うし、ほかにはないスポーツカーを出したのも評価できます。どうしたら人をひきつける車を造れるか、低燃費競争にこだわりすぎて、忘れられた視点ではないでしょうか。
ジョブズ氏が教えてくれたのは、単なる高品質、大量生産だけではなく、消費者マインドをくすぐる、ちょっとしたこだわりを加えることで、商品の魅力を高める、新しいモノづくりの形ではないでしょうか。
レンジ相場の傾向と対策
月1回のビッグ・イベント米雇用統計(9月)は、非農業部門雇用者数が前月比+10万3000人で、市場予想(6万人程度)を上回りました。先日も簡単にしておきましたが、このところ米国の経済指標は総じて小康状態にあり、売り材料というよりは、むしろ、目先底を打っても、それなりの理由づけをできる状況です。
雇用統計については、すでに職探しをあきらめた人についてはカウントされず、実態を反映していないという批判があります。また、これは私見ですが、相場操縦に利用されている感があります。雇用統計に先だって発表されるADP雇用報告の内容と整合性が取れないケースが多く、ADPで景気回復期待をあおっておいて、雇用統計で落とすというのがこの1、2年のパターン(稀にではあるがADPがネガティブで、雇用統計が良いケースもあります)です。
雇用統計前のもそもそとした動きから、何となく、どの方向に相場を動かそうかというのが分かるんですよね。だから雇用統計は月1回のボーナス・ステージなのですが、この1年ほど、気持ちよく取れることはほとんどなくなりました。
昨日もそうでしたね。今週の売買動向から、日経先物もドル・円もバイアスは上にかかっているような感じだったので、雇用統計を利用して、上に持っていこうとしているのかなということは予想できましたが、上昇前に安値圏で本気になって売っている場面もあったので、まともに買おうという気にはなれませんでした。
むしろ、万一ネガティブな内容だった場合のリスクを考えてしまいます。たかだか8600から8650前後まで50円そこそこの値幅ですよ。1ドル76.60から76.90まで30銭しか上がらないんですよ。こんな相場をまともに相手にするんだったら、十分上昇した、あるいは下落したところで、ショートなりロングなりをかけた方が安全に設けられます。
先物だと8300円台で買えば、下げ渋るので、それなりに獲れますし、逆に8600以上だと、ショート目線でいい。ドル・円はこのところ76.50が防衛ラインで、76.10くらいまでの下落は許容範囲ですよね。上は8月の介入ポイントである77.10を超えれば、そろそろ売ってみてもいいかなという感じです。
どこにも価格の持っていき場がないから、狭いレンジで行ったり来たりするしかないので、こういう相場つきにしかならざるを得ないわけです。下手に価格を動かせないので、雇用統計のようなビッグ・イベントを利用して、ジャンプ・アップしたり、大暴落したりということも、できなくなってしまった。
そもそも、今の価格帯にいるのも、ビミョーなバランスで成り立っているのです。米国は金融緩和というインチキをしないと株価を維持できないし、中毒症状の一歩手前まで陥っています。昨年来3度の為替介入をして、かろうじて価格を保っているドル・円も同様です。
だから、好材料が出ても、素直に反応できなくなってしまっています。株価操作もなく、為替介入も行っていなかったならば、それなりの水準まで下げて、経済指標を受けて、しっかり反発できていたと思いますが、不自然な価格帯にあるので、気持ちの悪い動きにしかなりません。政府や中央銀行が市場に介入する弊害ですよね。まさに。
欧米の財政問題を取り巻く状況や、金融機関をめぐる環境、そして、単純にテクニカル(日柄、値幅)から考えて、そろそろ、暴落あるいは大幅下落のタイミングかなぁという気がしないでもないですが、悪あがきを続けるならば、もしかしたら、今後、数か月くらい、こういう動きが続く可能性もあります。
中国の株式市場なんか見ていると、配当から考えるとすでに十分下げていると思うのですが、いまだに執拗に「バブル崩壊」懸念をあおっています。何か思惑があるんでしょうね。
中国バブル崩壊については、一面ではそういう部分もあるとは思いますが、3年くらい前から比べると、はるかに落ち着いているし、かつての日本の狂乱的な土地ブームを考えると、今の中国の勢いはむしろおとなしいぐらいだと思います。貧富の差は激しいし、いろんな矛盾を抱えているわけですが、中国の中流以上の層はハンパない購買力を持っています。安物の車やテレビ、衣料品しかかえない、ケチな米国人とは違うのです。
デイ・トレードでは、しばらくはたまに小さな値幅を稼ぐのがせいぜいでしょうか。あまり深追いするべきでないですね。結果として、動いてしまっても「去る者は追わず」。あまりこだわると、逆を突かれたときに大けがをします。じっくり腰を落ち着けて確信のあるところ以外ではエントリーしないのが無難ですね。
金はいい感じで押し目を付けているし、中国株も中長期投資の視点で、いろいろ研究してもいいのではないでしょうか。欧米が金融恐慌に突入したら、ある程度はお付き合いせざるを得ないでしょうが、いつまでもシンクロすると考えるのは間違いでしょう。ダメ人間は堕ちるし、勢いのある人間は、しっかり立ち直るでしょうから。
そういう視点で投資を考えるじきではないでようかね。
勝ち逃げせよ!
中学とか高校の修学旅行とか、泊まりがけの校外活動で、クラスメート同士やなんかで、賭け事をする経験がある人は多いのではないでしょうか? ポーカーとか、おいちょカブとか、大貧民とか、花札とか、いろいろなゲームがあるかとは思いますが、勝負をしているうちにエスカレートして、とんでもない額の借金を背負う奴がいますよね。
私の経験では、中学の時の修学旅行でおいちょカブをやっていて(私は負けるといやなので参加しませんでしたが)、1000万円の借金を背負った、お馬鹿さんがいます。
最初は、数百円とか数千円をとったり取られたりで、リアルな数字なんですが、数万円とかになるとちょっと嫌な数字になってきて、負けを取り返そうとしてついつい熱くなってしまう。勝負の世界って往々にしてそうなんですが、負ける奴ってスパイラルにはまると、加速度的に借金を積み重ねるんですよね。
数万円の負けが、そのうち、数十万円になって、「おまえ高校生になったらアルバイトして返せよ!」みたいな話になる。そうなると、さらにさらに何とかしたいという気持ちが強くなって、大勝負に出てしまう。
100万円超えると大体アウトですよね。負けている方はやけくそだから、無謀な勝負を繰り返すし、勝ってる方も、もはや何が何だか分からなくなってしまいます。結局は、現実離れした数字に膨らんでしまい、債権、債務は履行されなくなります。
その代わり、負けた奴はそれ以降、馬鹿にされ続けるし、中高生のことなので、後腐れなくちゃらにするなんてことはあり得なくて、卒業までそれがついて回るので、陰湿ないじめを受け続けることになります。
いじめる方もほどほどにしてやればいいとは思いますが、やはり、負ける方は自己管理をしっかりするべきでしょうね。負ける勝負はしない。余計なことにカネは出さない。これが鉄則です。トレードの世界もそうです。
マネー・ヘッタ・チャンのブログの最新記事「ほらふきダンディズム」(http://donicchi.jp.msn.com/bookreview/article.aspx?cp-documentid=5455535)は、なかなか考えさせられます。猿岩石の有吉弘之さんは、日本テレビの番組の企画で、ヒッチハイクでユーラシア大陸を横断し、一時、華々しくブレイクしたのですが、世間の懸念(期待?)通りに「一発屋」で終わってしまい、その後、不遇の時期が続いたわけですが、数年前から毒舌キャラで再び波に乗り、今ではバラエティ番組の常連にのし上がりました。
有吉さんのすごいところは、当初から「自分は一発屋だ」と自己分析ができていたことですね。だから、無駄金を使わず、テレビから干されても、貯金で食いつないで、生き延びることができた。
もし、派手にカネを使っていれば、今の復活はなかったでしょう。どこかで、身の破滅につながるような状況に陥り、最悪、犯罪に走ったり、生命の危機に遭ったかもしれません。
「入った金は出すな」。有吉さんが強調する鉄則は、至言ですね。私たちも肝に銘じるべきです。「利食い千人力」なのです。勝ちを積み重ねるのは至難なので、一回勝ったら、ちょっと間を置いてみる。やばそうなら深追いはしない。こうしたことを励行したいものです。
最近の相場は、下げれば戻すので、だれもが二匹目のドジョウを狙って、中途半端な価格で買ってきますが、これが一番怖い。また、端で傍観している者にとってもうっとおしいことこの上ない。下げるべきところで買って邪魔をする。上げるべきところで安値を叩く。国内機関投資家や個人投資家がやってしまいがちな誤りなのですが、こういうのは徹底して無視するのが無難です。
借金といえば、国レベルでどうしようもない連中がいますね。借金で借金を返そうとして、もうどうしようもない状況に陥っているのに、まだ、さらに金融ばくちで取り戻せると考えている馬鹿がいる。どこの国かもうおわかりですよね。
まあ、まだ過去の栄光もあるし、軍事で暴走しかねないので、みんな怖くて声を掛けられないのですが、もうすでにゲーム・オーバーです。私たちも貸した(勝った)金を払ってもらおうなんて、とても望めない。中学生がおいちょカブで負けて1000万円の借金を背負ったようなもんですから。
でも、いつまでも楽しい修学旅行が続くわけではありません。イベントが終われば、世界各国から白い目で見られ、「嫌われ者」「いじめられっ子」として扱われるのがオチでしょう。自己管理ができない人間の末路とはそんなものです。
私の経験では、中学の時の修学旅行でおいちょカブをやっていて(私は負けるといやなので参加しませんでしたが)、1000万円の借金を背負った、お馬鹿さんがいます。
最初は、数百円とか数千円をとったり取られたりで、リアルな数字なんですが、数万円とかになるとちょっと嫌な数字になってきて、負けを取り返そうとしてついつい熱くなってしまう。勝負の世界って往々にしてそうなんですが、負ける奴ってスパイラルにはまると、加速度的に借金を積み重ねるんですよね。
数万円の負けが、そのうち、数十万円になって、「おまえ高校生になったらアルバイトして返せよ!」みたいな話になる。そうなると、さらにさらに何とかしたいという気持ちが強くなって、大勝負に出てしまう。
100万円超えると大体アウトですよね。負けている方はやけくそだから、無謀な勝負を繰り返すし、勝ってる方も、もはや何が何だか分からなくなってしまいます。結局は、現実離れした数字に膨らんでしまい、債権、債務は履行されなくなります。
その代わり、負けた奴はそれ以降、馬鹿にされ続けるし、中高生のことなので、後腐れなくちゃらにするなんてことはあり得なくて、卒業までそれがついて回るので、陰湿ないじめを受け続けることになります。
いじめる方もほどほどにしてやればいいとは思いますが、やはり、負ける方は自己管理をしっかりするべきでしょうね。負ける勝負はしない。余計なことにカネは出さない。これが鉄則です。トレードの世界もそうです。
マネー・ヘッタ・チャンのブログの最新記事「ほらふきダンディズム」(http://donicchi.jp.msn.com/bookreview/article.aspx?cp-documentid=5455535)は、なかなか考えさせられます。猿岩石の有吉弘之さんは、日本テレビの番組の企画で、ヒッチハイクでユーラシア大陸を横断し、一時、華々しくブレイクしたのですが、世間の懸念(期待?)通りに「一発屋」で終わってしまい、その後、不遇の時期が続いたわけですが、数年前から毒舌キャラで再び波に乗り、今ではバラエティ番組の常連にのし上がりました。
有吉さんのすごいところは、当初から「自分は一発屋だ」と自己分析ができていたことですね。だから、無駄金を使わず、テレビから干されても、貯金で食いつないで、生き延びることができた。
もし、派手にカネを使っていれば、今の復活はなかったでしょう。どこかで、身の破滅につながるような状況に陥り、最悪、犯罪に走ったり、生命の危機に遭ったかもしれません。
「入った金は出すな」。有吉さんが強調する鉄則は、至言ですね。私たちも肝に銘じるべきです。「利食い千人力」なのです。勝ちを積み重ねるのは至難なので、一回勝ったら、ちょっと間を置いてみる。やばそうなら深追いはしない。こうしたことを励行したいものです。
最近の相場は、下げれば戻すので、だれもが二匹目のドジョウを狙って、中途半端な価格で買ってきますが、これが一番怖い。また、端で傍観している者にとってもうっとおしいことこの上ない。下げるべきところで買って邪魔をする。上げるべきところで安値を叩く。国内機関投資家や個人投資家がやってしまいがちな誤りなのですが、こういうのは徹底して無視するのが無難です。
借金といえば、国レベルでどうしようもない連中がいますね。借金で借金を返そうとして、もうどうしようもない状況に陥っているのに、まだ、さらに金融ばくちで取り戻せると考えている馬鹿がいる。どこの国かもうおわかりですよね。
まあ、まだ過去の栄光もあるし、軍事で暴走しかねないので、みんな怖くて声を掛けられないのですが、もうすでにゲーム・オーバーです。私たちも貸した(勝った)金を払ってもらおうなんて、とても望めない。中学生がおいちょカブで負けて1000万円の借金を背負ったようなもんですから。
でも、いつまでも楽しい修学旅行が続くわけではありません。イベントが終われば、世界各国から白い目で見られ、「嫌われ者」「いじめられっ子」として扱われるのがオチでしょう。自己管理ができない人間の末路とはそんなものです。
米国の現実
週刊ダイヤモンド(ウェブ)の2011年9月30日付の特別現地レポート「アメリカで今、失業するということ」(http://diamond.jp/articles/-/14244)は一読の価値があります。
米国在住の日本人ジャーナリストの記事ですが、改めて、米国経済の荒廃ぶりが実感できる記事です。これまでにも同様の記事は出ていますが、この記事も米国の残酷な現実をリアルに描いていて、基本的にはショート・ポジションしかあり得ないということを再認識させられます。
日本も決して他人ごとではないのですが、円高のおかげもあって、物価が安定しているので、贅沢さえ言わなければ、失業しても何とか暮らしていけるでしょう。例えば、恒常的に人手不足である、介護であるとかタクシー運転手とか飲食店などの接客業であれば、年収200万円(2万6000ドル)くらい得られるでしょうから(ちょっと厳しい? 150万円くらい?)、かなり苦しいながらも、今の米国なら胸を張れる所得水準です。
記事を読む限りでは、米国だとそういう仕事がなかなかなさそうですね。日本の場合、人口が密集しているというのが大きいでしょう。だから、ある程度の規模の都市に行けば、まったく仕事にありつけないということはない。
米国の場合、人口は先進国の中で唯一増えているのですが、密度が低いことが災いしていますよね。人が集まらないと経済は活性化しません。
私はラーメン店の訪問記を書いていますが、あれも一種のベンチャーだし、日本人らしい起業ですよね。比較的少ない元手で開業できるし、努力すれば、繁盛してそれなりに事業を拡大できる。起業というと何となく敷居の高いイメージですが、できることからやればいいんだし、衣食住は人間の生活の基礎です。暮らしにちょっとしたうれしい変化や喜び、うるおいを与える工夫がビジネスに結びつくのは大変いいことですね。
米国人の場合、御大層なことをやっている割に、地域経済への貢献とか、多くの人に役に立つというよりは、立身出世とか、権力、名誉欲、拝金が先に来るので、ずばぬけた企業が生まれる代わりに、排他的なので広がりとか深みに欠けます。日本人のように地道に努力する姿勢の方が、とっても地味ですが、むしろ受け入れられやすいし、長続きすると思います。どんなに偉そうにしていても人間一人の力なんて知れています。であれば、等身大以上に自分を見せかけるよりも、ちょっとした努力を積み重ね、マラソンをやる感覚でロングランで考えた方がいい。
ただ、そうした日本人的な“起業”だってそこそこの規模のマーケットがあるからこそ成り立つわけです。米国だと、人口30万でも大都市の部類ですよね。ほとんどは5万とか、10万人もいればいい方でしょうか。アメリカで大都市といっても、所詮は東京周辺のちょっと大きめの私鉄駅程度のもんです。そんな規模のマーケットだと新装開店しても厳しいですよ。せいぜいラーメン店1~2店生き残ればいい方でしょうね。人の胃袋の大きさだって限られているんだから、マックやビザハットにかっさらわれるのがおちです。
だから、地域密着の草の根のベンチャー企業が育ちにくいし、そうなると、地域経済自体が集積せず、脆弱なものにならざるを得ない。
記事中もありましたが、車がなければ何もできないというのもアキレス腱ですよね。私たちは長年、広大な土地に大きな家を構え、車社会のアメリカ式のライフスタイルにあこがれてきたのですが、経済が落ち込むとこれがあだになるわけです。
ドル安、資源価格高騰も追い打ちをかけますね。これでは庶民の生活は成り立ちません。マクドナルドで時給8ドルの仕事を得ても、ガソリン代と車のローンで、消えて行ってしまうわけです。
米国は一度、「日本列島改造計画」みたいな、再編をした方がいいでしょうね。都市に人口を密集させることぐらいできると思いますがね。そして、もう少し集積させて効率化しないと、米国全土がいずれ「限界集落」みたいになってしまうでしょう。
困っている人たちを何とかしたいと思うのは人情ですが、こうなったのもすべては米国の政治がおかしいわけで、その元凶は米国民にもあります。これは昨日も述べた通りです。ちゃんとした政治システム、政治家を育ててこなかった自業自得です。
しかも、米国は日本からさんざん米国債を買わせたり、金融詐欺で金を搾取しておいて、この体たらくです。自国民だけでなく他国民まで巻き込んで不幸にさせるという。一体何なんでしょうね。あの国は。
米国在住の日本人ジャーナリストの記事ですが、改めて、米国経済の荒廃ぶりが実感できる記事です。これまでにも同様の記事は出ていますが、この記事も米国の残酷な現実をリアルに描いていて、基本的にはショート・ポジションしかあり得ないということを再認識させられます。
日本も決して他人ごとではないのですが、円高のおかげもあって、物価が安定しているので、贅沢さえ言わなければ、失業しても何とか暮らしていけるでしょう。例えば、恒常的に人手不足である、介護であるとかタクシー運転手とか飲食店などの接客業であれば、年収200万円(2万6000ドル)くらい得られるでしょうから(ちょっと厳しい? 150万円くらい?)、かなり苦しいながらも、今の米国なら胸を張れる所得水準です。
記事を読む限りでは、米国だとそういう仕事がなかなかなさそうですね。日本の場合、人口が密集しているというのが大きいでしょう。だから、ある程度の規模の都市に行けば、まったく仕事にありつけないということはない。
米国の場合、人口は先進国の中で唯一増えているのですが、密度が低いことが災いしていますよね。人が集まらないと経済は活性化しません。
私はラーメン店の訪問記を書いていますが、あれも一種のベンチャーだし、日本人らしい起業ですよね。比較的少ない元手で開業できるし、努力すれば、繁盛してそれなりに事業を拡大できる。起業というと何となく敷居の高いイメージですが、できることからやればいいんだし、衣食住は人間の生活の基礎です。暮らしにちょっとしたうれしい変化や喜び、うるおいを与える工夫がビジネスに結びつくのは大変いいことですね。
米国人の場合、御大層なことをやっている割に、地域経済への貢献とか、多くの人に役に立つというよりは、立身出世とか、権力、名誉欲、拝金が先に来るので、ずばぬけた企業が生まれる代わりに、排他的なので広がりとか深みに欠けます。日本人のように地道に努力する姿勢の方が、とっても地味ですが、むしろ受け入れられやすいし、長続きすると思います。どんなに偉そうにしていても人間一人の力なんて知れています。であれば、等身大以上に自分を見せかけるよりも、ちょっとした努力を積み重ね、マラソンをやる感覚でロングランで考えた方がいい。
ただ、そうした日本人的な“起業”だってそこそこの規模のマーケットがあるからこそ成り立つわけです。米国だと、人口30万でも大都市の部類ですよね。ほとんどは5万とか、10万人もいればいい方でしょうか。アメリカで大都市といっても、所詮は東京周辺のちょっと大きめの私鉄駅程度のもんです。そんな規模のマーケットだと新装開店しても厳しいですよ。せいぜいラーメン店1~2店生き残ればいい方でしょうね。人の胃袋の大きさだって限られているんだから、マックやビザハットにかっさらわれるのがおちです。
だから、地域密着の草の根のベンチャー企業が育ちにくいし、そうなると、地域経済自体が集積せず、脆弱なものにならざるを得ない。
記事中もありましたが、車がなければ何もできないというのもアキレス腱ですよね。私たちは長年、広大な土地に大きな家を構え、車社会のアメリカ式のライフスタイルにあこがれてきたのですが、経済が落ち込むとこれがあだになるわけです。
ドル安、資源価格高騰も追い打ちをかけますね。これでは庶民の生活は成り立ちません。マクドナルドで時給8ドルの仕事を得ても、ガソリン代と車のローンで、消えて行ってしまうわけです。
米国は一度、「日本列島改造計画」みたいな、再編をした方がいいでしょうね。都市に人口を密集させることぐらいできると思いますがね。そして、もう少し集積させて効率化しないと、米国全土がいずれ「限界集落」みたいになってしまうでしょう。
困っている人たちを何とかしたいと思うのは人情ですが、こうなったのもすべては米国の政治がおかしいわけで、その元凶は米国民にもあります。これは昨日も述べた通りです。ちゃんとした政治システム、政治家を育ててこなかった自業自得です。
しかも、米国は日本からさんざん米国債を買わせたり、金融詐欺で金を搾取しておいて、この体たらくです。自国民だけでなく他国民まで巻き込んで不幸にさせるという。一体何なんでしょうね。あの国は。